TBSラジオ「松岡茉優 マチネのまえに」毎週日曜お昼12時から放送中!

11月1日・日曜お昼12時から放送された、第31回放送。

松岡茉優「12年前、台本にふりがなを振ることを「山ちゃん」に...の画像はこちら >>

おうち収録中に・・・謎の音!

松岡:(コツッ)

痛っ。

痛~い!(笑)

前に「おうち収録」の私の録り方のスタイルをご紹介した時って、三脚を立ててると申し上げたと思うんです。最近は高さが出れば別に三脚を立てなくてもいいじゃんって思って、机の上に台本、iPadを立てて。で、今は皆様にお声を届けさせて頂いてるボイスメッセージを机の上にティッシュの箱とか、いろいろ・いろいろと積み重ねて口の高さまで持ってきてます(笑)

これね、コロナ禍で「おうち収録」というのは始まったんですけど、皆様から(おうち収録の“家感”がいいです!)みたいなことを言っていただいた環境もあって、コロナ対策ももちろんあるんですけど、こうやっておうち収録を続けさせていただいております!

ので、私の机に私の骨が当たりました、失礼しました(笑)

そして今日はですね、私は「水筒」がありまーす。この水筒はもう3年ほど使って、シールも剥がれかけているんですけど。

(水筒を開けて一服)

“なんで水筒を使っているか”と言いますと!・・・あとで話しますね!!

松岡茉優「12年前、台本にふりがなを振ることを「山ちゃん」に教わりました」

「1年過ぎるの、早くね?」→法則がある!?

松岡:11月に入ったということは、11月、12月ときて、来年は2021年でございます。

2020年はとても区切りがいいし、オリンピックもある予定だったし。すっごい楽しくて、すごい充実した一年になるんじゃないかなんて思ってたけど、わりとほとんどの時間、立ち止まっていた方のほうが多いのかなと思います。

コロナで外出禁止が出てる頃は、おうちにずっといたり、お仕事も復活したり、学校も復活しながらもオンラインでね。日常には戻ってないという方も多いかなと思います。

来年も楽しいワクワクしてもらえるようなコンテンツを作れるように!・・・コンテンツであってるかな(笑)作品を通して皆さまが明日も頑張ろうとか、これが公開されるまでは頑張ろうとか、そんな風に思ってもらえる仕事ができるように、とてもとても小さな小さな力ですけど頑張りたいなと思います。あと2ヶ月、頑張りましょう!私も頑張ります!

~1年過ぎるの、早くね?~

そうは言っても、あと2か月あるわけなんで。やっぱりこの時期になると「1年過ぎるの、早くね?」みたいになりますよね(笑)

私のこのラジオのスタッフさんが時間の流れが速いと感じる“時間感覚”のことについて調べて下さったので、その結果を私からお話しさせて頂きますね。

時間の流れは皆平等に流れているはずなのに、大人になっていくにつれて「早い!」と感じる方が多いかと思います。

それを『ジャネーの法則』というそうです。

「なんとかじゃねぇ?」じゃなくて『ジャネー』ですね。

それによりますと、計算上、“5歳の人間の1ヶ月は、50歳の人間のほぼ1年と同じ”ということなんだそうです。5歳の1ヶ月は50歳の1年!図をスタッフさんが書いてくださったのでちょっと見てるんですけど・・・生まれてから、ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅーっと、60歳70歳80歳がギュギュッとしているんですよ!

松岡茉優「12年前、台本にふりがなを振ることを「山ちゃん」に教わりました」

「こりゃ、早えよな」っていう感じです(笑)

もちろん、「5歳の1ヶ月」と「50歳の方の1年」というのは違いますよね。違うんですけども、でも法則ではそうなってるみたいですよー。

それこそ小学生の頃は(給食が何か)とか(今日は授業の中に体育があるか・ないか)とか、そんな本当に一日の些細なことがとっても重要だったなと思います。給食が自分の好きなものだけですごく充実したような一日に感じたりとか(笑)

今は、自分の好きな食べ物をご自分に与えてもさほど喜びません(笑)喜ぶのはせいぜい30分ですね。その後すぐ忘れるし、嫌なことがあれば食べたことなんか忘れてしまいますし。「扱いづらくなったな~」って自分で思います(笑)でも、自分の好きな物をチョイスして、自分を甘やかしながら、この一瞬に過ぎる1年をまた楽しんでいければいいかなと思います。

ニール・サイモンさん作×三谷幸喜さん演出の舞台の稽古が始まりました

松岡:さてさて、先ほどから伸ばしまくっておりますが、何で水筒を持っているか・・・

このあと、お稽古に行くからです!

というのも、『シスカンパニー公演 23階の笑い』が12月より公演がスタートするんですけども、そのお稽古が始まっております。

世界の喜劇の王様ニール・サイモンの作品を、舞台で日本の喜劇の王様・三谷幸喜さんが演出なさるんです。

私事ですけども、ニール・サイモンさんの作品は子供の頃からお芝居のレッスンで戦ってきたんですね。ちょっとですよ、ちょびっとなんだけど。「なんじゃこりゃ、わけがわからん。どうやって演じりゃいいんだ、、、」って、ずっと思ってたものを、いよいよお仕事で、皆様がとても高価な金額を払って見に来てくださる舞台というもので、お仕事としてお引き受けする時が来まして。お金を払っていただくに恥じないお芝居をしなくちゃいけないという、いま自分で自分の首を絞めてる状態なんです。

ただ、今本当に日々幸せを噛み締めておりますのが、やっぱり舞台で皆様に会える約束があるということ。舞台挨拶も今年の3月に行ったのが私は最後なんですが、それもお客さんを入れずの舞台挨拶でした。なので、皆様とお会いする約束というのがまったく無いまま今日まで来ましたので、皆様とお約束ができることがとてもとても嬉しく、その準備ができていることに感謝しています。

あとは、やはりニール・サイモンの解釈というのが、私は自分一人で全然できなくてですね、恥ずかしくて。わりとコンプレックスに近かったんです、台本が読めない、読みきれないという。そんなことばかりなんですけど、特にコンプレックスが強かったです。だから三谷幸喜さんが解釈されたものを私がご享受して、それがお芝居できるということ、三谷さんの解釈がこうだと思う、こうして欲しいというのも俳優として受けれるということに幸せを噛みしめています。

技術ではまったく先輩の皆様にかなわないんですけれども、最年少ということで元気に最後まで頑張りたいなと思ってます。チケットは今月下旬に発売だったかな。ホームページの方を確認してもらえれば嬉しいです。お待ちしてまーす。

で、水筒なんですよ。この水筒を今日も稽古に持って行きます。そのためにお茶を入れましたのを、ちょっとフライングで飲んでまーす。行く前に無くなっちゃったりして(笑)

松岡茉優「12年前、台本にふりがなを振ることを「山ちゃん」に教わりました」

最近買って良かった物<スチームアイロン>

ラジオネーム「きらきらぼし」さん
先週の放送で、茉優ちゃんが「フードプロセッサー」を買って良かったとお話されていましたが、私はその時まさに「買って良かった物」を使いながらラジオを聴いていました。それは『スチームアイロン』です。先端からスチームがジュワ~っと出てくるアイロンを手にもって、ハンガーにかけたままの服にシュワ~っとあてると、シワが取れていきます。「アイロン台を出して」のアイロンは面倒で、でも着たい服がシャツだったりするとシャキっとしたいし。ということで買ってみたのですが、これはとっても便利でした。

茉優ちゃんは家でアイロンをかけますか?

松岡:「スチームアイロン」は、私たちの周りだと“スタイリストさん”は、たぶんスチームアイロンが一般の家庭にシェアが増える前から使ってたかなと思います。私が物心ついた時には使ってたんじゃないかな。

なので、我が家にも1台あります。でも私、なかなかアイロンはかけなくて~。シャツですごい目立つ時以外は大人として恥ずかしいと思いながら、しわっとした服も着ることあります。

「梅作り」の手間は惜しまないんですけど、私の中で優先順位が低いんでしょうね。あんまりやらないなぁ。お恥ずかしい。恥ずかしいなと思うんです、25歳になって、しわっとした服を着るの。これを機に頑張りたいなと思います。

松岡茉優「12年前、台本にふりがなを振ることを「山ちゃん」に教わりました」

ラジオを聴きながら何してますか?「私はラジコのタイムフリーで・・・」

松岡:そういえば・・・、皆さんはこのラジオをお聴きになりながら、何をされていらっしゃるのかしら?

受験勉強という方も季節的にいらっしゃるかもしれないし、お車を運転されてるという方もいらっしゃるのかしら。運転気をつけてくださいね。

あとはご飯の支度をされてたりとか。ご飯の支度をしてるなら、もう少しはっきりゆっくり喋って欲しいですよね、何かやりながらですからね。

私もよく「ラジコのタイムフリー」で料理を作りながら、お掃除しながら、お風呂に入りながら聞くんです。

お風呂が特に難しくて。シャワーの音で聞こえなくなるから音をあげるんですけど、湯船に入ると大きいじゃないですか。難しいですよね。

皆さんも今どうやってラジオを聴いて下さってるんでしょうか?いつも聞いてくださってありがとうございます。

松岡茉優「12年前、台本にふりがなを振ることを「山ちゃん」に教わりました」

最近買って良かった物<南部鉄器の急須>

ラジオネーム「うるうのマーズ」さん
まゆちゃん、こんにちは。僕も去年、「南部鉄器の急須」を買いました。これと、お気に入りの茶器で自分で煎じた玄米茶を飲むのが、冬の楽しみになりました。今年もそろそろ始めようと思います!

松岡:自分で煎じた玄米茶ってことは炒ってらっしゃるのかしら。お米を炒って作ったりなさるんですよね、きっと。

いいなあ~、なんか香ばしさが違いそう。

「南部鉄器」いいですよね、私より先輩だわ。南部鉄器、ちょっと高価なんですよー。やっぱり良い物は高いんですね。高価だなと思いつつも長く使えますので、私も今後ずっと長く使っていきたいなと思ってます、大切に使います。

松岡茉優「12年前、台本にふりがなを振ることを「山ちゃん」に教わりました」

最近買って良かった物<肩こりが解消する枕>

ラジオネーム「あゆみ」さん
わたしは最近「肩こりが無くなる?良くなる?枕」を買いました!!毎日深夜まで課題や記録と睨めっこしていたら、知らず知らずのうちに肩がガチガチに凝って、だんだん頭も痛くなってきてしまいました。このご時世だし、外出も控えてたので整体もなぁ~と思っていたところ、友達に「枕」を勧められたので思い切って買ってみました!そしたら、びっくりするほど肩こりが良くなりました☺︎教えてくれた友達に感謝です( ´. .̫ .` )

松岡:私も教えて欲しい!これ欲しい!教えてください、あゆみさん(笑)いいなー。

松岡茉優「12年前、台本にふりがなを振ることを「山ちゃん」に教わりました」

私もけっこう肩こりがひどい方で、おっしゃる通り頭も痛くなるし。段階があって、“私の肩こりひどくなる表”ね、

肩こる→肩こり痛い→痛すぎて日常生活に支障が出る→頭痛→吐き気、です。

首とか肩って、こり過ぎると吐き気になるんですよ。今、感染症のことでちょっとした体調不良にも敏感になってらっしゃるかなと思うんですけど、その吐き気、もしかしたら肩こりから来てるかもしれませんよ。

松岡茉優「12年前、台本にふりがなを振ることを「山ちゃん」に教わりました」

ぜひ、血行を良くする、お風呂によく入ったりとか。お風呂に入りながらモミモミするのもおすすめです。

あと私がよくやるのは温かくも冷たくもできるジェルのパットをレンジで温めて、寝る時に肩のあたりにセットして寝たりもします。

やっぱり血行が一番大事かなということで、ぜひぜひ、みなさま、その体調不良は「こり」かもしれませんので、チェックしてみて欲しいなと思います。

最近買って良かった物<重たい木目の長テーブル>

ツイッターから「じろともトン」さん
家具屋さんで買った「重たい木目の長テーブル」が買って良かったです。パソコンテーブルよりいろいろ並べられるし、絵を描くのに高さが丁度良いです。

松岡:もしパソコン、デスクワークの方、おうちでなさるならベストな環境作りたいですよね。

私も今やってる舞台の台本の時はいつも横にふりがなを振るんですよね。そのふりがなを振っている時に肩が凝りました(笑)

子供の時は勉強机があったけど今は無いので、ちょうどいい高さの机が家に無いんですよね。ダイニングテーブルでふりがなを振ったんですけど、肩ガチガチでした(笑)

松岡茉優「12年前、台本にふりがなを振ることを「山ちゃん」に教わりました」

12年前、台本にふりがなを振ることを「山ちゃん」に教わりました

松岡:何でふりがなを振るかというと、『おはスタ』という番組で山寺宏一さんのアシスタントをさせて頂いてる時に、「おはガール」、だいたい13歳から15歳ぐらいの少女なんですけど、子供が<お天気の原稿>を読むんですよ。子供って言い方は失礼か。でも今の私からするととても子供だった頃の私ですけど、13歳が<お天気の原稿>を読むんですよ!私にはすごい不思議だったし、すごいプレッシャーだったけど、すごい勉強になったんです。今はどうなんだろう。

~「山ちゃん」のお天気の原稿の読み方講座~

「おはガール」になったのが4月だったんですけど、すぐに「山ちゃん」がお天気の原稿の読み方の講座を「おはガール」一人一人に時間を割いて下さったんですね。

その時に言われたのが・・・私、昨日のことのように思い出しちゃうんですね。もう12年前なんですけど。

山ちゃんが椅子に座って、その日はちょっと眩しいぐらい日が差してたんですね。正面に座った山ちゃんが、その日使った原稿とか、あと、かつての原稿を持ってきてくれて、それを読みながら練習をしたんです。

「東京は~晴れ、天気は~曇り」という感じで、若者っぽい喋り方だったかなと思うんです。

そしたら山ちゃんが、

「茉優は、何とかは~の時に“は~”が一番強くなってるよ。伝えたいのは『東京、曇り』だよね。だから『東京は~曇り』じゃなくて『東京は曇り』なんだよ」

と、教えて下さったんです。さらに、『東京』という漢字は13歳だから当然読めますよね。そうなんだけど、

「わかりきってる言葉でも、ふりがなを振ると間違わないんだ」

と、おっしゃったんです。「山ちゃん」も小学生が習うような言葉でも台本にふりがなを必ず振られるんですって。だから必ず振るんだよって教えてくれました。

それから私はずっとふりがなを振ってます。
特に舞台の時はどんな言葉でもふりがな振ります。あとナレーションの原稿を頂いた時も降ります。ドラマや映画だと完璧に台詞を覚えて入りますね。

でも、舞台の時は台本を持ちながらやるときもあるので、台本を持ちながらと原稿を読みながらの時は必ずふりがなを振るようにしています。

何か読み上げるお仕事の方、水族館や公共の施設でも読み上げる方いらっしゃいますよね。自分が全然読めるけどという漢字でもふりがなを振ると間違わないし、はっきり丁寧に読めるので、おすすめです。ぜひ、やってみてください。

なんか・・・「山ちゃん」の話をする率がちょっと高いですよね、このラジオ(笑)いつかぜひ山ちゃんにも来てもらいたいなーと思うものでございます。

コンビニでよく買う物<惣菜(ハンバーグ、鮭の塩焼き、甘酢たれの肉団子)>

ラジオネーム「モモ」さん
うちには運動部に所属している高校生の子どもが2人いて、とにかくお腹が空くみたいで、いつもお弁当を2つずつ持たせています。そんな毎日のお弁当作りで頭を悩ませていたところ、SNSで、私と同じようなお母さんが紹介していたのが『コンビニ惣菜』の活用でした。目から鱗でした。子どもが好きな「ハンバーグ」「鮭の塩焼き」「甘酢たれの肉だんご」などが色々揃っているし、ボリュームも栄養バランスもちゃんとあって。レンジ、または湯せんで温めるだけなので、朝ごはんの準備しながらでも出来ちゃうので大助かりです!そんな『コンビニ惣菜』でおすすめは、“プレミアム~”や“金の~”などと付く、ちょっとお高い方の「ハンバーグ」。私も1回食べましたが、洋食屋さんで出てくるような、お肉ぎっしりのハンバーグで、ソースもビックリするほどおいしかったです。

松岡:「コンビニの惣菜」とか「フリーズドライの物」が手抜きって呼ばれないように、もっともっと偏見を無くしていけたらいいのになーって私思います。

松岡茉優「12年前、台本にふりがなを振ることを「山ちゃん」に教わりました」

だって、働き方が違うんじゃないですか。共働きの方も多いしやることも多いし。

手作りって、もちろん私も好きなのでお勧めしたいところではあるんです。けど、

「出来合いの物を買ったり、フリーズドライのものを使ったりしても良いのでは!?」

というような感じになっていたらいいのになって。作りたい人は作ればいいけど。添加物の事も各社さん考えてくださってるしので。「え~、冷凍食品を使ってるの?」みたいな雰囲気はもうよくないですかって思います。

私が自分自身、手作りが好きだから手作りが無くなって欲しくはないけど、曜日によってだったり、休みの日にできることをやったりということでいいんじゃないかなって思います。みんなできることだけで、とにかく食べさせられればいんじゃないかなって私は思ってます。

なので、これからもぜひ、お弁当にコンビニ惣菜を活用して、子供たちが元気に育ちますように!

今週から松岡さんが気になるという「おすすめコンビニ商品」や「最近買って良かった物」を皆さんから報告してもらっています。

◆11月1日放送分より 番組名:「松岡茉優 マチネのまえに」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20201101120000

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