上村彩子アナはディズニーが大好き!空気感、世界観、そして何より「プロフェッショナルな心遣い」に、毎回、行くたびに感動しているそう。今回、そんな上村さんが「Nスタ」の取材を通してとくに感動した、誰ひとり取り残さない、ディズニーの知られざる「バリアフリー」について紹介してくれました。
まずはスーさんにもディズニー気分を味わってもらうべく、こんなものをご用意!
冷凍食品で気軽にディズニー気分!リトルグリーンまん
実は、ディズニーには「フローズンセレクション」という冷凍食品シリーズが。「リトルグリーンまん」のほかにも、ミッキーの形をした「ピザ」や「チュロス」「おにぎりサンド」など、パーク内でしか食べられないレストランメニューを“イメージ”した冷凍食品が、4種類販売されていて、ご自宅で簡単にディズニー気分を味わうことができるんです。今回ご用意したのは、「トイストーリー」に登場するキャラクター「リトルグリーンメン」を「おまんじゅう」にした、パークでもとくに人気の商品です。解凍の仕方は、常温で30分放置するだけでOK。 「オリジナルカップ」が付いているので、見た目は本当にパークで食べるものと一緒。
味は、パークでお馴染みのカスタード味をはじめ、ストロベリー味とチョコレートクランチ味の3種類。ディズニーの「フローズンセレクション」、「リトルグリーンまん」は、1袋3個入りで、8袋ついていて、お値段は4,500円。「東京ディズニーリゾート・アプリ」から買うことができます。
続いて、上村さんが感動したディズニーのバリアフリーについてご紹介。
車いすのままフライングカーペット
ディズニーには、車いすのまま乗ることができるアトラクションが多数。その一つが「ジャスミンのフライングカーペット」。「アラジン」で登場するジャスミンの庭園の上空を、空飛ぶ絨毯に乗って旋回する、ライド型のアトラクションです。これ、素晴らしいな!と思ったポイントが、車いす対応の乗り物がどれなのか、見た目には全く分からないこと。
乗り物は、すべて同じ「空飛ぶ絨毯」の形をしているんですけれど、車いす対応の乗り物だけスロープが出てきて、車いすのまま乗り込むことができます。
また、こういった上空をぐるぐる旋回するようなアトラクションは、車いすの場合だと難しい印象があって、車いすのゲストから「乗れるとは思わなくて驚いた」という声も上がっていました。
車いすのまま乗れるアトラクションについては、ほかにも…
・シューティングゲームを楽しむ「トイ・ストーリー・マニア!」
・プーさんと一緒にはちみつ探しの冒険に出る「プーさんのハニーハント」
・回転木馬の「キャラバンカルーセル」など、車いすのまま楽しめるアトラクションや各種施設は、パーク内に40カ所以上あります。
そのどれもが、乗り場一つとっても、けっして特別な感じではなく、ディズニーの世界観に自然に溶け込んでいて、「見えないバリアフリー」の配慮を感じました。(そしてまた感動してハマる)
手話通訳キャストが、もはやパフォーマー!
耳が不自由な方に向けて、手話で同時通訳を行う「手話通訳キャスト」がいます。例えば、シアタータイプのアトラクション「タートル・トーク」は、ウミガメのクラッシュとゲストが、おしゃべりできる場所なんですけど、そこに「手話通訳キャスト」がいて、私はあれほど大きく動く手話を初めて見ました。
実際に「手話通訳キャスト」の方にお話を伺ったところ、「クラッシュというカメのキャラクターの言い回しや声のトーン、スピード感をどれだけ似せて手話で表現できるか。顔の表情や体の動かし方も考えて、日々勉強している」とのことで、手話サークルに通ったり、講義や講演を見に行ったり、さらには若者言葉は意味が分からないと表現できないので、イマドキの言葉についても情報収集しているそう。
ほかのゲストが笑っている時に一緒に笑ってもらえるように、「ゲストみんなに楽しんでほしい」という熱意がすごい!(そしてまた感動してハマる)
「手話通訳キャスト」がいるアトラクションと日時は、「タートル・トーク」と、同じようにスティッチとおしゃべりできる「スティッチ・エンカウンター」の2つ。毎週火、木、土曜日の1日3回となっています。
情報をテキストや音声で!ディズニーハンディーガイド
見た目は、小さめのゲームボーイみたいなデザイン。この「ディズニーハンディーガイド」は、一部のアトラクションや施設の情報を「音で聞いたり」「テキストで見たり」できるものです。私も音声ガイドのほうを試してみたんですが、パーク内のエリアについて説明してくれたり、アトラクションに入ったら、その情景を音声でガイドしてくれたりしました。
「ディズニーハンディーガイド」は、ディズニーランドの「メインストリート・ハウス」とディズニーシーの「ゲストリレーション」で無料で貸し出しています。(保証金1000円が必要)
上村さんがディズニーを好きなのも、このような感じで、企業としての熱意が素晴らしいところ。「誰ひとり取り残さない」「すべてのゲストがVIP」というそのプロフェッショナルな心遣いと心意気に毎回感動しているんだそう。
ディズニーには、まだまだご紹介しきれなかった「すべての人を楽しませる」ためのバリアフリーな空間がいたるところにあります。ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。きっと、ご家族や友人同士、みんなで楽しめると思いますよ!