『パンサー向井の#ふらっと』はTBSラジオで月曜~木曜の朝8時30分から放送中!この日は、パンサー向井と火曜パートナー田中直樹(ココリコ)でお届け。5月14日(火)のゲストは俳優の松下由樹さん。
『ココリコミラクルタイプ』で7年間共演した田中との思い出は…まさかのゼロ!?
向井:田中さんと松下さんといえば『ココリコミラクルタイプ』。
松下:7年近くご一緒してて。
向井:それがたまたま、この前の日曜日の『ガキの使いやあらへんで』という番組で、一番田中さんのエピソードを持ってるのは誰だ、っていう『田中―1グランプリ』が放送されて、それに松下さんが出演しまして。
松下:そうなんです、お話いただいて。
田中:出てきてくださって。エピソードを話してくれたんですよね?
松下:「ないですよ」ってお話しさせていただいて。(笑)
田中:あるでしょ!
向井:嘘でしょ!7年間もあんな濃密な番組で共演してたのに…
田中:しかも隔週じゃなくて毎週撮ってたのに。
向井:あれ毎週撮ってたんですか!
松下:しかも、朝から深夜まで。コント数も私と田中さんが一番多い。
向井:2人の組み合わせのコント本当多かったですよね。
松下:本当に多かったです。
田中:だからエピソードなんて山ほどあっていいはずなのに…(笑)
松下:溢れんほどあってもいいはずなのに、ないんですよ。(笑)
向井:(笑)
誰も電話番号を知らない?田中が語る松下由樹の謎
田中:謎めいてるは松下さんの方ですよ!
向井:そうですか!
松下:何ですか?
田中:相方の遠藤さんが誰に対してもフランクで、場を回してくれる人なんですけど、遠藤さんが松下さんに「どこら辺に住んでるんですか?」って聞いた時なかったですっけ?
松下:うふふふ…(笑)
田中:「どこら辺に住んでるんですか?」って聞いたら「東京」って言われたらしくて(笑)
向井:広いですね~。(笑)
松下:言ってた言ってた。
田中:そう言う感じになってましたね、ネタも含めて。
向井:けど、ネタになる手前は、本当に教えないってのがないと、ネタにならない訳じゃないですか。(笑)
松下:そうですね。八嶋(智人)さんとかに「電話番号交換しよう」って言われても「いい、いい」みたいな。(笑)
向井:それは何でですか?
松下:番組やってる時に十分喋ってるし、ミラクルタイプはスタッフの方ともコミュニケーションもすごくよく取らせていただいていたので。収録終わった後に飲みながら現場の話をしたりとかも多くて、そう言うのもすごく身になったんですよね。
田中:まあ毎週月曜日会ってましたもんね。打ち上げも年に1、2回ありましたし。
あの名セリフ『あ~さ~く~ら~!』は松下のアドリブだった!
松下:『ナースのお仕事』がスタートした時って、ナースをコメディにするのは許されない空気だったんですよ。
田中:へ~!
向井:病院という場所でドジしちゃうなんて…
松下:病院でドジしちゃうなんてNGだったわけです。ナースの実情や女性が働くってことを、コミカルにして伝えていくってメッセージは込められているんですが、やっぱり“天使のお仕事”じゃないですけど…
向井:人の命を扱う場所ですもんね。
松下:あとは(観月)ありさちゃんとのコンビネーションですよね。
向井:そこですよね。
松下:そこを作っていくのが重要な部分でしたね。ありさちゃん当時まだ19歳だったんですよ。
向井:19歳で始まってるんですか!
松下:だから「おにぎりで乾杯!」ってしていたわけです。
向井:お酒じゃなく。は~。
松下:すごい可愛くて。宇宙人というか、お人形さんみたいでした。
向井:『ナースのお仕事』といえば『あ~さ~く~ら~!』っていうセリフが印象に残ってますけど…
松下:とにかく怒らなくちゃいけなくて、怒り方もいくつか準備が必要でしたね。
向井:へ~!怒り方。
松下:自分のリアクション一つで、ありさちゃんのイメージが変わっちゃったりとか、作品のテイストが変わっちゃったりとか、私の役も一つに定まりすぎちゃうっていうんですか?ただ怒ってる人みたいになっちゃうというか。だからすごい悩みました。
田中:あれ、最初は「朝倉!」っていうような普通の言い方だったんですか?
松下:あれね、ありさちゃんが何かのインタビューで言ってたんですけど、どうやら私発信だったみたいなんですよね。
向井:台本だと『あ~さ~く~ら~!』じゃなくて『朝倉!』ってセリフだったわけですか!
松下:多分そうだったんだと思います。私もどうしてそうなったかは気づいてないくらいなんですけど。多分怒り方の色んなパターンの一つで、コミカルじゃなくならないように悩んだ末にそうなったんだと思います、今思うと。
かつての名コンビ、松下さんと田中さんの息ピッタリ?なトークが炸裂しました。次回の放送も、どうぞお楽しみに!