イモトが、芸能界で尊敬している女性タレントについて言及。先日、トークバラエティ「上田と女が吠える夜」に出演した際、「若槻千夏さん」の振る舞いに感激したという。

また、デビュー前の学生時代に出演した「ハモネプ」で「柳原可奈子さん」に衝撃を受け、芸人を目指す刺激になったというイモト。

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イモト:先週の水曜に、「すっぴんしゃん」が終わった後くらいだったかな、日本テレビの「上田と女が吠える夜」に出演してきました! 私、この番組が大好きで、毎週見ているんですよ! めちゃくちゃ面白くて! でも、見るのと出るのは違うからね。たまに、自分が出たらな~と想像すると怖くなるんですけど、単純に視聴者としてすごく好きで。ついに、お声がかかりまして。

イモト:テーマが「旅」ということで、私はけっこういろんな国に行っているので、お呼ばれされました。緊張しましたね! この「すっぴんしゃん」の収録の後、<私、「上田と女が吠える夜」に出るんですよ~。

大丈夫かな、笑点みたいなことにならないかな、、、>って、スタッフさんに相談してて(笑)。<でも私、戦ってきます! 頑張ってきます!>みたいな(笑)。

イモト、芸能界で尊敬する若槻千夏・柳原可奈子について語る

イモト:ある種、トークの戦場みたいな所ではあるので緊張はしたんですけど、MCに上田晋也さんがいらっしゃるし。周りも、大久保佳代子さん、若槻千夏さん、ファーストサマーウイカさんのフォローや空気作りが完璧なんですよ。私はトーク番組だといつも緊張したまま本番が始まっちゃって。本番が始まりながらもずっと反省したり、次にするトークの練習したりで、あまり楽しむ余裕が無いんです(笑)。

私の横には、安心・安定のハリセンボン春菜さんがいらっしゃって。逆の横には叶姉妹という強烈なお二方がいらっしゃるのでね(笑)。今回は周りの皆さんのおかげで楽しめましたね。

イモト「“まゆ毛”があるか無いで気持ちの切り替えが違う」

イモト:あと、見ていただいた方はちょっと違和感があったかもしれないですけど、衣装はスタイリストさんが用意してくれた衣装だったんですけど、メイクは、ばっちりのいつもの“太眉”だったんですね(笑)。あの、まゆ毛があるか無いかでバラエティに出る時の私のテンションというか、気持ちの切り替えが全然違いまして。あの“太眉”があるとわりと安心して、その場にいられて。

イモト、芸能界で尊敬する若槻千夏・柳原可奈子について語る

イモト:ラジオだと、声だけというのもあるし、プライベートな空間でトークするので関係ないんですね。

でも、喋りながら画面に自分の顔がチラチラ映ると、なんかヤだなーと思うんですよ。別に、顔が嫌いとかそういうことじゃないんですよ。トークでロケの話をする時は、余計にヤだな!と思って。だから、今回はまゆ毛があって良かったです。「徹子の部屋」だとプライベートや日常の話をするので、まゆ毛無しでも素直に受け入れられるんですね。トークの戦場で戦うぞ!という時は、まゆ毛は欲しいですね。
顔でリアクションをとる時でも、まゆ毛があると和むんですよね(笑)。

イモト「浪費がテーマなら呼んで欲しい! すぐハマって買っちゃうので(笑)」

イモト:もしまた「上田と女が吠える夜」に呼んでいただけたら、嬉しいですね。演出の方が、昔「イッテQ」でよく一緒にロケに行っていた女性の方なんですよ。そのご縁で今回、呼んでいただいたと思うんですよ。「旅」がテーマなら最強ですよ。いくらでも話せることはありますね。あと、喋れることといえば・・・浪費(笑)? “浪費する女・節約する女”みたいな構図はたまにありますよね。

私はバリバリ浪費の方なので。ヴィンテージもハマりにハマってどんどん買っちゃいますから。そういう話はできるかな。そういうテーマで考えていたら、イモトアヤコを候補に挙げてください。

イモト、芸能界で尊敬する若槻千夏・柳原可奈子について語る

イモト、「私、今、若槻千夏さんのばかり考えてるもん!」

イモト:「上田と女が吠える夜」はMCの上田さん以外は、みんな女性芸人、女性タレントという珍しい番組ですよね。昔でいうと、私がよく見ていた「ロンハー」の格付け企画のようなイメージ。だから戦場感はあるんですけど、でも今の時代はみんなで空気を作って、みんなを立てていこうという感じですね。

たぶん、昔はエグい空気だったんでしょうね。それこそ、その時代を戦ってこられた「若槻千夏さん」。今も大活躍されていて。

イモト:私もそうだし、女性タレントの皆さんは若槻千夏さんのことをめちゃくちゃ尊敬していて! 若槻千夏さんも「イッテQ」に何度か出られたことがあるんですよ。その時、私はまだ出たてで、お仕事で被ることがなく。その後、若槻千夏さんが休業されたので会う機会が無く。で、久々に会ったのが「深イイ話」で、お互いにゲストだったんですね。もうね、若槻千夏さんはすごいですよ! まず、カメラが回る前の、ゲストの方々が廊下で集まる場所があって、あそこでのアイドリングトークがエグいのよ! あれがある無いで、こっちも緊張感が解けるし。

イモト、芸能界で尊敬する若槻千夏・柳原可奈子について語る

イモト:私には<うわー、今日は子供に自慢できるわー!>とか。そういう一言をかけてくださるだけでこっちも嬉しいし、いやいやー!と言いながらトークが広がったりして。それを私だけでなく、全員に! 番宣で来ていた若手の俳優さんには、<ねえねえ、この前のドラマ見た? すごかったですよねー!>って、スタッフさんも含めてみんなにプレゼンしてくれるわけ。ヤバいよ! その若手俳優さんもだし、その若手俳優の事務所の関係者の方も嬉しいよね! 若槻千夏さんはみんなが嬉しいやつをわかってるのよ! で、心が朗らかになってスタジオに入るのよ。すごいよ、若槻千夏さん! カメラに映ってない所で、細かいことをされているなと思って。

イモト:で、この前の「上田と女が吠える夜」でも、ちょっとした休憩の合間に、<この前、韓国に行ってイモトのWi-Fiを使ったんですけどー>からエピソードトークしてくれたりとか。一人一人への気配りがエグいのよ! それは私だけじゃなくて、それぞれの人にあるんですよ。若槻千夏さん、子育てしながらですし、すごい忙しいですよね。かといって、ママタレかというとそうではないし。もう若槻千夏さんというキャラクターですもんね! 番組でキャラでおバカトークをされるんですけど、私は若槻千夏さんは死ぬほど頭が良いと思う!! 地頭がエグいですね! 

イモト、芸能界で尊敬する若槻千夏・柳原可奈子について語る

イモト:1回、東野幸治さんのYouTubeに若槻千夏さんがゲストで出演されていて。二人がお昼ごはんを食べながらトークするのを見たんです。そこで若槻千夏さんの休業中の話とか復帰に向けての話をけっこうリアルに、こんなの流していいんだっていうくらい深々と喋っていて。やっぱすごいね! 復帰するのにあたって、服を売っていくら稼ぎましたみたいなお母さんとしてのエピソードだと、やっぱりそれぞれの番組に出演しても1周で終わってしまうと。だから、1周で終わらないためにめちゃくちゃ考えたんですって!

イモト:ノートにいろんな人のコメントを書き出して、何が使われるコメントなのかを分析していて。すごいよ! おののいたよ! 私やったことないもん! そこまでの勉強と努力をされているんだ、だからトークの引き出しがめちゃくちゃあるし、もちろんママトークもできれば、それ以外でもたくさんのトークの引き出しがたくさんあるから。一つのキャラにならないんですよね。私、今、若槻千夏さんのばかり考えてるもん! 若槻千夏さんに会うと、ずっと考えちゃう(笑)。

イモト、芸能界で尊敬する若槻千夏・柳原可奈子について語る

イモト:若槻千夏さんって、タレント業もやりつつ、自分のブランドも持っていらっしゃって。あれも憧れるよね! かっこいいよね! 実業家なわけだよね。一度、若槻千夏さんのブランドの展示会があって、そこに声をかけていただいて、いいなと思って、なぜか一人で乗り込んでしまったんですよ(笑)。行ってみたら、えげつないほど芸能人の方ばかりで煌びやかで。華やかでオールスター感謝祭みたいなことになっていて。一人で行っちゃったもんだから、極度の人見知りを発揮しちゃって(笑)。もう一言も喋れない、自分から声をかけることができないから、どうしようとウジウジしてて。そしたら若槻千夏さんが来てくれて<大丈夫? コーヒーはこっちだよー>って。若槻千夏さんのブランドの展示会をやるということで、あれだけの芸能人やいろんな業界の方が集まるというのは、若槻千夏さんの人望ですよね、すっげぇ!と思いましたね。すごい尊敬しております。

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イモトが同世代の女性芸人・柳原可奈子さんに感謝している理由

イモト:そして、尊敬ということで・・・これも同世代で、長く活躍していらしゃる柳原可奈子さんのことも、尊敬しているし、感謝もしていて。なぜかというと・・・たぶん柳原可奈子さんとは同い年なんですよね。デビューは柳原可奈子さんが1年か2年先輩なんです。私が高校を卒業して大学に行ってワタナベの養成所に入る時には、柳原可奈子さんは芸人になられていて。テレビも「レッドカーペット」で“カリスマショップ店員”の<いらっしゃいませ~!>で爆発的に売れていて。私も同世代で凄いなという感じで見ていたんですよ。

イモト、芸能界で尊敬する若槻千夏・柳原可奈子について語る

イモト:私も芸人を目指していて。たまたま通っていた大学のアカペラサークルに誘われて「ハモネプ」という番組に出たんですよ、素人の大学生として。“高木ブーとキャンプ”というグループで、私、出演しまして(笑)。その回では最低点を叩き出して。だけど、会場はめちゃくちゃ盛り上げたと思っていたんですね。その回の「ハモネプ」に柳原可奈子さんが審査員としていらっしゃったんですよ。

イモト:私たちは出番が終わった後、モニターでずっと見ていたんですよ。そしたら柳原可奈子さんに<今のいかがでしたか?>とコメントを振られるんですね。その柳原可奈子さんの全部のコメントが100点満点なんですよ! ちゃんと感想を言いつつ、最後は笑いで締めて。言うてもキャリアはまだ2年目くらいですよ、柳原可奈子さん。肝の座り方も半端ないし、コメント力、笑いもっていく時のコントっぽいキャラで発言されるとか。もう芸人としての完成度具合が、えげつなかったんですよ!

イモト、芸能界で尊敬する若槻千夏・柳原可奈子について語る

イモト:そこで私が思ったのが・・・ハモネプに出て会場でウケていい気になっていたんですよ(笑)。踊って、歌って、ウケた、みたいな。だけど、モニターを見ていて、柳原可奈子さんのプロとしての仕事を見た時に、自分にビンタですね。“何やってんだ! 私が目指す所はあそこじゃないか!”って。大学生としてウケてめちゃくちゃ満足してたのは違う!って。私が戦うのは、ハモりじゃないと。柳原可奈子さんの場所で戦わなければいけないんだと、まざまざと感じて。それくらい柳原可奈子さんは衝撃的なコメント力で。それを見て、自分も頑張らなきゃと思ったんですね。柳原可奈子さんのプロ魂に、こっちは勝手に尻を叩かれたというか。

イモト、芸能界で尊敬する若槻千夏・柳原可奈子について語る

イモト:柳原可奈子さんはネタも素晴らしかったですし、一人コントに憧れもあって。柳原可奈子さんがギャルっぽいカリスマショップ店員だったので、<じゃあ私は田舎の女子高生かな>みたいな(笑)。セーラー服を着てまゆ毛というのも、そういう影響があるのかもしれないですね、今思うと。何か対抗しなきゃというほど、柳原可奈子さんは売れていたので。そういった意味で、勝手に感謝をしている存在なんですね。

イモト:女性芸人さん、女性タレントさんはみんな戦っているんだよなあ。もちろん、全員そうなんだけど。よく、いとうあさこさんも言うけど、女性芸人さんは分母が少なかったから、事務所でつるむというよりは、“女性芸人”と言うことでつるんだり、優しくしてくれるから、安心なんですよね。絶対に助けてくれるし、笑ってくれるし。それを「上田と女が吠える夜」に出て、また感じましたね。

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