先日、沖縄にゴルフの中継で行ってきたのですが、「生活は踊る」のみんなにお土産何買おうかな~と悩んでいたところ、琉球放送の方にオススメのお土産があるということで教えてもらったのが、『天使のはね』というチップス!!
音が出ないチップス『天使のはね』
見た目は、間違えて洗濯してしまったティッシュのような・・・白いふわふわとしたもの。

チップスなのに、音が全然しない!!!
「不思議な食感。なにこれ!!」
この『天使のはね』とは、どんなお菓子なのか、販売元の「丸吉塩せんべい屋」さんにお話を伺ったところ・・・
・せんべい屋さん自体の創業は48年ほど前で、『天使のはね』は2007年頃から販売を開始。
・沖縄では、戦後の米軍による占領の影響で、小麦粉が供給されたこともあり、米粉より小麦粉で作った塩せんべいが定番。
・その塩せんべいは、凹凸のある窯で丸い型に入れて圧力をかけて焼くんですが、その際に、型の隙間からせんべいの生地が漏れて、せんべいにくっついてしまうそうなんです。以前は、そのくっついてきた部分を取り除いていたそうなんですが、実はここが「なんとも言えない食感で美味しい!」ということを職人さんたちはご存知で、販売してみた!
ということなんです。元々は、取り除かれてしまう部分を売ってみた!ということ!
『天使のはね』ですが、お味は塩味と梅味があって、いずれも沖縄県のアンテナショップでも購入することができ、塩味が328円、梅味が369円でした。
ちなみに、パッケージの裏を見ると、この『天使のはね』はスープや炒め物などに入れてもOKとあるのですが、これは、お客さんからのアイディアだそうです。スープに入れると溶けるんだそう・・・!!
沖縄では定番という小麦粉を使った『塩せんべい』とは?


「こっちは普通にパキパキしてる!美味しい塩煎餅という感じ」
お値段は、4枚入りで税込237円。
この『塩せんべい』を作る際にくっついてきた部分を販売し始めたのが『天使のはね』ということでしたが、販売元の「丸吉塩せんべい屋」さんによると、本来は、この「羽」の部分というのは少ししか出ないものなんだそうです。
しかし、『天使のはね』がヒットしたことで、『天使のはね』を作り出すために工夫したところ、今度は塩せんべいの「身」の方が余ってしまったそうなんです。ということで、販売したのが、こちら!!!
余った素材を有効活用『みすてないで』


「『天使のはね』と『塩せんべい』の間くらいのかたさ。」
こちらも、販売元の「丸吉塩せんべい屋」さんによると、2019年頃から販売した商品で、「羽」を作る際に余ってしまった「身」の部分をなんとか有効活用しようと販売し始めたものなんだそう。「身を捨てないで」=「見捨てないで」とダブルミーニングということです。
こちらも、塩味と梅味があって、いずれも沖縄県のアンテナショップでも購入することができ、塩味が307円、梅味が328円でした。
まだまだ知らないお土産やお菓子がいっぱいありますね。全国各地の“知られざる”お土産や名物など、これからも探していきたいと思います。
