「克服してみせたいと思っているんだ。子どもたちも飛行機に乗ることを死ぬほど怖がっているからね。俺が克服する姿を見せてやりたいんだ。」
「とにかく(機内で)眠ってオーストラリアに向かうつもり。カンタス航空を使おうと思っているよ。
飛行機事故に遭い大変なトラウマを抱えつつ、昨年はこのように述べ克服したいと明かしていたトラヴィス・バーカーだが、今も恐怖心が強いようだ。このたびトラヴィスはバンド「ブリンク182」のオーストラリアツアーへの参加を拒否し、Facebookに以下のようにその思いを綴っている。
「前回飛行機に乗った時に起きた出来事から、まだ俺は立ち直れずにいる。あのとき乗っていた飛行機は墜落して4人が死んでしまったんだから。そのうち2人は俺の親友だったんだ。」
「バンドの仲間には、俺抜きでもツアーをしたいというなら違うドラマーを連れて行っていいと伝えたよ。
事故から数年経過するも恐怖心を克服できずにいるトラヴィスだが、実は10代のころから「俺は絶対に飛行機事故で命を落とす」という確信のようなものがあったと告白している。大怪我を負いながらも生還したトラヴィスだが、心に負った傷はあまりにも深くなかなか癒えそうにない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)