TBSラジオ『井上貴博 土曜日の「あ」』毎週土曜17時から放送中!

10月8日(土)放送の井上貴博 土曜日の「あ」。

ゲストコーナー「あ」の人に…ふかわりょうさんが登場!

「社交辞令かと思ってた…」ふかわりょうさんが土曜日の「あ」に...の画像はこちら >>

ふかわ「今日は呼んでくれてありがとね、たかぽん」

井上「たかぽん?!」

ふかわ「いや本当にね。

呼んでくれると思わなかったから。「ラジオやります。番組に出て欲しい」って言ってくれても社交辞令もさ?半分あるじゃない?今度お呼びしますとかね。私もそんな期待せずに言ってたら、こうしてちゃんと呼んでくださるし」

井上「違うの。元々私が…りょうちゃんこと好きで、ずっと気になっていて。その話をメイクさんに話してたんですよ。そうしたらメイクさんが言っておいてあげるって」

田中「りょうちゃん…?」

「社交辞令かと思ってた…」ふかわりょうさんが土曜日の「あ」にやってきた!!

ふかわ「私、基本的に”ふかわさんのこと好きです”みたいなポジティブな情報ほとんど入らないので、アンテナを広げるだけ広げておいて、ポジティブ情報をキャッチすると、もう大好きになっちゃうんですよ。だからその情報を得た時から、私の中で…たかぽんに変わりましたね」

井上「いや…私も今日は本当に声を大にして言いたいんすけど…ふかわさんの世間の評価が低すぎる!」

ふかわ「これちょっとしたトラウマありましてね。私の後輩が出ている番組で尊敬する先輩ってことで呼んでくれたんですよ。いざ行ったら同じこと言うんですよ。「評価低い」って。それね、私、褒められてるのかけなされてるも分かんない。

トラウマなんですよ」

井上「でもこれ…何者か分からないとかっていうのが、ふかわさんの一番の強みだと思ってて」

ふかわ「ありがとうございます。ただね、…井上さんと初めて直接言葉を交わした時、井上さん、どんなことをおっしゃったかって覚えてないですよね?おそらく私のことを褒めるつもりだったと思うんですけど、ふかわさんの『ひるおび』の時の流れを止める感じ大好きです!って…」

田中「失礼…」

井上「好きなポイントなんです!流れに流されない人っていうのは…これはちゃんと説明させて頂きたい!テレビに出演していて流れに乗らないってどれだけ辛いことか…孤独な戦いなのかって私もなんとなく分かってる。それをやってらっしゃるふかわさんが、大好きなんです!」

ふかわ「法に触れない形で私を陥れてる感じがするんですよ!さすが言葉の魔術師!!強敵現れたな…安住さんどころの話じゃないね、このテクニックは…」

「社交辞令かと思ってた…」ふかわりょうさんが土曜日の「あ」にやってきた!!

勝手なあだ名で呼び合って仲良くなれそうなのに微妙な距離感がある2人…
その後、ふかわさんのネタの話になり…

井上「ふかわさんが世に出たきっかけとなったのが、たぶん小心者克服講座のネタだと思うんです。あれって僕革命だと思ってるんです」

ふかわ「本当ですか?」

井上「本当に!あるあるネタってあったと思うんですけど、そこに音楽を乗せて、しかもあの踊りもちょっと交えて、あのクリエイティビティって…本当に僕は革命だと思ってます。あれは本当にもっと評価されてほしいと思うんですよね」

ふかわ「あの時、あるあるネタという概念も無かったんです。学生の頃、コンビニでバイトしてたんですよ。お客さんが来て、当時は「端数、6円あります」みたいな、「6円あります」が妙に残ったんです。それから6円ありますぐらいの、それほど重要じゃないけどたまに聞くフレーズ集めてみようかなっていうのがきっかけだったんです」

井上「へぇー!」

「社交辞令かと思ってた…」ふかわりょうさんが土曜日の「あ」にやってきた!!

ふかわ「だから…「先生!マットの耳出てます」みたいなね。「土曜日、ポカリ凍らせてきて良いですか?」みたいなのを集めてきて色々品種改良して…兄の影響もあり色んな音楽好きだったんですけど、コンピレーションCDってのがありまして、なんとなく聞いてたらポンと流れてきた音が電流が走るような感覚があって。それがネタの時に使った『ミスターブラインドマン』っていう曲なんですけど…その曲がですね、YouTubeで海外で上がってるんですけど、コメント欄が全部私の一言ネタで」

田中「小学校の時、クラスで真似してましたもん!なんだっけ…消しゴムのカド…使うヤツ…最低だよな~」

ふかわ「後半がね、だいぶ抜かれてたけど…ありがとう!ありがとうね!」

田中「お前ん家の…お姉ちゃん…薄着だよな~」

ふかわ「もう私の思い出とは違いますけど…ありがとう!もう1個くらい覚えてない?」

田中「お前ん家…の壁…薄汚れてるよな~」

ふかわ「言ったことねぇよ!3つとも!!でもありがたい…27年前ですよ…」

「社交辞令かと思ってた…」ふかわりょうさんが土曜日の「あ」にやってきた!!

田中さんのうろ覚えな小心者克服講座から、ふかわさんの学生時代の話になります…

ふかわ「僕って学生時代、クラスの隅っこにいた感じするでしょ?全然違うんですよ。体育祭でキャーキャー言われるタイプだったんです」

井上「噓でしょ…?」

ふかわ「陸上部だったんです。高校までやってて…この世界入ってちょっと雲行きが怪しくなっちゃうです」

井上「え?この世界に入ってからなんですね?!」

ふかわ「入ってから雲行きが怪しくなったっていうことに関しては同意されるんですね!私のキャラってどちらかというと文科系の匂いがするじゃないですか?でもどちらかというアクティブで、学生時代の友達からするとむしろ今のスタイルの方が違和感というか」

井上「そういうギャップがやっぱり惹かれません?!もっと知りたくなる!」

ふかわ「ただ1個言うと…これ皆さん舌打ちされるんですけど…ずっと陸上部で足速かった。

子供の頃、誰にも負けなかったんですよ。ただ高校2年生の時、ふっと思うんです…「一番に疲れたな」って」

井上「CM行ってください!」

「社交辞令かと思ってた…」ふかわりょうさんが土曜日の「あ」にやってきた!!

ふかわ「でも何かね、虚しくなるんですよ。空虚というか。これはね、今色々社会で問題抱えてる人いるけど、いつかね私はね、ちょっと照らしたいなと思ってるのは、サボれない人ってのがね一定数いるんですよ。ドロップアウトもできない、さぼれない、うん、親の期待をに応えたい。何かの期待に応えたい、自分を律してどうにかギリギリでやってきてる。傍から見たら順風満帆に見えるけど、めちゃくちゃギリギリでやってきたりするんですよ」

田中「あぁ~」

ふかわ「そういう人って社会で何かこうちょっとボタンを掛け違えた時に、足元がねちょっとおかしくなっちゃうから。そういう人たちが実はすごく辛いものを抱えて生きてるっていうね。なんかそういうところをちゃんと救ってあげたいなと思うんですよね」

井上「周りからの期待がないと人間って生きられないと思いますけど、その期待に応えたいと思い過ぎると自分が瓦解してしまうというか。周りからの物差しで「いいじゃん」と言われても、自分の物差しでは全然満足もできてないし、むしろギリギリのとこでやってる」

ふかわ「そうそう。それでサボれる人がむしろ羨ましかったりするんですよ。宿題とか。

サボるってね元々はネガティブな意味であるけど、私なんかサボれない人間なんです。でもそこで息抜きを本当はしたいけど、息抜きできずにずっと大人になった結果、そういう精神的にグラグラした状況。まぁそれはそれでタレントとしての武器というか、キャラクターを形成する1つのエッセンスになってると思うんですけど」

井上「今の話はあれですか?11月に出版される本の内容と似てます?」

ふかわ「井上さん…なんて素敵な放り込み方したんですか。でもこういうことを言うとね、またプロモーションかと言われる」

井上「いや、違う違う。」

ふかわ「私、本当に井上さんと話したいので。あくまで…11月17日に発売される『ひとりで生きると決めたんだ』のプロモーションで来たわけじゃないってことをね!」

井上「すごいちゃんと言うじゃん!今までで一番活舌が良い!」

ふかわ「Amazonで予約を受け付けている『ひとりで生きると決めたんだ』!!…でもこれは今日の出演のあくまでオマケなので…」

「社交辞令かと思ってた…」ふかわりょうさんが土曜日の「あ」にやってきた!!
編集部おすすめ