TBSラジオ「GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~」毎週日曜お昼12時から放送中!
7月17日(日)放送後記
今週はタレント、アーティストとして活躍する傍ら、軽キャンピングカーのレンタル事業も始めた松本明子さん。
車業界に参入した松本さん、そのパワフルな行動の原動力は何だったのでしょうか?
軽キャンピングカーのレンタル事業
タレント、アーティスト、そして軽キャンピングカーのレンタカー業「オフィスアムズ」の経営者でもある松本明子さん。
昨年3月に車業界に参入した松本さんですが、そのきっかけとなったのが“登山”。
コロナ禍になり、新たな趣味として始めた登山。
最初は都内近郊の山から始めたそうですが、次第に本格的な山にもチャレンジするようになったそうです。
そして起業のキッカケとなったのが、長野県にある北アルプスの名峰“唐松岳”。
下山後、ふと思ったのが「今日、何人くらいの人と山ですれ違っただろう?」。
恐らく1000人くらいの人と出会ったのではないか。
そこで登山人気を改めて実感するとともに「中にはテントを背負ったり、新幹線に乗ってきたり、宿泊費を捻出したり、、、若い人には節約しないと厳しいだろう」と感じたそうです。
「もっと手軽に、そして気軽に節約しながら登山ライフができないだろうか」と考え、思いついたのが「軽自動車のカスタム」。
簡易宿泊できる仕様にして、それをレンタルしたら、みんなハッピーなんじゃないかと思い、それを形にしたのが軽のレンタル事業「オフィスアムズ」なんです。
オフィスアムズの設立まで
軽キャンピングカーのレンタル事業を思いついた松本さん、そこからの行動力はハンパありません。
レンタルする車両を決め、司法書士と共に法務局へさまざまな手続きをして、事務所の設立。
駐車場の確保契約、車の注文、仮装、「わ」ナンバー変更手続き陸運局へレンタカー許可証、ホームページの作成など、全てご自身で行われたそうです!
ちなみに準備期間は半年!
コロナで芸能の仕事もキャンセルが続き、将来に対し不安を抱いた松本さん。
そこで事務所に直談判してレンタカー事業の許しを得て、開業に至ったそうです。
軽キャンピングカーの詳細
現在「オフィスアムズ」でレンタルできるのは2車種4台。
まずは「バグトラック」。

「ダイハツ・ハイゼットジャンボ」をベースにした、ソロキャンプにぴったりな超可愛い1台。
荷台にパイプを這わせて、幌のテントを覆わせ、運転席座と荷台の間にスライドガラスを特注し、荷物やエアーの出し入れが可能です。
そしてもう1つは「ブギーライダー」。

軽1BOXバン「スズキ・エブリィ」をアメリカンバス風にカスタムが施されたキャンピングカーです。
ベッドキットを特注。後部座席を倒し畳み、ベッドキットをスライドさせて大人2人が車中泊できる仕様。
松本明子さんお手製のミニテーブルもあるそうです!

どんな人が利用するの?
若い大学生や40代以上の人、外国人まで、多くの人が利用するそうです。
そこで感じたのが「日本人と外国人のバケーションの過ごし方の違い」。
日本人は急に明日、休みになったので借りたいという人が多いそうですが、外国人は1ヶ月先、2ヶ月先、または長期予約など様々。
時代は「ワーケーション」。パソコン1台あればどこでも仕事ができる人も少なくありません。
仕事をしながら北海道や四国・東北1周したりと、この事業を始めて様々な人生の楽しみ方を学んでいるそうですよ。
