最近、岐阜県にモネの名画「睡蓮」を連想させる池があるということで大変な人気になっているようです。実は札幌にも、以前から「睡蓮」に描かれたのととても似ていると評判の池があるのです。
北海道赤レンガ庁舎の庭園
札幌を旅行する人がたいてい訪れる赤レンガ道庁。実際にここを訪れて、写真に収めた方も多いのではないでしょうか。
この赤レンガ道庁の敷地には正門から正面入口を見て、右と左にそれぞれ池が配されています。そして左手の池には、6月に入ると清らかな睡蓮の花が咲き乱れます。池の周りは鬱蒼とした木立が囲み、大都市の真ん中にいることをしばし忘れそうな静けさがあります。
道庁の建物を一生懸命写真に収めると、さっさと次のスポットに移動してしまう人が多いのですが、しばし前庭の庭園を歩いてみることをおすすめいたします。
札幌では春から初夏にかけて、カモたちが子育てをしている場面に出くわすことがしばしばあります。毎年のように近くのオフィスビルで雛を卵からかえしたカルガモが、親子で道庁の池に引っ越す様子がニュースで流されます。交通量の多い道路を雛の行列が、お巡りさんが見守る中横断してゆく姿はほんとうに癒されます。
モネの「睡蓮」を参考にした?
さて、その庁舎を見て左手の池なのですが、池の中にある小島に橋が架けてあり、それを池越しに眺めたのが下の写真。
いかがでしょう、確かにモネの「睡蓮」のイメージに近いように感じます。
[睡蓮の池|ポーラ美術館]
印象派の画家クロード・モネは、1893年パリ近郊のジヴェルニーの家に庭園を造作し始めます。日本の浮世絵から強い影響を受けていた彼は、日本風の橋を睡蓮の池に架けることにしました。そして1899年にあの「睡蓮」シリーズを描き始めました。
アメリカ風ネオ・バロック様式と呼ばれる赤レンガ庁舎は、1888年の建築。しかし、その敷地の庭園がどのように整備されていったかは諸説あるみたいです。池の睡蓮も、北海道米の生みの親と言われた中山久蔵さんが1889年に当初ハスを委嘱したのがいつしか消滅し、その後スイレンになったり、戦後はいったん荒れ果てたり、いろいろあったようです。
いずれにしても、雰囲気抜群の池の畔でご自分の目で確かめてみてください。ああ、本当に似ているなあ、と感じることができると思います。



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