TBS Podcastで毎週月曜朝10時に配信している「ベビーのいる生活~迷える子育て応援Podcast~」。今回は離乳食の話。

3者3様の離乳食事情。悩みもあれど、なんだか明るい座談会になりました。

参加者:りんごさん(11ヵ月)/すももさん(1歳2ヵ月)/すいかさん(1歳5ヵ月)

「食べない」じゃなく「食べ過ぎる」悩みだってある!

りんご:最初のスタートで10倍粥を作った時に「ペーッ」となって。最初はそうだろうなと思いつつも、これが続くのはキツイ…。もう手作りはやめようと思って進めてきて。

川島 :気持ち的にちょっとね。

りんご:フレークを買ってお湯で溶かしてっていうのをやり始めて。参考にしたのは、たまひよの離乳食カレンダー。初期中期後期のたまひよの付録があって。何としてもカレンダー通りあげるぞ!とあげていきました。

川島 :今はもうパクパク食べる感じですかね?

りんご: 2回食が始まったぐらいから、和光堂のご飯とおかずが2個セットになってるやつをあげたら「何だこれで終わりか」っていう雰囲気になって、じゃあちょっと豆腐を足そうか、かぼちゃとかを足そうかってやってるうちに、3回食になった時にはもう9ヶ月とかのボックスじゃ全然満足いかないぐらいに。

川島 :それじゃ足りないと。

りんご:お米をかさ増ししたり、おかずを足して。

川島 :あれ何グラムぐらいなんですかね?

りんご:80グラム×2とか。

川島 :80グラムか。うちの場合、80グラムの1パックでもう大丈夫ですって感じでしたね。だから2回に分けてあげてて。そっか、じゃあもう結構毎日モリモリ?

りんご:すごいです。市販を買い続けることが追いつかなくなってきて。パルシステムを取ってたので、細かく刻まれてる野菜とかをぶち込んだスープとか、おじやとか作って、足りない分はそこで補ったりとかするけど、それでも追いつかない…。

川島 :すごい!じゃあ今11ヶ月で、身体は大きい方ですか?
りんご:大きすぎるって先生に言われたぐらいで。10ヶ月検診の時に11キロあって。

全員 :わー!!!

りんご:先生にミルクはやめましょうって言われて。参考にしてた離乳食の本にもあったけど、足りない分はフォローアップミルクをあげたり、授乳してるママとかもいたので、私も離乳食のあと100とか飲ませてたら「そんなことしたら突き抜ける一方だからやめて下さい!」って。

川島 :じゃあ今の悩みと言ったら体重増えすぎかな?ってところでしょうか。

りんご:そうです、食べて「ごちそうさま」を言った時点で泣き始めて。

川島 :そうか、もっと食べたいんだ。

りんご:「ごちそうさま」っていう言葉が嫌いみたいで、片付け始めたり口拭き始めたりすると、スーパーで駄々こねてる子みたいに背中反らせて泣いちゃうくらい。ほぼ毎食ですね。

川島 :周りに相談してみたことは?

りんご:お医者さんに言われたことがショックで、区の保健師さんと栄養士さんに相談したんですけど、「離乳食の進め方、体重についてなんですけど」って言ったら、「増えてないんですか?食べてないんですか?」って言われて、「逆なんです、すごい増えてて、すごい食べるんです」って言ったら、「え?」「食べてるんだったら良いじゃん」「食べてない子の方が大変じゃん」みたいな…。

「魚のアラ」で出汁をとると安くておいしい!

すもも:私の夫が料理人をしてて。私のご飯とかは全て任せたぞ!私は離乳食を頑張って丁寧に美味しく作ってみるから!と。

川島 :離乳食担当になって。

すもも:頑張って自分で作ろうっていうのが今でも続いています。

途中で出汁を、最初は鰹節をもったいないなと思いながら使ってたんですけど、魚屋さんに売っている、端っことかに置いてある「アラ」があって。鮭のアラとか鰤のアラとか骨と身がちょっと付いてるようなやつなんですけど、それから出汁を取った方が安くていっぱい取れる。しかも美味しいことに気づいたんです!そこからはその出汁をストックして、なかなか大人でも食べられない鯛の出汁とかを冷凍ストックして。

川島 :おいしそー!

とにかく明るい離乳食談義!みんなはどうしてる?の画像はこちら >>

すもも:で、鰹節高いし買わなくていいじゃん!って。そっちがラッキーって思うぐらい、アラ200グラムくらいで200円とか。安いんですよね、それでスープを作って…

川島 :冷凍保存してくって感じですか?

すもも:そうです、リッチェルの小分けのパックにちょっとずつ詰めて、それを野菜スープに入れたりしてバリエーションを。

川島 :出汁と、野菜を細かく刻んで。

すもも:野菜のスープを2種類ぐらい、トマトベースにしたり、とろみのあるオクラベースにしたり、2種類作っておいて、どっちかをあげつつ、出汁をカスタムして、今日は鯛出汁にして、今日は鰤出汁にしてとか。

川島 :そうか、出汁が変わるとまた味のテイストが変わるのか。それは英才教育になりそうですよね。

土井善晴先生のお言葉を…

すいか:私は「市販でいくぞ!」っていう腹の括り方も出来なくて、でも手作り全部っていう覚悟も出来なかったので、最初は生協の、1個ずつブロックで入ってる…

川島 :ポーションタイプみたいになっててね。

すいか:最初は張り切って、1束298円みたいな有機ほうれん草を買ってやったんですけど、ちょっとしか取れなくて!「はあ!?」って思って…。

川島 :298円が…

すいか:嘘でしょ!全部流れたじゃん!と。それからは、生協に頼りながら、簡単なものは自分で。基本的に食べてくれる方だったので、さほど大きな悩みはなかったものの、完了期になって、いかに大人向けに合わせていくかっていうのを迷ってます。最近は大人が子どもに寄せる形にして。

川島 :今までは大人用、子ども用って?

すいか:はい。子どもには無味のミネストローネを作って、大人用に味を足していく方式をやってたんですよ。あとは野菜のキューブをいくつか作っておいて皿でミックスしてチンするスタイルでやってたんですけど、意外とブームの変遷がすごくて。この間までさつまいもないと生きられなかったでしょ?っていう人がさつまいもが嫌になったりして。

でも今はまた好きになって。

川島 :流れがあるんですね。

すいか:あとは、これは土井善晴先生の精神、一汁一菜。

川島 :もうね、何品も揃えなくていいよってね。

すいか:「日本のお母さん頑張りすぎなんですよ」って。

川島 :ありがとうございます!

すいか:聴いてる人も含めてですけど、私たち多分、真面目?(笑)どうにか良くしようと思っちゃってるから、やり過ぎなのかな?と思って、だからもうお味噌汁をメインにして、何でも入れて。

川島 :うちもそうです、大人と同じように味噌汁にして、カットして出すみたいな。

すいか:大人は塩で食え!みたいな(笑) 土井先生も言ってたので!

川島 :すいかさん今日、グッズを持って来て下さっていて。

すいか:今も1番使ってるのが「はぐくみ太郎」っていう、鶏レバーパウダーなんですよ。鉄分が大事だっていうのを聞くんですけど、鉄分なかなか取れなくて、どうあげたら良いかなと思って、これを結構早い段階から入れていました。

川島 :パウダーだからすぐ溶けるんですかね?

すいか:そうそう、何でも入れられるんですよ。

川島 :味どうなるんですかね…?

すいか:結構レバーきます!レバー嫌いな人は難しいと思うんですけど、意外と食べるんです。

川島 :小さい頃から慣れてたら大丈夫なんですかね?

すいか:コクになるのかな?とも思うんですけど、ポタージュとか。玉ねぎと牛乳、野菜フレークっていうやつを良くやるんですけど、それにちょっと入れたり。ハンバーグに入れたり。

今回はここまで。次回もどうぞお楽しみに!

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