株式会社DMC高野山は、高野山の歴史・文化を五感で伝える文化複合施設「高野山デジタルミュージアム」を8月3日(水)にグランドオープンします。
VRシアター、カフェ、ショップを展開
同施設の目玉は、専属ナビゲーターが高野山の魅力を解説するVRシアターでしょう。250インチの大スクリーン・高輝度プロジェクタ―・7.1chサラウンドがそろった環境で、ナビゲーターがコントローラーを操作してVRコンテンツ内を自由に移動しながら文化財の魅力を伝えます。

凸版のVRコンテンツ上演、500倍以上の拡大鑑賞も
VRシアターでは、凸版印刷株式会社(以下、凸版印刷)が高野山真言宗総本山金剛峯寺の協力を得て制作したVRコンテンツ「高野山 壇上伽藍―地上の曼荼羅―」を上演。
同コンテンツは、凸版印刷が重要文化財「両部大曼荼羅(りょうぶだいまんだらず)」の復元再生プロジェクトにおいて「想定色平成再生版曼荼羅図」を制作した際に取得したデジタルデータと、壇上伽藍全体の空間と建造物などのデジタルデータを用いて開発されました。
壇上伽藍の全域や建造物内部を自由に見て回ったり、曼荼羅に描かれた肉眼では見ることが困難な微細な絵柄を面積比で500倍以上に拡大しながら鑑賞したりできるのが特徴です。なお同コンテンツは、2021年11月に同VRシアターのプレオープンで初公開されています。
VRコンテンツに新機能、スマホと連動したツアーなど
グランドオープンに合わせ、VRコンテンツをアップデートしました。


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「高野山デジタルミュージアム」公式サイト
(文・Higuchi)