TBSラジオ「GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~」毎週日曜お昼12時から放送中!

9月10日(日) 放送後記

今週のゲストは、バイオレンス映画の巨匠とも呼ばれる、映画監督の三池崇史さん。
ロマンスグレーでダンディな三池監督が愛するクルマとは?
そしてクルマとバイオレンスの関係は??

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三池監督と車の出会い>

三池監督が車に惹かれた理由の一つが、映画監督らしく「映画」から。


1971年に公開された「バニシング・ポイント」。
そこに現れるアメ車のカッコよさ、そしてV8サウンドの迫力に完全虜。
そんなことをキッカケに車愛が芽生えたそうです。

しかし実は高校の時から乗っていたのが「バイク」。
レーサーに憧れたこともあったそうで、そんな三池さんにとって“車”とは「ひよってるモノ」だったとか。
しかし大人になり、子供も生まれたことをキッカケに、クルマを買うことに。


そこで選んだクルマというのが、アメ車の雰囲気漂う「チェイサーSGS」だったそうです。(中古で50万円で購入)

しかしこのファーストカー、なんとエアコンが壊れていることが購入後に判明し、夏場はかなりしんどかったとか。
「次買う車は、格好やエンジンで選ぶんじゃなくて、エアコンがあるやつにしよう」と心に誓ったそうです。

映画監督の三池崇史さん1周目!バイオレンスの巨匠が愛するクルマとは?

ちなみに、、、ですが。
映画「バニシング・ポイント」キッカケで車に興味を持った三池監督ですが、ご自身のことをこう評します。
「世界中の監督の中で、一番、映画を見ない」。


あれほどの作品を世に送り出す三池監督ですが、これは意外な一面。
「バイオレンス、ホラー映画は見ない。ポスターでお腹いっぱい」とか。
だからこそ、あれほど強烈な「バイオレンスワールド」が描けるのかも・・・?

三池監督の想い出のクルマ

三池監督にとってのファーストカー「チェイサーSGS」の後は、しばらく「カムリ」や「レガシィ」など、ファミリーカーが続くのですが、その後に購入したのが「ランエボ6」。
ラリーでもお馴染みのマシンですが、これをなんと奥様が操っていたそうです!(もちろんMT車)
そんなマシンを見て、ちょっと羨ましく思った三池監督は、なんと「インプレッサWRX STi」(これも当然MT)をご購入!
そうです。三池監督のガレージには、ランエボとインプが並んでいたんです!
これってめっちゃめちゃ、羨ましくないですか?
たまに奥様のクルマなんかも乗って楽しんでいた三池監督いわく「乗り比べると、ピーキーさでインプの方が好み。

でもランエボの低速から来るトルクも最高!」なんだとか。

映画監督の三池崇史さん1周目!バイオレンスの巨匠が愛するクルマとは?

しかし…とある日の出来事。
お仕事で絵コンテを書いていた時、左足に痺れが。
どうやら坐骨神経を圧迫してひどい腰痛。その痛みが腰から太もも、そして爪先まで巡り、その痛みに耐えられず病院へ。
その待合室で思ったこと。

それは「もうクラッチは踏めねーな」。
でもって診察後、この痛みと付き合っていかないといけないことが判明した三池監督は、お会計の時「レクサスを買いに行こう」と決心したそうです。

そしてレクサス購入。納車したマシンを奥様が見て、、、「ATか…」と、鼻で笑われたんだとか(涙)

それ以降、レクサスに乗り続ける三池監督、現在も「LC500コンバーチブル」の5リッター、V8エンジンを楽しんでいるそうです!

映画監督の三池崇史さん1周目!バイオレンスの巨匠が愛するクルマとは?