TBSラジオ毎週土曜日の夜19:30に開店する「スナックSDGs」!
10/28の放送へのご来店、ありがとうございました。
「再エネソムリエ」の大石英司とTBSアナウンサーの上村彩子が、毎週さまざまなお客さまをお迎えします。
今回のゲストは、榎戸教子さん
さくらんぼテレビ、テレビ大阪のアナウンサーを経て、フリーの経済キャスターとして活躍。BSテレ東の番組「日経ニュース 日経プラス10」ではメインキャスターを務めました。表舞台での活動にとどまらず、2014年には、アナウンサー事務所の「PICANTE」を設立しています。今年の3月31日からは、仕事から離れ、現在5歳になるお子さんと一緒に「世界一周旅行」に出ています。
アフリカ大陸のほぼまんなかに位置する内陸の国、ルワンダ。北海道の3分の1ほどの面積に1200万人ほどが暮らしています。ドイツ、ベルギーの植民地時代、そして1962年の独立後も続いた民族紛争は内戦に発展し、1994年には人口の1割が犠牲になる大虐殺へと至りました。
今年、ルワンダを訪れた榎戸さんが印象を受けたのは「ウムガンダ」という国の取り組み。「ウムガンダ」は法律で定められた奉仕活動の制度で、毎月最終土曜日の朝8時から11時まで、町の掃除などを行い、違反すると罰金が科されます。
もともとはベルギー統治時代に強制労働の意味で使われた言葉でしたが、いまでは戦後復興の中で国をよりよくする原動力のひとつになっている、ということです。今回は「ウムガンダ」について榎戸さんにお伺いしました。
【世界一と言える国】
榎戸:「ウムガンダ」は義務化された活動になっているので、土曜日の午前中は仕事もお休みしないといけないんです。国のトップの大統領や首相などもこのウムガンダに参加していて、奉仕活動を行なっていて、地域の人たちと交流を深める場を作っているということなんですね。この背景は、1994年、いまからまだ30年も経っていないんですけど、その時に国内での内戦というか、住民同士の戦いがあって、およそ100万人から120万人が犠牲になっているんですね。30年経っていないそんな歴史を抱えている人たちが一緒に上手くやるために歩み寄っているからこそ、今のルワンダがあると思うんですけども。ルワンダで乗ったタクシーの運転手の方に少し思い切って、「1994年の事件のことをどう思うか。」と聞いてみたんです。するとその方は、「自分は虐殺を受けた方です。家族もみんな亡くなったよ。」と仰っていて。「この国のことはどう思われますか。」と質問を重ねたら、「今の大統領は本当によくやってくれている。この国はアフリカ一だと思う。もしかしたら世界一かもしれない。この国を信用している」って。大虐殺を受けた側の方からそんな言葉が出てきて、私、自分だったらそんなふうに、30年で国を信用できるんだろうかって思ったんですけど、変われるんだって、国を信用できるようになるんだって、私はすごく衝撃を受けました。
「UPDATER」のさまざまな取り組みに注目する時間。今週は、「UPDATERさん いらっしゃ~い!」
みんな電力、みんなエアー、みんな大地、TADORiなど、「顔の見えるライフスタイル」を掲げてさまざまな事業を展開しているUPDATER!今回は、そんなUPDATERが取り組んでいる商品「森になる猫砂」にフォーカス。株式会社UPDATER SX事業開発本部 中条真理子さんにお話を伺いました。