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▼銀座に赤の広場がオープン!
6月6日(日)は、今年2月に銀座一丁目にオープンしたロシアの食品専門店「赤の広場」をご紹介しました。銀座には日本各地のアンテナショップがたくさんありますが、ロシアのアンテナショップのような感じです。
▼代表のミヤべ ヴィクトリアさん

代表のミヤべ ヴィクトリアさん
銀座の赤の広場にしました。ただ私の周りの日本人の友達とか、半分以上が反対していたんです。何でかというと、赤の広場は日本人は怖いかもしれない、キツイ名前ではないかと色々あったんですが、どうしてもこの店は「赤の広場」にしたくて。ロシアを好きな人が来る、好きじゃない人はどんな名前をつけてもロシアを嫌いであれば嫌いですね。だから気持ち的に「赤の広場」にしたんです。
黒に赤い文字で「赤の広場」と書かれた看板は、銀座でも相当目立ちます。代表のミヤべ ヴィクトリアさんは、オープン初日には人が来てくれるのか、暴動が起きないかなどビクビクしていたそうです、が・・・いまやロシアの人だけじゃなく、多くの日本人が買い物に来る人気店に!しかもそのほとんどがリピーターになってしまうらしいです。
▼ロシアンティー

店内にはロシアの食品ということで、冷凍の「ピロシキ」や瓶詰めの「ボルシチ」「ロシアンティー」などお馴染みのものから、聞いたことのない食べ物まで、およそ350種類も並んでいます。今後もっと種類を増やしていきたいということです。
▼冷凍のピロシキ(右下)、トースターで温めるだけで本場の味がいただけます。

中でも人気なのがリピート率75%超えのスィロークです。
濃厚なカッテージチーズの周りにチョコレートがコーティングされています。
▼こちらがスィローク

これが美味しい!チーズケーキとはまた違う、濃~いチーズにパリパリのチョコ、一本で大満足の新しいスイーツ、おつまみ?にもなりそうな食べ物です。
▼また食べたい・・・

チョコレートもミルク、ビター、ホワイトと種類があって楽しめます。サイズもちょうどよく、小腹が空いた時に食べたら最高!また買いに行こうっ!(ロシアではカバンに一つ入れているそうですが、要冷蔵なので日本では難しいですね。)
▼様々なスィローク

ヴィクトリアさんは結婚を機に日本に来て21年。最初に覚えた日本語は「釣った魚に餌はやらない」と「我慢」……人生いろいろあったようですが、どうして「赤の広場」を始めたのか聞いてみました。
ミヤべ ヴィクトリアさん
ロシアの料理を全部好きになるわけではないですけど、日本人のイメージはロシア料理は美味しくない、たぶん20年くらい前から。チョコレートは甘すぎ、料理は美味しくないと思ってる。ただロシアの文化も変わった。お店の商品は何を選んでも100%ロシア料理なのに、日本人がリピートしてくれるのはとても嬉しいです。だから結局、ロシア料理は美味しいってことですね笑。
ロシア料理は美味しいものもあるよ!と伝えたかったそうです。ヴィクトリアさん自身も、ロシア料理の中で苦手なものもあるそうで、自分が美味しいと思ったものだけ並べています。
▼ブリヌイ

ブリヌイはひき肉クレープ包みのような食べ物で、優しい味付けとモチモチの皮が美味しい。夕飯に買って帰る人も多いそうです。
▼ボルシチに欠かせないサワークリーム

サワークリームは賞味期限が20日間なので、製造日から2日後には飛行機で日本へ到着し、お店に並べています。
▼ロシアのマヨネーズ

ロシアはマヨネーズの消費量が多く、ヴィクトリアさんはマヨネーズはロシアが一番美味しい!と話していました。(個人的にマヨネーズ好きなので買ってみましたが、たしかに美味しかったです。容器も面白い形)
▼フルーツと練り合わせたハチミツ。そのまま食べて止まらない美味しさらしい。

他にもハチミツやひまわりの種のお菓子、ソーセージ、ペリメニ(水餃子のような)などなど、まだまだたくさんのロシアの食品があります。
▼たくさんのマトリョーシカが迎えてくれます。

いつかロシアに住む料理人のお姉さんを日本に呼んで、一緒にベーカリーを開くのが夢だそうです。まずそのための一歩として、秋頃からピロシキやロシアンティーのテイクアウトが始まります。
【赤の広場】
場所:銀座一丁目駅から歩いて5分
時間:平日 11時~午後7時
土曜 11時~午後6時
日曜・祝日がお休みです。
◆6月6日放送分より 番組名:「安住紳一郎の日曜天国」
◆https://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210606100000