今回のゲストは、奥様方の心強い味方、『家事えもん』こと松橋周太呂さんです!
松橋さんといえば、掃除、洗濯、料理が得意で、書籍など数々の指南をされていますが、私は自称〝片付けられない女〟なんです。
僕もめちゃくちゃズボラなんですよ。
壁紙の掃除って言ってもあんまりピンとこない人も多いと思うんですけども、何をすればまずいいですか?

毎日拭かなきゃいけないんじゃないか?と思う方もいると思います。でも、壁の上の方まで拭かなきゃ…とかって、僕はあんまり思わなくていいと思うんですよ。話天井とかは届かないじゃないですか。もちろんフロアワイパーみたいのに布巾とか、キッチンペーパーをつけて拭くという技はあるんですけど、毎回やらなきゃいけないかとかは思わなくてもいいです。(松橋さん)
壁紙の拭き掃除っていうのは、やはり大事なんですか?
調理してるときの油って、何となく換気扇で吸えてるんですけど、ものすごく細かくなったものが家中に広がったりします。油はいずれ黄ばんできたりするので、拭いて欲しいですね。
特に専用の洗剤とか買わなくても、食器用洗剤などの中性洗剤をぬるま湯とかで薄めてもらって、布巾につけて拭くだけで結構落ちます。(松橋さん)

壁紙を拭き掃除する前に心がけておくことってありますか?
壁紙が白いとホコリとかは見えにくいんです。壁紙って実は静電気を結構帯びています。
となると、まずは壁紙の静電気を防ぐ必要があります。洗濯用の柔軟剤をボトルに書いてある割合で薄めてもらって、500CCで本当に数滴チョロチョロって垂らしていただいて、それで雑巾とか固く絞ってから拭く。なんなら乾かしてから拭くだけでも柔軟剤の効果で静電気を除去してくれます。(松橋さん)
なるほど。
では、壁の通気口周りから聞いていきます。そもそもどうして、通気口周りって黒ずんじゃうんですかね?

やっぱり、外から入ってくる砂埃とか、排気ガス的なものとか、あとは家の中から出ていく粒子状になった調理の油とか、そういうものが入り混じって、通気口を出入りします。それが真っ黒になる原因です。
でも、汚れのレベルとしては結構簡単に落とせるんです。おうちにある中性洗剤や食器用洗剤を10倍から20倍に薄めてもらって、それを布巾に付けて拭いていただくだけでも、基本的には落ちます。(松橋さん)
へー!中性洗剤って本当すごいですね。
そうですね。
…使った後の歯ブラシでもいいんですか?
もちろん!(笑)新品じゃなくていいですよ。使い古しで大丈夫です。(松橋さん)

よかったです!子供が使っていた歯ブラシも小さくて使いやすそうですね。
とても良いことを聞きました!