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1月5日(木)放送後記

寒い時期に手軽に温まることができるのが自動販売機のホットドリンク。その代表格といえば、以前とりあげたコーンポタージュ、そして双璧をなす今回の「おしるこ」です。

コーンポタージュを取り上げた際は8種類見つけることができましたが、今回、スタッフが都内で見つけた自動販売機の「おしるこ」は……4種類でした。コーンポタージュよりアレンジがしにくいことがコーンポタージュと比べて種類が好き内理由なのかもしれません。

とはいえ各社の「おしるこ」を飲み比べてみると全く違う味でした!

①井村屋「つぶ入りおしるこ」

飲み比べてみると味が全然違った! 自動販売機の「おしるこ」の画像はこちら >>

井村屋は1896年(明治29年)に創業した老舗。60周年を迎えた「ゆであずき」や、アイスの「あずきバー」、保存食の「えいようかん」など、あずきに関する様々な商品を販売しています。

この「つぶ入りおしるこ」は、井村屋こだわりの北海道十勝産の小豆を使用した風味豊かな味わいに。ちなみに井村屋によると、あずきには食物繊維、タンパク質、ビタミンB群、鉄やカリウムといったミネラル、サポニンやポリフェノールなど、様々な栄養素をバランスよく含んでいるそうです。

「甘いけど、それに負けない豆本来の良さを感じます」「一番オーソドックスなおしるこの印象」

②伊藤園「大納言しるこ」

飲み比べてみると味が全然違った! 自動販売機の「おしるこ」

上品な甘みが特長の北海道産「大納言小豆」を100%使用したおしるこ。粉砕した小豆を缶に詰めてからじっくり茹で上げる伊藤園が特許を持つ「まるごと茹で上げ製法」を採用することで、素材本来のおいしさを逃がさず、濃くてしっかりとした味わいが楽しめます。

そしてもう一つの特徴は、缶に「くびれ」がついていること。「つぶ入りおしるこ」のネックである、つぶが出てこない問題を解決する「粒がよく出る容器」になっています。

「甘さを鋭角に感じる。缶の形状もあって粒がしっかり出てくる!」、「なぜだかほうじ茶のような風味を感じてしまう(サブリミナル?)」

③ダイドー「金のおしるこ」

飲み比べてみると味が全然違った! 自動販売機の「おしるこ」

ふっくらとした「こつぶ小豆」と「いんげんまめ(金時豆)」使用し、風味豊かでなめらかな味わいが特徴。しっかりと小腹も満たしてくれるおしるこです。

「こつぶ小豆」を使用している理由は、飲むときに粒が出やすくなるためだとか。さらに缶のパッケージの裏面では「小豆の粒が残りにくい飲み方」を紹介しています。

①上下に振る ②ふたを開ける ③こぼさないように水平に回しながら飲む。

「塩気を感じる!甘すぎないおしるこが好きな人にオススメ」、「甘さのテイストが他とは違う」

④アサヒ「おしるこ」

飲み比べてみると味が全然違った! 自動販売機の「おしるこ」

アサヒ飲料のおしるこは、創業70年を超える老舗あんこ屋「遠藤製餡」のしるこ。

厳選した3種類の豆(竹小豆、いんげんまめ、あずき)の「風味」と「うまみ」を活かしたバランス良い味わいを実現しており、さっぱりとした甘みが特徴です。

「甘納豆や金時豆、黒豆の甘い煮付けっぽい!」、「複数の豆の種類があるのがわかる」

飲み比べてみると味が全然違った! 自動販売機の「おしるこ」
飲み比べてみると味が全然違った! 自動販売機の「おしるこ」

飲み比べてみた結果、甘さの強弱というよりは、それぞれ甘さのテイストが違うという印象でした!みなさんもぜひ自動販売機の「おしるこ」を飲み比べてみてください

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