TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』は月~金の11:00~13:00生放送。
11月11日の放送。
今回の指令は・・・
惣菜激戦区をサバイバルする「肉のミゾグチ」をハントせよ!今回ハントしたのは、「肉のミゾグチ」というお店。場所は、京急の雑色駅。京急蒲田駅のお隣の駅です。
駅の改札を出て、30メートルほど高架沿いに進むと、すぐに雑色商店街があります。道路の幅が5メートルほど300メートルほど続いて、かなり賑わっています。「肉のミゾグチ」はその商店街を200メートルほど進んだところの左手にあります。



お店の間口は、5メートルほど。店の前でお総菜を売っていて奥でお肉を売っています。名前の通り、お肉屋さんですが、お総菜もチカラを入れていて、揚げ物はもちろん、サラダ、焼きそば、カツサンドなどなど、常時30種類以上の惣菜から、今日の食卓のおかずを選べるのが特徴。
今回はその中から人気の「とろ~り玉子メンチカツ」と「おとうふメンチカツ」をスタジオに用意しました。


「とろ~り玉子メンチカツ」は「メンチカツの中にゆで卵」といういわゆるスコッチエッグの形式ですが、ひとつ違う点が!中の卵が半熟なんです。
「おとうふメンチカツ」。材料は、豆腐、玉ねぎ、鶏ひき肉という、ヘルシーな一品。なんと、1枚100円!
開業60年という「肉のミゾグチ」。なぜ常に30種類も惣菜を並べるのか。三代目のご主人・溝口タケシさんによると・・・

「狭い町で常連さんに違うものを食べて欲しいので。季節でメニューを変えている。ケースの中だけで12種類、全体では30種類を並べる」(溝口さん)
個人の店なのに毎日30種類も並べるのは、雑色駅はお総菜屋さんが多く、「ライバル店との違いを出すため」」と、「一番大事にするべき常連さんが飽きないように」という心意気。



自家製のローストビーフが売っていますが、普通のローストビーフと、流行りの“低音調理のローストビーフ”の2種類を販売。ほかに、評判がいいのは、「カレールー」650円。小笠原アナも個人的に買って帰ったほど。雑色駅から引っ越した常連さんがわざわざ買いに来ることもあるのだとか。
50歳の溝口さんは現在、奥様と2人で切り盛りされていますが、跡継ぎは、高校生の息子が昔は継ぐと言ってくれて、現在も期待しているそう。雑色商店街も、フランチャイズのお店がかなり増えて、閉めた店も多いが、個人の飲食店は増えているんだとか。

■営業時間:午前10時から夜8時まで
■場所:京急の「雑色駅」から徒歩2分
◆11月11日放送分より 番組名:「ジェーン・スー生活は踊る」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20191111110000