毎週月曜日~木曜日、朝8時30分からお送りしているTBSラジオ「伊集院光とらじおと」
9月15日(火)のゲストは、歌舞伎俳優の市川猿之助さんでした。
ドラマ「半沢直樹」撮影の舞台裏ドラマ「半沢直樹」で当たり役となった「伊佐山」のセリフで登場した市川猿之助さん。
また、猿之助さんは市川亀治郎時代に行ったブルーマンとの共演について「化粧をやりたいんだけども、化粧できるまで音楽引っ張ってくださいっていうと、ブルーマンは『いやもう1曲で完全だからその曲でしかできない』って」とその難しさを振り返り、この話に食いついた伊集院さんが「観客として見てると、おそらく歌舞伎の方が合わせられない形で、逆にブルーマンみたいな近代的なやつはいくらでもアドリブがきくと思い込んでるんです」と話を振ると、猿之助さんは「日本の芸能ってアクシデントに強いから」と名言を残しました。
伊集院と竹内が驚愕!市川猿之助さんオススメの歌舞伎の演目そんな猿之助さんにオススメの歌舞伎の演目をうかがうと、その答えは「金幣猿島郡(きんのざいさるしまだいり)」とのこと。猿之助さんは、その中の清姫編の話の筋を「すごいのは、ある1組のカップルに別々の男と女が惚れて振られて、その1組のカップルに振られた同士が合体して祟る」と熱っぽく語ってくれました。この筋を聞いた伊集院さんと竹内さんは二人で声を合わせて「祟るの!?」とぶっ飛んだ話の展開に驚愕。歌舞伎への興味がますます深まった様子でした。
今月26日まで東銀座の歌舞伎座で行われている『九月大歌舞伎』は安心してお客様に楽しんでもらおうと新型コロナウイルスへの対策を万全にしているとのこと。猿之助さんは「4部制にして全てスタッフから楽屋の全部入れ替えです」「どっかが駄目ならその部だけ休めばいいように。全体に被害が及ばないようにしてるから、もちろんそれに対するリスクもお金もかけてるけども、それをかけてでも安心して見ていただきたいっていう、ただそれだけです」と話してくれました。
◆9月15日放送分より 番組名:「伊集院光とらじおと」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20200915100000