TBSラジオ「イモトアヤコのすっぴんしゃん」毎週水曜日よる9時30分から放送中!

6月14日(水)放送後記

イモトが、息子と雑誌デビューを飾ったことを報告!以前、イモトがコラムの連載をしていたライフスタイル誌「CREA」にて、<母>をテーマにした特集回。後半はその撮影現場でのカメラマンの一言からカメラ熱が再燃したイモトが勢い余って購入したフィルムカメラデビューのエピソードも。

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イモト、息子Q太郎と初共演!雑誌の表紙に!!

イモト:最近のイモトアヤコさんはですねえ、恥ずかしながら雑誌でお写真を撮ってもらうお仕事をしてきました!嬉しい!しかもね、雑誌といってもオシャレな雑誌ですよ~。どちらの雑誌かというと、ファッションもありつつ、ビューティ、旅、グルメ、カルチャーとか幅広いカテゴリーで、30代くらいの女性が読んでいる方が多いのかな。ライフスタイル誌「CREA」でございます!ありがたいですね~。現在発売中の「CREA」さんの<母って何?>というテーマで、表紙も込みで!

イモト、息子Q太郎と初共演!雑誌の表紙に!!

「CREA」でコラムの連載をしていたイモト

イモト:「CREA」さんとは、わりと長い付き合いでして。以前、「棚からつぶ貝」というエッセイを出したんですけど、<旅は道連れ世はWOW!>というタイトルで連載をずっと「CREA」さんでやらせてもらっていて。それがまとまって「棚からつぶ貝」というエッセイになったんです。それでずっとお世話になっていて。そういう繋がりもあって。

今回これに関しては、もちろんオファーというのもあるんですけど、こっちの持ち込みも含めての(笑)。自分の中ではずっと前からやりたいな!と思っていたお仕事なので。

テーマは<母って何?>

イモト:「CREA」さんの<母って何?>というテーマなので、母としての私もあるのと、今回初めてになるのかな、息子のQ太郎と初共演してきました!雑誌の表紙の撮影ですよ!もう発売されているので、見てもらったらわかると思うんですけど、Q太郎を肩車していたり、一緒に手を繋いで歩いたり。Q太郎は横顔や後ろ姿ではあるんですけど。仕事場でQ太郎と一緒というのはちょっと緊張しましたね!現場には、ベビーシッターとして立木早絵ちゃんのお母さんの久味さんにも来ていただいて心強かったですね。現場では大人達がたくさんいるんですけど、息子が名前を呼ばれて<こっち!こっち!>って言われたりして、みんなが孫みたいな感じでよかったですよ。そんな楽しい撮影やインタビューカットや、母をテーマにわりと自分の本音を喋りましたね。

イモト、息子Q太郎と初共演!雑誌の表紙に!!

イモト:<母って何?>というテーマで私以外にもいろんなものが書かれていて。でもけっこうこのテーマっていろんな考え方もあるから、撮影前に編集の方と打ち合わせもして。「CREA」さんでは20年くらい前から定期的にこの母をテーマにした特集をやっていらっしゃって。その20年前の「CREA」さんの<母って何?>を見たんだけど全然違うね!前までは、結婚したら母になることが当たり前のような社会の中で作っていた「CREA」さんだったんだけど、やっぱり20年経って時代が変わると、作り方も全然違ってくるという話し合いからみんなでやって。そんな感じでみなさんと作り上げた素敵な雑誌なので、母はもちろんそうですけど、母じゃない方もそうだし、いろんな考え方も詰まっているので、おもしろいと思いますね。ぜひ、たくさんの方に読んでいただけると嬉しいかな。

イモト、クリエイティブな現場に刺激!

イモト:で、「CREA」さんといえばオシャレな雑誌ですから、衣装やメイクもオシャレなチームがやってくれましたねえ。わたし的にはピンクのつなぎを用意してもらった写真が気に入っていますね。ほぼ女性のチームだったね。アートディレクターさんもカメラマンさんも女性だし。みんなでクリエイティブな感じで話すのがいいよね。なんかああいうのって、いつもの「すっぴんしゃん」の感じとも違うし、「イッテQ」とももちろん違うし。雑誌ならではの空気感だから、わたしもアーティスティックな感じが入るというか(笑)。

イモト、息子Q太郎と初共演!雑誌の表紙に!!

イモト:中ページで絵本みたいな形で物語を綴っていって、そこでわたしが文章を書かせてもらって。ただ絵本を書くというのがなかなか難しくて。なので、私は息子に向けてのお手紙みたいな感じで<あなたへ>というテーマで文章を書かせてもらって。そこに息子と撮った写真をはめていって。写真では崖を登っている私とか(笑)。渋谷の「モンベル」さんにロッククライミングができる壁があるんですよ、そこで朝イチからハーネスを履いて。

<これCREAかな?><イッテQじゃないかな?>みたいな(笑)。やっぱりその・・・山には慣れていらっしゃらないから<もうちょっよ右手を上に>とか指示がさ(笑)。いやいや、と。いい写真を撮りたいから私もなるべく応えたいんだけど、けっこうね、あのう軽々しく言われるんだけど(笑)。<足をもうちょっと上げて>と言われても、うーんこうの体勢で!?みたいな(笑)。でもなんとかうまく撮れまして。

金髪おさげ姿のイモトに夫&息子が「?」

イモト:一つ、絵本の中のキャラクターということで、「長くつ下のピッピ」という絵本があるんですけど、そのピッピっぽい格好をしようということで、金髪のおさげのカツラにそばかすを描いて眉毛もピンクっぽくして撮影したんですよ。完成品はいいんですよ、ピッピっぽくなって。トータルで見ると良いんだけど・・・。Q太郎がお昼前に先に帰ったんですよ。ちなみに、現場にはお休みの夫の石崎さんも来てくれて。Q太郎のお昼寝の時間もあるので、先に石崎さんと久味さんと一緒に帰ることになって。ちょうどその時に、私はピッピ用のメイクをしていたんですよね。メイクがまだ終わってなく金髪のカツラを被っている時に、<じゃあ帰るね>ってメイク室に石崎さんとQ太郎が入ってきたんですよ。そしたらバケモンを見るみたいな目で<どうした??>って(笑)。Q太郎も指を咥えたまま固まっちゃってて(笑)。(これ、誰だ!?)みたいな目で。<お母さんだよ~!大丈夫!ここから変わるから!>って思ったんですけどね(笑)。

イモト、息子Q太郎と初共演!雑誌の表紙に!!

イモト、カメラマンが使っていた憧れの「ライカ」に反応!

イモト:その時、カメラマンさんが女性の方だったんですね。雑誌のカメラマンさんって、使っているカメラが“キヤノン”とか“ニコン”“ソニー”とかのデジタルカメラで。すぐ横にパソコンがあって撮った写真をすぐ見えるような感じで撮影していくんです。ただ、その女性のカメラマンさんが持っているカメラが“ライカ”だったの!私、ずーっとライカが欲しいの!ライカが欲しいなって5、6年ずっと思っていて。1年に1回ライカが欲しくなるの!でもライカって中古だとしても値段が異常に高いわけよ。ボディだけでも100万円くらいして、それにプラスしてレンズで30、40万円するの。もうクルマが買えるくらいな世界なわけよ。だからそう簡単には買えないし。ライカの雑誌を買って、“ライカって何がそんなにいいの?”って勉強しちゃってる途中だったのね。

イモト、フィルムカメラを勧められる!

イモト:そこにライカのカメラが来ちゃったもんだから、かっけぇ!ライカでこういう雑誌の仕事でも撮れるんだって。<ライカ、今欲しいと思っているんです><でも急に買えるものでもないから、ちょっと触ってみてもいいですか?>ってお願いして触らせてもらって。でもやっぱり難しいね!クセがめちゃくちゃあって。そのカメラマンさんが使っていたのが“ライカMP”という物だったの。調べると、これも中古でも80万円くらいするのかな。で、しかも今買いたくても世に出回っていなくて売ってなかったりするのよ。で、そのカメラマンさんから言われたのは<イモトさん、フィルムカメラをやらないんですか?>と言われて、フィルム~!?と思って。

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「コンタックスT3」はフィルムカメラでは超人気!

イモト:今これだけデジカメの時代にフィルムカメラなんてなあと思って。だって、いちいちフィルムを買って現像をしなければいけないしめんどくさいと思っていたけど、そのカメラマンさんから<コンタックスT3が私はイモトさんに良いと思うなあ>と言われて。でも私はライカが欲しいからフィルムカメラと言われも(え~!?)と思ってて。でもまあ、調べちゃうわな、“コンタックスT3”。なんか知らないけど、しっかり覚えているもんだね(笑)。調べたら、もともとコンタックスって京セラという会社が作っているカメラ部門だったんですけど、京セラが2005年にカメラ部門を廃止しちゃったんですよ。だからコンタックスは新品は無いから中古しかないんですよね。しかも、星野源さんがコンタックスT3を使っていて、それにみんなが食いちゃって。20年前くらいのカメラなんですけど、当時は9万8000円なんですね。それが今、2、3倍に跳ねあがっちゃっているんですよ。

イモト:見た目は普通の古いカメラなんですよ。ええ!?と思ったんですけど、程度によるけど20、30万円はするわけですよ。それで気になっちゃって。特に海外のインスタグラマーがめちゃくちゃ使っていて。かっちょい~のよ!で、1回火が点いちゃったら“欲しいなあ!”と思っちゃって。調べるんだけど、なかなか売ってないわけ。カメラのキタムラとか北村写真機店とか探すんだけど・・・というか、電話もしちゃったんだけど(笑)。<うちのは入荷してないですね>みたいな。

イモト、息子Q太郎と初共演!雑誌の表紙に!!

イモト、いざフィルムカメラの世界へ!

イモト:そうなんだと思ったら、新宿の四谷にある「カメラの極楽堂」というコンタックス専門店 があって。そこには置いてあったんですよ。行っちゃったよね、、、。「カメラの極楽堂」さん、こじんまりした所にあって。そこにコンタックスT3が何個か置いてあったんです。その中で一番コスパの良いというか、程度の良いカメラを紹介してもらって。そのお店のバイトの方がマニアックなことをものすごい熱量で喋ってくれて!<コンタックスT3いいですよ!私はT2を使っていて~>みたいな。で、自分の撮った写真も見せてくれて。私がフィルムカメラが初めてだと言ったらフィルムを入れるところから教えてくれて。使い方はわりと簡単だったんですよ。

イモト:で、まあ、みなさん、お分かりだと思うんですけど・・・買っちゃいましたよね(笑)。ライカからなぜかコンタックスT3に!でもね、これは自分に言い聞かせてるわけじゃないけど、その時に良かった!これ、なぜなら今とんでもない勢いで売れているんですって!なぜかというと、日本人というよりは海外からのお客さんの問い合わせがハンパないらしくて。お店の人が<ゴールデンウィークで5台売れました>って!いうても、そんなに安い物でも無いじゃん!インバウンドで来た海外のお客さんがあればあるだけ買っていっちゃうと。今買っておいて良かった!と思って、逆に自分をよくやった!と言い聞かせたよ!

イモト、息子Q太郎と初共演!雑誌の表紙に!!

まさかの・・・「フィルムが売ってない!?」

イモト:コンタックスT3を買った「カメラの極楽堂」さんはカメラ本体しか売って無いから、すぐにフィルムを買ってすぐに撮りたいわけよ。で、ビックカメラさんやカメラのキタムラさんに行けば売ってるかなと思って、富士フィルムさんとかコダックさんのフィルムを買いに行ったわけ。ちょっと待ってよ・・・行ったら“入荷待ち”でフィルムの棚が何も無いわけ!富士フィルムに関しては“入荷の予定がありません”ってなってるわけ!ええ!?って思って!いや、もうフィルムカメラを買っちゃったんだけど、みたいな。カンベンしてくれよ!と思って店員さんに、

イモト:フィルムって売って無いんですか?

店員さん:ちょっと今フィルムが入ってきてなくて、、、

イモト:いつ入ってくるんですか?

店員さん:いやちょっとわかりませんね・・・。ぶっちゃけもうフィルムは・・・

って言われて、ええ!?フィルム無いの!?みたいな。フィルムカメラ、買っちゃったけどみたいな(笑)。フィルムが無いと撮れないじゃん!って焦って。で、ネットで探したらAmazonで割高にはなるんだけど撮れないがヤだから、コダックのフィルムを何個か買って使っていますね。この前また行ったら何個かあったんだけど、“おひとり様1点”ってなっていて。いやもうびっくりよ!

イモト、息子Q太郎と初共演!雑誌の表紙に!!

イモト「フィルムカメラは1枚を大事に撮る。現像も楽しみ!」

イモト:だいたい36枚で、コダックは24枚しか撮れないの。やっぱデジタルに慣れちゃっていると、パシャパシャ撮っちゃうじゃない!?フィルムの場合、超大事に撮るよ!そういう意味ではフィルムっておもしろいと思っている。撮り直しがきかないし、確認もできないから。写真1枚をすごく大事に撮るし、現像が楽しみ。あ、こういうことか!と思って。コンタックスT3はすごくコンパクトでiPhoneと同じくらいなんですよ。ボディの厚さはもっとあるけど、大きさは一緒だからポケットに入れられるし。一眼レフは持っていくのが億劫になるんですけど。これから「イッテQ」の海外ロケも増えてくるから海外で撮るのもいいんじゃないかなって。今、フィルムで撮ってもそれをデータ化してくれるんですよね。それならインスタにも載せられるから、これからフィルムなんかかじっちゃったりして(笑)。ただまだ“ライカ熱”というのも冷めていないので。要検討、まだ私には早いのかなって思いますね。