イモトが、義理の母の古希のお祝いのためサプライズを実行。イモトが仕事の時に息子の子守りをお願いするなど、義母には日頃からお世話になりっぱなしだという。
イモト:さて、ゴールデンウィークの合間の平日ということで、みなさんいかがお過ごしでしょうか。普通に働いたという方もいらっしゃるだろうし、実家に帰省しているという人もいるんですかね。今、この「すっぴんしゃん」をどこで聴かれているんでしょうか。

イモトが企画、義母の古希祝い
イモト:で、私の話なんですけど、ちょっと前に義理の母の古希=70歳のお祝いをしてきました。ほんとにいつもお世話になっているので。義理のお母さん、通称カズコがいなければ、私はほんとに働けていないんです。イッテQで海外ロケに行く時は、息子のQ太郎を松戸のお義母さんに預けてみてもらって。長い時は1週間から10日間くらいみてもらう時もあります。お義母さんはほんとに働き者で、家のことも全部されて。そんないつもお世話になっているお義母さんの古希のお祝いをしようかなと。私が幹事としてお店の予約などをしたんですよ。しかしそこで私がね、、、、。

イモトはサプライズ下手
イモト:お義母さんにはサプライズで参加してもらおうと思って。サプライズ慣れしていない私の役割を露呈しちゃいましてね(笑)。ちょっとひと揉めみたいなことがあったんですよ(笑)。これはもうどう考えても私が悪いんです! 古希のお祝いをサプライズにしたいということを夫のイシザキさんのお姉さんたちと相談していて。じゃあお義母さんにどう伝えるかということになって。お義母さんはすごく気を遣う方で、自分の誕生日の祝いで食事に行くと伝えたら<そんなのいいよ>ってなっちゃうから言わずに。<家族でごはんに行きましょう! 私がお店を予約します>という軽い感じでお義母さんに伝えて。

イモト、痛恨のミス
イモト:で、それで、お義母さんがお義父さんに伝えるということになったんですけど、、、ここがミスです。私が裏でちゃんとお義父さんに、お義母さんの古希のお祝いのご飯会と言わなきゃいけなかったんです。そこを怠ってしまったがために、お義母さんがお義父さんに<アヤちゃんが今度土曜にみんなでご飯を食べに行くって>ということだけを伝えて。だからお義父さんはみんなでごはんに行くんだという気持ちでいたんですよ。

イモトが古希のお祝いのお店をチョイス
イモト:前日。私は夫と一緒に松戸の石崎家に前乗りしていて。そこでお義父さんから<明日のごはんってどうなったんだっけ!?>って聞かれて。私は古希のお祝いってことで、日本懐石のきちんとしたお店を予約していたんですよ。

お義父さんは「バーキンのワッパー」が大好物!
イモト:たしかにそうなんですよ。お義父さんはハンバーガーが大好きなんですよ。80歳過ぎてますけど。特にバーガーキング、バーキンの! ワッパーが大好きなんですよ! ギョーザとかハンバーグとか安心できる味がお好きなんでしょうね。日本懐石の料理がちょこちょこ出てくるような、湯葉とかね(笑)。そんなに好きではないんですよ。それはわかる。だけど、今回はお義母さんの古希のお祝いだからね。でも、その場にはお義父さんの隣にお義母さんもいるから、その場で古希のお祝いだからと言えないんですよね。お義父さんは<せっかくだったらギョーザみたいな~、ギョーザみたいな~>って。じゃあもうギョーザにする!?今から店を変える!?それくらいの空気になっちゃって。

気まずい空気が流れて・・・
イモト:お姉さん2人は古希のお祝いという事情を知ってるから、<もういいじゃない、アヤちゃんがお店を予約してくれたんだからさ>って、ずっと言ってるんですよ。だけど、一向におさまらなくて、うわ~と思って。でもこれ、私が初めからお義父さんにちゃんと説明しておけば良かったことなんですよ。それを忘れてたためにこんな状況を招いてしまい、地獄の5分間に、、、。
イモト:そんな気まずい空気が流れていたわけよ。で、その時、夫もいたんですけど横でニヤニヤしていて。マジかよ!と思って。そのあと夫から<さっきオヤジにお店のこと、ボロクソ言われたな(笑)>って。いやいや、助けてくれよ! オマエも知ってるだろ!なんで言ってくれなかったんだよ!って。でもあれはどうしようもなかったんだよね。その場にお義母さんもいるから助け舟の出しようがなかったから。

コースのちょこちょこ料理にお義父さん大満足
イモト:で、一晩経った翌日、お義母さんがいないうちにお義父さんのところに行って<昨日はごめんなさい。お義母さんの古希のお祝いがしたがために、お義父さんが好きではないかもしれないちょこちょこ出る料理になるかもしれないです。お義母さんのためなんです、協力してください>って。
イモト:実際、予約したお店に行って。ほんとにちょこちょこしたお料理が出てきたんですよ。でも見たことがない料理で。ただこれがね、まあ美味かったの! すごい美味くて。お義父さんも<うめえ、うめえ!>って。あんなにちょこちょこのことを言ってたのに、めちゃくちゃ美味かったみたいで。最終的には<次はお義父さんの米寿ですね!またこの店でお祝いしましょう!>みたいな空気になって、良かった~と思って。これはほんと私のサプライズ下手ですよ。

イシザキ家、毎週金曜はお義母さんの休息日
イモト:お義父さんの食事の趣味嗜好を私は普段から知っていたんですよ。あまり人の家の事情を話すのもアレですけど(笑)。しかも、お義父さんもお義母さんもこの番組を聴いていらっしゃいますから。
イモト:たまたま私が松戸にいる時が金曜日で。みんながケンタッキーを食べたいというからテイクアウトを取りに行ったんですよ。そのケンタッキーの横にバーガーキングがあったんですね、通称バーキン。ガラス張りの店内を覗いてみたら、まさかのお義父さんがバーキンで、まさかのワッパーを思いっきりかぶりつかれていて(笑)。若者たちはスマホのスタンドを立ててイヤホンをしてYouTubeなどを見ている。これ、やっぱり幸せなのよ~。外で自分の好きなものを食べて。

お義父さんはバーキンで文庫本を片手にワッパー
イモト:かたやお義父さんを見たら大好きな文庫本を持って、片手でワッパーを持ってかぶりついている姿! 一緒よ! 日本の若者と一緒! 超幸せだと思う! お義父さんの幸せの瞬間を邪魔しては行けないと思って、声はかけなかったです。いや、アレは幸せだねえ。毎週金曜、読みたい本を持ってバーキンでワッパーを持って食べてるんだよ、80歳が。素晴らしいよ! 80歳でバーキンのワッパーを食べられるのは元気よ!
イモト:お義父さんはそれくらい食の嗜好があるからね。ちょこちょこした料理は苦手だったのかなと、反省点はある。たまには、ああいうちょこちょこごはんもいいじゃない。毎日食べるものではないから。年に1回くらい、かしこまった感じで食事をしてお祝いをするというね。なんか良い事だなって。古希だったので紫色のちゃんちゃんこを着たお義母さんと写真を撮ったりして。素敵な一夜でしたね。前日はちょっとどうなるか!?と思いましたけどね。結果として、ハッピーな会になりましたね。

自分のお祝いなのに会計しようとする義母にイモトが喝!
イモト:でもね、よくないなって思ったのが・・・ここでも言わせてもらいたいな、お義母さん、通称カズコへの一言なんですけど。ああいう昭和の前半の女性というのは・・・いとうあさこさんとも似てると思ったのが、自分の古希のお祝いですよ!? なのになぜか、食事の会計をしようとするのよ! お義母さん、ダメダメ! 自分のお祝いなんだから! こっちはいつもの感謝を込めてお祝いしたいという気持ちで、気持ち良く支払いをしたいのに。お義母さんがこそこそ会計をしようとしていて。それ見て、<あ、やべぇ!>と思ってダッシュで行ったんですけど。あぶなかったよ、もう! カズコとあさこはあぶないよ! 隙があったもんじゃないよ! 自分の誕生日なんだから! そこは思いっきり祝われて欲しいなと思いますね。でも楽しくお祝いができて良かったです。

イモト:私も段々と家族の一員としていられるなって。最近、ほんとに気を遣わなくなりましたね。私はイシザキ家があってお仕事ができているので、今後もよろしくお願いします! ぜひ元気でずっと過ごしてくださいという気持ちです。