TBSラジオ「イモトアヤコのすっぴんしゃん」毎週水曜日夜9時30分から放送中!
イモトが、11月に発売される初のエッセイ本の発売の情報が解禁になったということで、本のタイトルの由来、本の内容にも言及。「ぜひ、読んで欲しい!」というものの、イモトには一つ不安があるという・・・。
イモト:おしゃれライフスタイル誌『CREA』で連載中の私の大人気で大好評のコラム「旅は道づれ世はWOW!」が書籍化されることになりました!嬉しい!初エッセイ本ですね。ここからメモのご準備を!11月5日に店頭に並び始め、9日から発売となります!
大好きなさくらももこさんのエッセイを真似て・・・イモト:で、連載とはタイトルが違うのでご注意を!本のタイトル、決まりましたよ。イモトアヤコ、初のエッセイ本「棚からつぶ貝」でございます!!予約もアマゾンなどから出来ますので宜しくお願いします!どうですか、「棚からつぶ貝」、いいでしょ~!・・・ちょっとね、変わったタイトルというか、よくわからないタイトルではありますよね。なぜ、このタイトルにしたのか、ちゃんと伝えたい!意味もありますし、本のあとがきにも書いてあります。タイトルは自分で決めてよくて、何がいいのかな~とずっと考えていたんですよね。わたし元々、さくらももこさんがすごく好きで、「さるのこしかけ」や「たいのおかしら」のエッセイのような、よく意味はわからないけど可愛らしいなあという方がわたしは好きだなと思って。
なぜ、「棚からつぶ貝」なのかイモト:でもわかりやすくないし、どうしようかなと考えてたんですけど。自分の好きなことわざを挙げてたんですよ。で、わたし、「棚からぼた餅」ということわざがすごく好きで、何もしない人が楽して良いことを得るみたいに思われていますけど、私は棚に行くことも大事だなと思っていて、私自身、とりあえず棚までは行ってみると生きてきたので、ぴったりだなと思って。
「棚からつぶ貝が出てきたらテンション上がるな~」(イモト)「それです!」(涼子)イモト:で、その時、私の大大大好きな、あの有名な中村涼子さんと一緒にいたんですよ。
イモト:これを後日、東京に持ち帰り、出版社の方と打ち合わせをした時に言うのがすごく恥ずかしかったんですけど(笑)つけた理由も含めていいですねって言ってくださったので決まりました。・・・てか、この情報、マイナスかな!?オールカットでお願いしようかな!?どうしよう。。。イモトさんがつぶ貝が好きって世の中の人知ってるかって、たしかに・・・。でも、もう決まっちゃったんです!ここから変えられないよね!?あれ、このタイトル、やめる!?みんな・・・気を使ったのかな・・・。(イモトさんもゴリ押ししてるし、「棚からつぶ貝」にしとく?ちょっとよくわかんないけど。
イモト:でも本は、私の周りにいる、出会って素敵だなと感じた仲間だったりとか、海外で出会った人たちとか、そういう方達に向けた“片道ラブレター”みたいな内容となってますので、わたし的には自慢でもあります!こんな素晴らしい方達が周りにいるんだよというのを、皆さんに声を大にして言いたくて書いた本なので、ぜひ読んでほしいなと思っております!

イモト:この前の「イッテQ」の放送、見てくれたでしょうか。わたし、なんと!あの『ブルーインパルス』に乗りました!いやあ、かっこよかったですね~。この企画は一ヶ月くらいは動いてましたよ。放送には無かった身体検査を受けたり、その後、宮城に行ったり、浜松で訓練を受けて実際に飛行機に乗って。その浜松もほんとの自衛隊の方達と同じように受けないと証明書を頂けないので、例えば座学という授業を3~4時間はイスに座って授業を受けて。航空自衛隊の方が手厚いおもてなしをしていただいて。「ワタナベエンターテインメント イモトアヤコ様」みたいな名札を作ってくださったり、小さい気遣いも嬉しかったんです。
イモト、『保命』の授業を受けるイモト:細かくは放送できてないですけど、“戦闘機に乗る人の心得”みたいなのをめちゃくちゃ学びました。緊急脱出の際はイスごと飛び出るんですよみたいなことを放送でも言ってましたけど、あれ、ほんとにすごいことで。
イモト:緊急脱出した後の行いを保つ命と書いて『保命』と言うんですけど、保名の授業も1時間くらいは受けました。いちばん「なるほどな~」と思ったのが・・・、ここでクイズです。パァーンと飛行機の脱出します。ちなみにここだけの話、出るときは“10何G”かかるんですって!ほぼすべての人は気を失うと。で、海に落ちたくらいで意識が戻ると言ってました。そして海に落ちますよね、意識が戻って自分はここにいることを自覚してまず最初にしなきゃいけないことってなんだと思いますか?保命するバッグに食料だったり色んな物が入っているんです、そこから1番目にすることを聞いた時に「なるほど!」と思ったんですけど。
イモト:保命で最初にすることは・・・「船酔いの薬を飲むこと」なんです!確かに海の上で酔うけど何でですか?って聞いたら、何日そこにいるかわからないから、そこに至るまでに食べた食べ物を吐くことが命を縮めることになるんですって。自分の体の中にある栄養を吐いて出さないために、最初に船酔いの薬を飲むんですって!なるほど~!っと思って!
イモト:で、それから24時間は何も食事を取っちゃいけないんですって。人は朝食べた物で1日は生き延びられるから、と言われて。
イモト:そんなかなり特殊な授業を受けて訓練をして実際に乗ったんですけど。でも凄かったなあ~!やっぱり普通の飛行機と違って、乗るだけで体が感じるGがあるし、スピード感が絶対的に違いますし。新幹線で時速300キロで、ブルーインパルスはその3倍の900キロから1000キロですから。飛んでるだけで体の負担があるし、それでアクロバティックな動きをするとなると、ほんとに苦しいし。私は乗ってるだけだったけど、前にいるパイロットの方はそこで操縦をするんですよ。あんな近々な距離で。だから航空自衛隊の方の技術を間近で見たことは貴重な経験になりましたね。
『ブルーインパルス』に乗る時には安定した精神状態をイモト:あと、航空自衛隊の方の人柄も素晴らしくて。
イモト:理由があって、もちろん家族を大事にするのはそうなんですけど、プラス、ギリギリの精神状態で飛行機を操縦するということは、技術ももちろんそうなんだけど、精神の安定が一番なんですって。(産まれるかな、病気が心配)という状態でパイロットが操縦する方が危険だから、精神的に安定した状態で乗ることが決められていて。だから家族行事を優先させるって話を聞いて、そこも素敵だなって思って。航空自衛隊、もう最高よ!!もう全員んい惚れましたね~カッコよかった~。もちろん、ブルーインパルスに乗ってかっこいいというのもあったんだけど、航空自衛隊の方の人柄、仕事をする姿勢も間近でで見られて、とても良い経験になりましたね。自分でオンエアを見ていても気持ちがよかったです。心から飛んでよかったなと思いました。

(オススメ紅葉スポットとして「日光いろは坂」を挙げたリスナーさんのメールを読んで・・・)
イモト:私、初めて聞きましたよ!「いろは坂」って有名ですか!?ちょっと待って!これって大人として恥ずかしいこと!?日光東照宮はもちろん知ってますよ。日本でいちばん有名な紅葉?長野県の山の上の涸沢カールとか・・・。違うの!?ごめんなさい、私、名前も知らなかったです!逆に見たくなってきました。渋滞するの、ここ?まったく想像がつかないです!カナダのメープル街道は知ってますよ、行ったし。みんな知ってるの?知らないのは34歳の大人として恥ずかしいわ~。どのくらい有名?どれレベル?東京タワー、浅草!?いやいやいや、それだったら知ってるよ!じゃあ鳥取の大山より有名ってこと? 34歳に初めて知りました。栃木の方、申し訳ない!

TBSラジオ「イモトアヤコのすっぴんしゃん」(10月21日・水曜放送より)
◆10月21日放送分より 番組名:「イモトアヤコのすっぴんしゃん」」
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