「私たちの未来は、私たちで作る!」
あなたの「困りごと」、「モヤモヤ」、「お悩み」、もしくは、「変えていきたい社会の課題」などを通して、みんなで一緒に「これから」を考えていく番組です。
今回も、リスナーの方からいただいたメッセージに、スタジオの3人がこたえました。
ずっと気になっているのは、100円ショップのこと。
安く購入できるのはありがたいですが、「どうせ100円だから」とか「使い捨てになりがちではないか」と懸念しています。「なぜ、100円ショップは安いのか」「製造している側とのバランスはとれているのか」、考えてしまうのです。
もう何年も100円ショップで買い物をしていませんし、服も多少値が張っても質や仕立てのいいものを購入してなるべく長く着続けるようにしています。もちろん、できる限りですが…
地球環境、子どもの貧困、フェアトレードなど、気になることが多すぎるのに、戦争は無くならないし、日々、悶々としてしまいます。
小泉:100円ショップ、利用しますか?私は結構、消耗品を買うことがあります。
上村:実家に帰ると、その駅に大きな100円ショップがあるので見に行くことはあります。楽しいんですよ。
小泉:すぐ壊れたりしないものもたくさんあって便利だし、それこそ今、生活が大変になってきた時には便利に使っている人も多いんじゃないかなって思います。
大石:番組で紹介した、埼玉県・杉戸町の「ひとつ屋根の下 100人商店街」に行ってきました。だれでも気軽に1つの棚のオーナーになれて、その棚が100個あるお店。それぞれのオーナーの「好き」に溢れていて、お店の背景に、「顔が見える」気がした。
100円ショップも便利なところはあるし、一方で、こういうふうに、顔が見える人が集まっているお店の作り方もある。
小泉:色々なタイプのお店があるもんね。
あと、どうしても欲しいもの、好きなものはちゃんと頑張って貯金とかして買う。いいものって、それなりに理由があるなって。私、16歳の時にいただいたハイブランドのポシェットバッグがあるんですけど、40年以上経った今でも普通に使えます。冠婚葬祭の時に使うバッグとかも、20代の時にすごくドキドキしながらハイブランドのショップに行って買ったんですけど、それも新品みたいに保ってます。何かあるたびに買い替えているよりは、もったいなくない感じはありますね。
上村:長い目で見ると、その値段の価値がありますよね。
小泉:壊れても金継ぎとかして使えたり、逆におしゃれになったり。両面で消費していけたらいいですよね。
大石:今度、長持ち自慢しませんか?X(旧Twitter)とかで持ち寄って。
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お悩みから視点を広げて、こんな話題も紹介しました。
小泉:下北沢とか、いつの間にか古着の街になっていますけど。今、若い人が古着好きよね。
上村:そうですね。
小泉:デザインが元気だったんだと思うんですよね。今って、ファストファッションとかが主流になってくると売れ筋みたいなものしか作っていない感じがあるのかもしれないですね。
上村:この前結婚式に招待された時に、ドレスコードが水色だったんです。オンラインだと条件で絞れるので、中古品でワンピースを買って、着終わったらまた出しました。とても綺麗な状態で譲っていただいたので、自分もクリーニングをして綺麗な状態でまた渡したと思うと、嬉しい気持ちになりました。
小泉:私も、ライブとかで着る衣装とかはネットで探すことがあります。
そういうふうに買ったものを今度はフリマとかでみなさんに買ってもらって、その売り上げを寄付とかで回せたらいいな、っていうことをやってます。
大石:東京ヴィンテージガールズ?
小泉:そうそう。今度5月29日、30日に青山のCASUCAをお借りしてやります。
こういうふうに、アップサイクルみたいなことって注目されるかもね、って。