TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』毎週月曜日~金曜日 朝6時30分から放送中!(3月18日(金)放送分)
7時30分過ぎからは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」
今週水曜日、16日の深夜11時36分頃、宮城と福島で震度6強の地震が起こりました。首都圏でも震度4・・・かなり揺れましたよね。
「強い揺れを感じた時、あなたはまず、何をしましたか?」
一番多かった声は「家具を押さえた」
●「CDラックを押さえました。ちょっと背の高さのあるCDラックで、びっしりなんで、倒れちゃうと後片付けが大変なんでそれを必死で押さえてました、ずっと。」
●「僕は地震が起きた時にまず近くにいた父親を起こして、地震が起きたよ、大丈夫、みたいな感じで声を掛けにいきました。僕一人だと、もし地震が強くなった時に、止められないんで、家族を起こして倒れてくるものとかがあった時に押さえられるようにしようかと。」
●「夜中の地震でしょ?もう寝ていたからウツラウツラしながら、揺れてるなって感じなので、起きて何かしようとは思わなかった。」
●「何も出来なかったです。ベットに居たんですけど、どうなるんだろう?どうなるんだろう?と思って、怖い怖いと思ってただただ、おさまるのを待っちゃってた感じです。」
●「テレビが揺れていたんで、テレビを押さえました。ま、確かに何やっていいのかなっていうのは、そんな強くならないだろうっていう、地震、結構多いじゃないですか、だから、すぐに終わるんだろうなって思ったんですけど、昨日のは結構デカかったじゃないですか、イザ、そうなった時って意外と何やっていいか分からなくなるもんだなって思いましたね。」
それぞれありましたが、一番多かった行動は、家具を押さえに行く、というもの。後は、怖くて何も出来なかったという人もいれば、寝ていたので何もしなかったという人、そして、最後の方のように、何をやっていいのか分からなくなった、という声もありました。揺れが強ければ強いほど、テンパってしまいますよね。
避難経路を確保しました
一方、こういう声もありました。
●「NHKを付けた、テレビ。あとは窓を開けました。
●「玄関に通じるドアを開けて、避難が出来るようにしました。起きてました、寝るところで、すぐにパジャマじゃない、ジャージみたいな外に出られるやつに着替えた。でもなんか、似たようなのが何回かあったので、その時に、同棲している彼氏とこういう時にこういう対応しようね、みたいな話はしていたんで。」
●「俺はまず家族皆リビングに居たんでドアを開けました。とりあえずリビングの。一応玄関のドアもちょっとだけ開けるようにしといて、なんとか避難経路はこれで確保できるかなって思ったんで、あとは好きな食べ物を手にいっぱい持っていつでも逃げれるようにしときました。東日本大震災があったじゃないですか、その時僕、まだ小さくて、それが終った時とかに家族と話した時に、こういう事をしたらいいんじゃないか、みたいな話になって、ちょっと、あ、って思ってガチャって開けたりしてました。高一で16歳です。」
窓やドアを開けて避難経路を確保したそうです。皆さん、防災意識が高いです。家族で話し合った事を、とっさに行動できる16歳に感服しました。
ベッドの上でじっとしてました
そして、こういう方もいました。
●「ベッドの上でじっとしてました。変に動かないで、あ、もう停電したのが分かったので、一回目、揺れた時点で停電したのが分かったので、電気付けようもないし、変に動いて、何かモノが落ちてきて踏んでもイヤなのでベッドの上が一番安全だなって思って。
すぐに停電したので、ベッドの上でじっとおさまるのを待っていた。灯りがなく、真っ暗な状況で動くのは危ないですものね。冷静に判断していました。あわてない、というのは大事ですね。
ベッドの下に置いてある靴を履きました
最後に、こんな行動がありました。
●「寝てたんですけど、靴を履きましたね。ベッドの下に靴を置いてあったんで靴履きました。なんか踏んでもいいように。自宅です。防災の話もあったりしたんで、別に邪魔にならないスペースだからポーンって入れておいた。
ベッドの下に置いてあった靴を履き、リビングに行って揺れを確認したそうです。それにしても、皆さんの防災意識が素晴らしいです!
気象庁は「今後一週間程度は、最大震度6強程度の揺れに警戒してほしい」と呼び掛けていますから、「備えあれば憂いなし」ですね。