3月28日・日曜お昼12時から放送されたTBSラジオ『松岡茉優 マチネのまえに』、第51回放送。
ラジオネーム「ねもも」さん
茉優ちゃん、こんにちは。
茉優:1年以上会えてないんですね。
沙莉:それけっこうさぁ、頑張るよね。
茉優:多いでしょうね。
沙莉:今とくにそうだよね。
茉優:うんうん。
沙莉:すごい今、試されてるよね。
茉優:人間関係とかね。
沙莉:そう。でもそうやってさ、茉優のラジオを聴いてってすごく素敵なことじゃん!
茉優:ありがたいよぉ。
沙莉:それをちゃんと与えられてるっていう茉優も素敵だし、良い連鎖だなって。こんな状況の中でもこういうのが生まれるのはほんとに素敵だなって思いますね。
茉優:沙莉が鼻をすすってますけど、泣いてるんじゃなくて花粉症です。泣いちゃいません。
沙莉:これは花粉症です、ごめんなさい!すみません!
茉優:ほんとに「一緒に作ろう企画」はすごい楽しくって!みんなで一緒に作って一緒に食べるって、去年の段階だとほんとに家から出ないというのが徹底されてた時もあったから、一人でごはんを食べ続けるのって、けっこうしんどいよね。
沙莉:そうね。
茉優:だから、みんなで一緒にごはんを食べるというのがこんなに豊かな時間なんだなって気づかせてくれたのは、提案した私では無くて、それに乗ってくださったみなさまのおかげでした。ほんとにありがとうございます!そして、「ねももさん」のカップルが1日も早く会える日が来ることを祈っています!
明るい最終回にするためのゲストは・・・親友の伊藤沙莉!茉優:こんにちは! 松岡茉優です。はじまりました、『松岡茉優 マチネのまえに』。きょうも「スタジオ」からお送りしています。
そして、今日が最終回なんです!最後まで明るくしたいということでこの方をお呼びしました!
沙莉:伊藤沙莉です!!
茉優:オープニングからいましたからね、何を今さらってことなんですけど(笑)
沙莉:そうそう(笑)
茉優:今週もよろしくお願いします!
沙莉:お願いします!
茉優:「マチネのまえに」は、いつもオープニングはお昼ごはんのメニューを紹介していたんですよ。で、「お昼ごはんのメニュー」を紹介することで、これが12時の放送だからこのあと作ってもらってもいいし、もしくは夕飯の支度をしてもらってもいいし。ごはんのメニューを考えるのがいちばんしんどいじゃない!?
沙莉:そう!決まれば早いんだよね。
茉優:これです!って言われたら、はい!って言って作るじゃない!?だから、メニューの提案をみんなでシェアしていければ豊かなんじゃないかってことで始まったんです。
沙莉:素敵。

★『スープ作家・有賀さんの豆乳スープ』(ラジオネーム「マーガレット」さん)
「ラジオを聞いてて冷蔵庫に材料があったので作ってみたら、ほんとに簡単でほんとにおいしかったです!さっそく有賀さんの本をポチッとしちゃいましたよ~」
茉優:先々週のゲストにスープ作家の有賀薫さんに来ていただ来ました。沙莉にも今度作るね!
沙莉:うん!
茉優:ほんとに簡単なのに、ほんとに醤油、塩、コショウをチョンチョンと入れるだけでほんとにおいしいの!!
沙莉:へぇ!飲みたい!
茉優:スープ作家さんで、365日スープを作っている方なんだけど。
沙莉:素敵! スープ大好き!
茉優:でしょ!本も分けるわね。
沙莉:うん!
★『通販で買ったご当地ラーメン』(ラジオネーム「そんちょう」さん)
「以前のように観光しながら現地で美味しいものをいただく‥というのはお預けなので通販サイトで“箱買い”して楽しんでいます♪」
茉優:箱買いしたら6食とか12食とか入ってるのかな。
沙莉:入ってんじゃない!?めちゃくちゃ楽しめそうだよね!
茉優:ラーメンも上にのせる具材を変えたり、牛乳を入れてミルク風にしたり、いくらでも通りがありますもんね。
沙莉:うん。
松岡茉優&伊藤沙莉のお昼ごはん事情茉優:お昼ごはん、何を食べてますか?
沙莉:ロケ弁(笑)
茉優:お疲れ様です(笑)
沙莉:ウソウソ! 今日は肉とナスとシイタケを・・・
茉優:炒めたの?
沙莉: なんか茶色かった!
茉優:でも、いちばんおいしいよね!
沙莉: おいしかった!
茉優:それをそぼろにすると麻婆茄子風でおいしいんじゃないかしら?
沙莉: おいしいおいしい。
茉優:よく家で作るものはありますか?
沙莉:ペペロンチーノ!
茉優:ね!それ食べたいんですよ。 沙莉がSNSで見つけてきたペペロンチーノがあって。おいしいんでしょ?
沙莉:そう。私は師匠として料理研究家のリュウジさんを推してるから。リュウジさんのペペロンチーノなの。それを私が自分なりにペペッと・・・
茉優:ペペロンチーノだけに(笑)
沙莉:ペペロンチーノだけに(笑)
茉優:前に沙莉の家にお泊りした時に、私、朝がとても弱いんですよ。朝なんて私に無いんですけど。すごくいい匂いがして起きたんです。
沙莉:(笑)朝ごはんっていちばん大事なの。
茉優:なんで?
沙莉:1日頑張るのに必要じゃん、やっぱり。朝がいちばん健康じゃないといけない気がしちゃうの。
茉優:まあ最初に入れるものだからね。朝起きて1日が始まってっていうものだから。確かにそうかもね。
沙莉:人が来たら朝ごはんはちゃんと作る。
茉優:作ってくれるんだ。自分に出来ないことをしてくれるとキュンとするじゃない!?
沙莉:(笑)
茉優:私は朝、食事を作ることは不可能だから。
沙莉:でも私は逆に言うと大丈夫かなと思ったのは、茉優は朝起きないって言うことは知ってるから、強制的に食べさせることになるんじゃないかなって。
茉優:おいしかったよ!
沙莉:よかったよ。
茉優:リゾットも作ってくれたね!朝ね。
沙莉:リゾット作ったねー。
「卒業文集、何書いた?今どうなった?」「“世界に通用する女優さんになりたい!”って書いてた」(沙莉)「私も“大人からも子供からも愛される女優さんになりたい!”って」(茉優)ラジオネーム「な、ゆな」さん
松岡茉優さん!伊藤沙莉さん!こんにちは。ラストが2回連続沙莉さんがゲストで盛り上がってらっしゃると思います^ ^成人式の時、10歳の頃の「20歳の自分に書いた手紙」が見つかったのですが、そこには「20歳の私は、韓国で頑張っていますか?」と書いてありました。20歳の頃の自分は・・・何と!「韓国の大学に進学していた」のです!!進学理由は、韓国のハーフでありながら韓国語が喋れず悔しかったからです!これを見た時は未来を予測されているようでとてもびっくりしました!!茉優さんと沙莉さんは過去の自分が未来予測していた経験はございますか?
沙莉:ええー、すごーい!
茉優:小学校の時の卒業文集、何を書いてました?10歳の手紙とか?
沙莉:茉優がよく言う「2分の1成人式」!?無かった。
茉優:地域にもよるよね。
沙莉:いいなーって思った。9歳からこのお仕事をやらせてもらっていて、どこにも書いてある、「女優」って。
茉優:うんうん。
沙莉:書いてあったし、あとは「お嫁さんにいってたらいいなー」とか書いてた。
茉優:カワイイ~♪
沙莉:アハハハ(笑)
茉優:「女優さん」って、こういう女優さんになってて欲しいとかあった?
沙莉:えーどうなんだろう~。でも、ほんとにとてつもなくびっくりしたのは・・・卒業式って一人一人、夢を言っていった?
茉優:それは「2分の1成人式」でやったの。
沙莉:小学校の卒業式で、登壇して、卒業証書をもらう前に言うのね。私は「世界に通用する女優さんになりたいと思います!」って言ってて。今思ったら、そこから引きずり下ろしたいんだけど。
茉優:私も同じこと言ったんだよ・・・
沙莉:マジで!?やだぁ・・・。
茉優:私の場合はね、「大人からも子供からも愛される女優さんになって、赤い絨毯を歩きたい」って書いたかな。
沙莉:叶ってるじゃん!
茉優:でもその時、私、カンヌを知らないと思うんだよね。
沙莉:あ、そっかぁ。だって・・・
茉優:レッドカーペット!?
沙莉:そう、アカデミーは違かったっけ!?
茉優:アカデミーもレッドカーペットだし、カンヌも赤かったような気がする。
沙莉:カンヌ、赤だよ。
茉優:赤だったね。
沙莉:だから叶ってんじゃん!子供も大人も好きだよ!
茉優:ありがと!嬉しいわ。で、26歳の松岡&伊藤が10年後の自分たちにメッセージを送ってみませんか?って。
沙莉:えー嬉しい!それは36歳になったら聞かせてくれるってこと!?
茉優:聞かせてもらいましょうかね!!テメェで聞けよって話なんですけど(笑)
沙莉:(笑)
茉優:“36歳の伊藤沙莉”にどうぞ一言!
沙莉:えーどうしようー!
茉優:お互い交換する!?
沙莉:いいかもー!?
茉優:えーと、伊藤沙莉へ!「26歳の松岡茉優」です!沙莉と今ラジオを録っています。沙莉とはこれからもずっとお友達でいたいし、お互い尊敬し合えるというか、ダメになったなと思わない俳優として歩んでいたらいいなと思います。あとは沙莉が“断れる人”になっていて欲しいです!
(※断れない沙莉・・・先週の「マチネのまえに」放送後記をご参照ください)
沙莉:えっと、“36歳の茉優”へ!26歳の伊藤沙莉です。ウフッ、こんにちは!
茉優:こんにちは!
沙莉:ねえ、ダメだよ!
茉優:26歳が返事しちゃった!ごめんね!どうぞ!
沙莉:えっと、お芝居とかこのラジオとかもそうですけど、ちょくちょく一緒にやらせてもらって敬意はずっと止まらないと思いますので・・・
茉優:敬意って進むものだったの(笑)
沙莉:敬意は止まりません(笑)茉優も言ってたけど、一生、お互いに尊敬し合える仲でありたいなって思うし。たまに2人でドライブするのもすごい私は好きで。覚えてますでしょうか、先日、窓から虹が見えたことを。
茉優:見えたねー。
沙莉:ほんとに素敵で、それは絶対忘れてないんだろうなって思うんですけど、そういうプライベートの楽しい時間ももっともっと2人で過ごせているといいなと思います。これからもずっと大切にしてください。
茉優:アイ・ラブ・ユー!
沙莉:アイ・ラブ・ユー、うわっ!だっさ!
茉優:私の指ハートを沙莉がダサいって言うの!
沙莉:その指ハート、もやしを摘んだようだよ!
茉優:写真をホームページに載せるわ!わかってもらえると思うんだけど。

沙莉:それ、「おっはー!」の名残りなんじゃない!?
茉優:「おはガール」だったからかー。 そんなことあるかい(笑)
松岡茉優&伊藤沙莉がリスナーの「お悩み相談」に答える!「友達と長く友情を育むために気をつけていることは?」(茉優)「声かけるきっかけがあったら必ず声かけるようにしてる、友達だしね」(沙莉)ラジオネーム「ほのか」さん
はじめまして。ラジオ番組にメールを送るのが初めてのことで緊張してます。今日は相談事があってメールしました。沙莉ちゃんと茉優ちゃんは親友だとおっしゃっていましたが、わたしにも大切な親友がいまして、四月から離れ離れになってしまうんです。お互いに大学生になって「福井」と「岐阜」の遠距離恋愛ならぬ、遠距離友情になってしまってとても不安です。高校一年の時からずっと隣で笑ってくれた友達なので、これから隣にいないと思うと切ないです。ずっと親友でいたいし、たまにでいいから会いたいと思ってます。お二人に、これからも親友で居続ける方法を教えて欲しいです!
茉優:不安だよね。
沙莉:不安だね。
茉優:福井と岐阜は隣の県だけども、やっぱりね、自転車でこいでいるって距離じゃ・・・、沙莉は泣いているんじゃないんですよ!
沙莉:花粉症です(笑)ごめんなさい!
茉優:でも泣いちゃうくらい切ないよね。
沙莉:泣いちゃってる。
茉優:先ほ度は遠距離恋愛の話をしたけど、遠距離友情もね・・・ちょっと聞いてないでしょ(笑)
沙莉:ごめん(笑)鼻をかむティッシュがなくなっちゃって(笑)
茉優:(ティッシュを渡して)これを使いなさい!遠距離恋愛だけじゃなくて遠距離友情、あとは遠距離家族も。今までだったら週末に帰れてたのが今は避けていこうというのもあると思うから。沙莉はありますか?お友達と長く友情を育むために気をつけていることは?
沙莉:そうだね。やっぱり節目節目とか、誕生日もそうだし、自分が声をかけるきっかけになることがあったら必ず声はかけるようにしてるかな。千葉の友達とかは特に会えないしね。
茉優:そうかそうか。例えば、どういう時に声をかけるの?
沙莉:その子が好きなアイドルが出ている時に「今、何チャンで出てるよ!」って。
茉優:ちょっとメールしてあげるんだ、くっだらないことでも。
沙莉:そうそう、くっだらないこと。
茉優:それ大事だねー。
沙莉:なんか用があるから連絡ってなるとさ、人ってそんなに用が無いじゃん!
茉優:実はね。相談事があってとかって言うのもね。
沙莉:無いじゃん。だったら「今日、暑くね?」とか、ほんと大した無いことをふと思い出した時は必ず送る。
茉優:それさ、私タイプの女の子達はわかると思うんだけど・・・ウザく無いかなって心配しちゃう。
沙莉:ああ~。
茉優:毎日メールを送ってダルく無いかなって。
沙莉:毎日じゃないのよ!
茉優:え?
沙莉:なんで毎日なのよ!極端なのよ!
茉優:極端だよね~(笑)
沙莉:そんなに毎日送れたらtwitterだよ。ほんとにふと思い出した時でいいのよ。そういうのがあっちも思い出して「ちょうど今考えてた!」みたいなタイミングがあんのよ!
茉優:あるね!
沙莉:そういうのでまた一気にグッと深まったりする。
茉優:そうかそうか。じゃあ毎日じゃないにせよ、こんなことメールしなくてもってところでメールしてみたらいいのかな!?
沙莉:そうそう。1回止まるってことしなくていいの、友達だしね。
茉優:ほんと!?連絡していい?
沙莉:してくんじゃん!(笑)
茉優:だけど、けっこう堪えていることもあるわよ~(笑)
沙莉:ウソでしょ~(笑)
茉優:「沙莉に連絡したい!」って思っても、いや忙しいからやめとこ。
沙莉:なんで京都弁(笑)いや全然。嬉しいよ。
茉優:そうなのか。じゃあ、福井と岐阜で隣の県だからもしかしたら会おうと思ったら会えない距離かもしれないけど、たまにくだらないことでもメールしたらどうでしょうか。どうかな。
沙莉:うん。
「沙莉も悩み相談せず、笑い話に変えるタイプだよね」(茉優)「笑っていることが本当に笑っているって思わないでいてくれている人もいるから、茉優みたいに」(沙莉)ラジオネーム「かたつむり」さん(19歳)
まゆちゃん、さいりちゃん、こんにちは!私は親にも友達にも「悩みを相談できない」のが悩みです。。心を開いているつもりでも相手を信頼しているつもりでもどうしても相談する勇気が出ず笑い話に変えてしまったり。「なんでも聞くよ」と言ってもらっても「ありがとう、全然大丈夫だよ!笑」と言ってしまったり。。1人で全てを考えるほど強くないのに相談できずになんでも1人で抱えこもうとする癖をやめたいです。。私と同じような方、実は多くいらっしゃるのでは?と思い、メールを送らせていただきました!戦友であるお二人から何かアドバイスがありましたら教えていただきたいですm(_ _)m
茉優:これ、沙莉もわりとこのタイプだよね。
沙莉:こっちだね。でもさ、改まってかしこまって悩みを相談するという風にしなくていいんじゃない!?
茉優:ふんふん。
沙莉:だって、例えば友達とか家族とか、わかんないですけど。私は笑い話に変えるタイプですけど・・・
茉優:そうですね、笑いますよね。
沙莉:全部笑って済ますけど、笑っていることが本当に笑っているって思わないでいてくれている人もいるから。
茉優:(挙手して)はい!
沙莉:あなたもそうですね。無理しなくていいですよって言ってくれる人ですよね。そう言ってくれうる人は確実にいるし、ここぞという時にアドバイスをくれる人は絶対にいるから。悩み相談したからアドバイスをくれるという方程式だけじゃないじゃん。導き方なんていくらでもあるから。悩みを相談できないと思わなくていいんじゃない!?
茉優:そうだね。自分の表情の変化を見てくれている人もいると思うし。あとは最近思うのは、もうこれ以上の悩みは無いだろうという悩みも、何年後かに「これがさー」って。
それこそ、絶対に言わないで欲しいんだけど!この前ね、絶対に言わないでよ!私が何て言ったか絶対に言わないでよ!
沙莉:わかった(笑)
茉優:あのね、小学校の時に私がイヤなあだ名を付けられていたんです。
沙莉:アハハ(笑)
茉優:絶対に言わないでよっ!!
沙莉:言っちゃダメ?(笑)
茉優:ダメだよっ!!
沙莉:アハハハ(笑)
茉優:まだみんなに言えるほど傷が癒えて無いんだと思う。これが証拠。だけど、沙莉に言ったら大爆笑したんですよ!
沙莉:(笑)
茉優:だからね、私の中ではまだみんなに伝えられるほど癒えてないカサブタがあるんじゃないかな。なんだけど、沙莉が笑ってくれて「あ、もう笑い話になりかけてるな」って思ったの。
沙莉:(笑)
茉優:ねえねえ。
沙莉:だって面白いもん(笑)
茉優:おもしろくないよっ!!私は悩んでたよ!今でもふと思い出すと、ハッて思うし。
沙莉: ごめんねー。
茉優:いいよー。だけどさ、沙莉も教えてくれたじゃん!子供の時のあだ名を。
沙莉:イヤなあだ名、いっぱいあったよ。
茉優:言ってくれた時に私は爆笑はしなかったけど、それをポンポンと日常会話で言えるようになってるってことじゃない!?
沙莉:うんうん。
茉優:だからもしかしたら、「かたつむりさん」が今は言えない悩みも、そのうち言えるようになったりするから。緊急で無ければ、本当は聴いて欲しいってことを言わなくてもありかなと思うよ。
沙莉:うん。大事なことだと思う。
茉優:まあ私の場合、小学校から数えると10年以上かかってるんだけど(笑)まあそれでも言いたくないことは言わなくていいしね。
沙莉: そうそう。
茉優:聞きたいことだけ聞けばいいしって思いますね。だから、言いたいことだけ言って、言えないかもって思ったら数年後に笑い話になるから。
沙莉:そうそう。
「カーペンターズを聴いて泣いてとことん落ち込んで浸る」(沙莉)「私はモーニング娘。の映像を見たりする」(茉優)ラジオネーム「くまこ」さん(19歳)
私は最近、人生初のバイトを始めたのですがバイト先の方達に迷惑をかけてばかりです。私の手際が悪くて他の人の帰る時間まで遅くなってしまったり、お金の計算に慣れていなくて何度もやり直すことになってしまったり、、、なんでできないんだろう、もっとしっかりしなきゃ!と自分に言い聞かせるばかりで気持ちもすごく沈んでしまいます。まゆちゃん、さいりちゃんはうまくできない自分に苛立ったり情けなく思うことはありますか?また、そういうとき、どうやって立ち直りますか、、??
沙莉:こんなんばっかだよね。
茉優:毎日だよね。2分ごと。
沙莉:マジで!2秒ごとだよね!うちらけっこうメールでさ、「ダメだ、俳優に向いてない!辞める!」ってラリーをするよね。
茉優:するよー。だいたいお互いがダメになるのが『初号試写』のあと。
沙莉:うん。
茉優:映画って撮って、早くて半年か3ヶ月後に関係者に向けた『初号試写』というのがあるんですよ。その時に数ヶ月前のテメェの芝居を見るわけね。「うわっ、やめろよ・・・」って自分に思うわけ。「いい加減にしな!」「出て行きな!」っていつも思う。
沙莉:アハハハ(笑)
茉優:それに比べたら、計算に慣れてないのは当たり前だし。
沙莉:私なんてコンビニのバイトでレジで寝てるからね!
茉優:それはいい加減にしなよ(笑)あのコンビニに寝ている従業員がいるから行かないみたいになっちゃうから!
沙莉:ほんとに最低だよ!だけど、こうやって生きてるから!大丈夫だよ!
茉優:人生初バイトなんでしょ。あったり前よー。
沙莉:当たり前だよー。初めてから出来る人はいないよー。
茉優:それこそ私たちが落ち込むのって、もちろん『初号試写』もあるけど、それは主戦場だから。「マジでいい加減にしろ!」と引っ叩きたくなるよ。たまにやらせて頂く、アフレコ仕事、声のお仕事なんてまさに慣れない場所じゃん。できなくては当たり前とまで開き直れないけど。周りは言ってくれるよね・・・
沙莉:言ってくれる。「初めてだし・・・」とか。
茉優:沙莉はこの前、舞台が初めてだったんだよね?
沙莉:そう。舞台もそうだし、なんならバラエティも自分が慣れてる場所じゃ無いからどうしたらいいかわかんないし。だからお兄ちゃんに・・・
茉優:芸人さんだもんね。
沙莉:芸人さんやってるんですけど(オズワルド・伊藤さん)、お兄ちゃんは「おもしろいことしなくていいんだよ!芸人じゃ無いんだから」って。
茉優:ありがとうございます、お兄ちゃん!オズワルド・伊藤、カッコイイ~!
沙莉:言われるんですけど、そうなんだよね。自分で自分に期待し過ぎちゃうところがあるから。これ、さんまさんも言ってたんだけど。
茉優:「くまこさん」ももしかしたらそうかも。学校でも頼られることがあったり成績も良かったりする中で、なんで自分できないの!?ってことに戸惑っているのかもね。
沙莉:そうそう。できなくて当たり前だから、マジで!
茉優:初めてだったらそりゃそうだよ!私思うのは、スープ作家の有賀薫さんをお呼びした時、料理しない人を料理をするようにするのって、する人が上手くなるより俄然難しくて。
沙莉:むずいよ。
茉優:苦手意識があると、始めた初っ端なはしょっぱくなっちゃったり、切り方が不恰好だったり、そんなの出来なくて当たり前だから。だから、自分がレジ打ちは好きだな、商品を並べるのは好きだな、など1つ好きが見つかればちょっと楽になるんじゃないかな。
沙莉:うん。
茉優:でもどうやって立ち直りますかっていうメールだから。『初号試写』で自分に「退場ーっ!」って思う時があるじゃない!?そういう時、どうやって持ち直すの?
沙莉:私は全然違うこと考える。次頑張るぞ!は出来ないから、(今日何食べようかな)みたいな感じ。もうそこから離れる。
茉優:あと私はモーニング娘。の映像を見たりする。
沙莉:ああ、そうね!そういうのもあるね。私は一番は「カーペンターズ」を聴いて泣く。
茉優:ちゃんと落ち込み切るんだ!?
沙莉:落ち込み切る!私はほんとすべてのことを過剰摂取で上手くやってきたのね!
茉優:言葉選びが悪いよ(笑)
沙莉:荒治療で生きてきたのよ!私は今追い込んでいる方を例にあげたけど、要は泣きたい時は泣けばいいって話!
茉優:あったかいわね。
沙莉:別に我慢するから追い込むけど、落ち込んでいるんだったらとことん落ち込んで浸ればいいと思う。「PVごっこ」をすればいいと思う。
茉優:「PVごっこ」!?泣いてる自分と!?
沙莉:そうそう。音楽を爆音で聴いて、うわぁみたいに泣いて・・・
茉優:街を歩くんでしょ?
沙莉:そうそう!そうすると段々バカみたいって思う時があるし(笑)
茉優:そこまでだよね。どん底から上がるとこだね。
沙莉:俯瞰になっちゃえば意外とおもろくなっちゃうから。大丈夫っす。
茉優:あとね、私は『初号試写』で落ち込んでいる時に尊敬している人に会ったの。そしたら「落ち込むのはもう終わり」って言われたの。だから自分を見て落ち込むんじゃなくて、分析して次に行けよってことじゃない!?
沙莉:そうね。
茉優:だからもう落ち込むのはもう終わりって、それは年齢のことも言われた気がして。そろそろしっかりしなきゃって思って。「くまこさん」は19歳だし、まだ落ち込んで!落ち込んで落ち込んで、沙莉みたいに行き切って。
沙莉: うん。
茉優:それでもう1回上がってこれたらいいと思うし、初めてだったら当たり前だよね。
「日曜は茉優からもらったスピーカーで聴いて家のことやってた。素敵な穏やかな時間にしてくれた」(沙莉)「橋本愛も毎週聴いてくれてたって」(茉優)茉優:2週にわたってお付き合いいただきました、伊藤沙莉さん!最後の最後はみんなと私と1対1で話したいんだけど・・・
沙莉:もちろん!
茉優:どうでした、「マチネのまえに」は?
沙莉:楽しかった!初めてちゃんとスタジオに来たし。
茉優:前は私の家だったからね。
沙莉:いい番組でしたね。私、日曜日に茉優がくれたスピーカーで流して家のことをやってたんだけど、やっぱ、はかどるよ。すごい素敵な穏やかな時間にしてくれたなって。私もありがとうございます。
茉優:ありがとうございました。橋本愛もね、毎週聴いてくれててね。私の周りの人も聴いてて。時間帯もそうなのかなーって思いました。ほんとにこのあと、みなさんとお別れをするんですけど、お別れっていってもね、今生の別れではないけどね。
沙莉:そうね。
茉優:今日は沙莉が来てくれて、あったかい時間のまま終わることができそうです。
沙莉:よかったです。
茉優:これからもよろしく!
「松岡茉優 マチネのまえに」最後のエンディング松岡:TBSラジオ「松岡茉優 マチネのまえに」。去年の4月から放送が始まりまして、ちょうど1年になる頃でございます。放送としては今日で51回目ということでした。51回、皆勤賞の方、いらっしゃいますか~?(笑)皆勤賞じゃなくてもみなさんが「あ、マチネが始まった!そろそろお昼ごはんの支度かな」、そのお昼の時間をちょびっと豊かに、ちょびっと人との距離が近くなるようなラジオにしたいななんて思って、みなさまのおかげでそれが叶ったかなと思ってます。
松岡:放送の最初の頃は、なんか一人喋りとあとはゲストの回と半々くらいになるのかななんてスタッフさんと話していたんだけど、コロナ禍に入りまして放送2回目からは“おうち収録”で収録してまいりました。でも、おうちで収録した分、「今週こんなことが会ったよ」とか「ちょっとあたたかくなってきましたね」なんてみたいなこともあまりラグが無く、話すことができて。もしかしたら人によっては良いスタイルだったのではないかなと、私はちょっと思ってます。
松岡:なんせですね、みんなと一緒にごはんを作ったのもすごく楽しかったし、あとは私が大好きな「こっちむいて!みい子」のパンケーキを作った時に著者の「おのえりこ先生」が一緒に作ってくださったり。しかもオンタイム、同じ時間帯に作ってくださって、それもすっごく嬉しかったし。
松岡:またね、みなさんと機会があったら一緒に何かをする時間があったらいいなと思っています。「お悩み相談」で人には言えない悩みを教えてくれたり。あとは私は「おすすめの1冊」も好きだったなぁ。みんなの好きな本が聞けてすごく嬉しかった。
松岡:けれども、「マチネのまえに」は終わってしまいますが、やっぱりなんていったって「マチネのまえに」ですからね、この時間は無いと成立しないとタイトルではありましたし(笑)また、私もいろんな場所で勉強をしましてパワーアップしてみなさんとこういう時間を・・・私が仕事をやめるわけじゃないけど、みなさまのお目にかかる機会があるかなと・・・無いと困るんですけど、あったらいいなと思うんですけど。こうやって近い距離でまたみなさまと何か一緒の時間が過ごせるように画策してまいりますので、引き続き、また私のことはよろしくお願いいたします。このお時間、一緒に過ごしてくださって、ほんとにありがとうございました。またぜひ、お会いしましょう!もう、すぐ会いましょうね。
松岡:「松岡茉優 マチネのまえに」、お相手は松岡茉優でした。ではでは、来週というわけにはいかないけど、絶対絶対会いましょうね!これからはお水を飲んで水分補給して、紫外線対策して、健やかに生きてまいりましょう!それでは、またねー!
◆3月28日放送分より 番組名:「松岡茉優 マチネのまえに」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210328120000