TBSラジオ『要 潤のMagic Hour』毎週土曜17時から放送中!
3月25日(土)放送後記
今月のゲストは、金子ノブアキさん。
最上階10階にある 『エグゼクティブ オーシャンビュー テラス スイート 1007号室』で東京湾を眺めながら、お話伺っています。
今週は、これまでの人生を世代ごとに振り返っていただきいただきました。
10才までは内気な子で、人見知りや偏食もあり、
今の姿からは想像つかないほど無口な子供だったそう。
金子「野菜はもちろん食べなくて。何食べてたかな~…ケチャップとか(笑)ハンバーグ付き、ケチャップ!みたいな(笑)その後、10代で子役として活動を始めて、バンドに熱中しました。ラッキーなことに、ライブ中にスカウトされて、高校卒業タイミングでメジャーデビューです。」
要「スカウトは、何歳の時ですか?」
金子「17才の時ですね。怪しい人きたな~って(笑)レコーディングも在学中に制服でして。すごいラッキーでしたね。そこからは、俳優と少し遠のいた道ですね。」
20代では俳優業に復帰し、映画「クローズZEROⅡ」にも出演。
俳優としての地位を確立されていきました。
要「バンドのメンバーの皆さんは、復帰については何かおっしゃってましたか?」
金子「結構、うちのメンバーはそれぞれ活動が多岐にわたっているのですごくそこは歓迎してくれてありがたかったですね。もちろん、メンバーが乗り気じゃなかったら俳優業はやらなかったんですけどバンドもちょうど10年目くらいで、何か新しい刺激が必要かなと。最初はその気持ちもありました。
近藤「メンバーから、作品見たよって言われることもあるんですか?」
金子「なんか…怒っている役とか見ると、怒られる時思い出して『うわ!ごめんなさい!』ってなるみたいです(笑)」
40代になって、変わったこと。親になって、知ったこと。
30代は、さまざまなことに挑戦する充実の日々で、凄まじい速さで過ぎ去ってしまった、とのこと。
結婚や子供の誕生で、日常生活が大きく変わったことも充実していた1つの理由かもしれない、と金子さんは振り返りました。
金子「あ、要さんに聞きたかったんですけど、年齢もキャリアも重ねてきて、人生観って変化ありましたか?」
要「ん~…ないんですよね~(笑)あはは、ごめんなさい(笑)」
金子「僕は変わってきて、40代はすごいいい感じで、気にならなくなりました。周りの目とか気にならなくなるもんだな~って。要さんはどうですか?」
要「…ん~ほんと20代の頃から成長しないんだよな~(笑)」
近藤「逆に若い頃から精神年齢が高かったから変わってないのかもしれないですね!」
要「そうなのかな(笑)金子さんは、若い頃に思い描いていた40代と違いますか?」

金子「40代なんて、子供の時みたら余生みたいな気持ちだったじゃないですか?でも、何にも変わんないですね~子供の時のまま(笑)自分の親とか周りの大人とかもそうだったと思うと、尊敬が深まりますね。」
近藤「お子さんが産まれて、変わったことはありますか?」
金子「育てていくことって…連携プレーが超大事だし。」
要「そう!チームプレーですよね。」
金子「時間の使い方も変わりました。それに、自分の親も周りの大人たちが、いかに自分たちを守ってきてくれたのかって分かりましたね。当時はわからなかったけど。」

俳優とバンドを両立するからこそ芽生えた、ある変化。
金子さんは、現在41才。
俳優業とバンド活動を両立させる中で、良い変化が起きているとか。
金子「人を頼れるようになってきた気がします。
要「今後やりたい作品とか、役柄ってありますか?」
金子「かなり色々やりましたね。何をやりたいっていうのはなくて、どんな縁があるか、楽しみですね。人と会えない時期を通じて、人との縁を痛感しました。あ、舞台やったことないんですよ!1箇所に止まって公演したことないんです。毎日同じ場所でライブをして、同じセリフをいうけど変わっていく。」
近藤「ミュージカルとかはいかがですか?」
金子「あ、でも僕喉が弱いし…お腹も弱いから…(笑)」

『自分以外のすべて』
最後に、”人生の要”になっているコトやモノを伺いました。
金子「人生の要は、『自分以外のすべてのこと』ですね。これも、たぶん年齢的なところはすごくあります。主観がどんどん無くなってます。性格も、ビートを供給して押し出していくっていうドラムを叩くくらいだし、撮影現場とかでお芝居している時も、自分よりも周りのみんなを見るのが好きで。
要「かっこいい…いつか『自分以外のすべて』っていう曲をお願いします(笑)」
金子「あの収録の時のやつだ!やりやがった!ってなりますね(笑)」
4週にわたり、ありがとうございました!

OA楽曲
As It Was / PREP