TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』月~木曜日の11時から放送中!(4月6日(水)放送分)

伝筆って聞き馴染みない方も多いのではないでしょうか。
「伝える」に「筆」で、伝筆。

丸っこくて可愛らしい。でも勢いがある字。そんな伝筆、自分で描けるようになりたいなぁ、ということで、今日4月6日(水)「生活情報」では、実際に習ってみました。
教えてくれたは、一般社団法人 伝筆協会の代表理事、侑季蒼葉さん!
侑季さんに伝筆とは何かを伺うと・・・

「伝(つて)を辿る、伝を広げる、伝を深める」というような言葉がありますが、「伝」=「ご縁」と考える。筆ペンを使ってご縁を広げたり、深める。 たった数時間でセンスの有無・書道経験の有無関係なしで書けるアートな文字が伝筆。

伝筆は文房具屋さんで売っている「筆ペン」を使います。筆ペンなので多少乱暴に扱っても大丈夫だそう。先生に教わりながら、試しに描いてみました!

筆ペンを立てて先端を使うことで細い線、筆ペンを寝かして根元まで使うことで太い線を出せる。そうすることで、字にメリハリが出るので、字が上手いか下手かは関係なく字を上手く見せることができるそう。

▼練習スタート。
最初は一本の細い線、一本の太い線を書く練習から始まった。

(それもなかなか手こずったが・・・)
今度は、一本の線を、太い線から徐々に細くしていく、という練習。あとは右利きの人だったら漢字の「一」は左から右に書くが、伝筆の場合「右から左」に書く線もあるということで、その練習をしたり。30分ほど練習していざ実践。実際に文字を書くことにした。

事前に書きたい文字=言葉を先生に伝えて、そのお手本を先生に作ってもらった。今回選んだのが、小倉さんの座右の銘「勢いと勘違い」。

ただ、先生のようになかなか上手くいかない!ですが、先生が本当に本当にたくさん褒めてくれるんです!

また、先生曰く「作品だから間違いはない。思いっきり書きましょう」と。そして最後は葉書に直接「勢いと勘違い」を清書。それがこちら!

丸っこくて可愛らしい。でも勢いがある字「伝筆」に挑戦してみた...の画像はこちら >>

今回、伝筆とは何か、という説明から練習、本番まで全部で60分。逆に60分でここまで書けるようになるのは本当に魅力。

丸っこくて可愛らしい。でも勢いがある字「伝筆」に挑戦してみた!
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