5月11日、ジンバブエ政府は「93歳のロバート・ムガベ大統領が会議中に長い間眠っていることが多くなった」という地元紙の指摘を否定し、「高齢のため光から目を保護しているだけだ」と主張した。

93歳にして現役のロバート・ムガベ大統領
その年齢ゆえか、最近では公の場で目を閉じていることが多々見られる。5月3日から南アフリカ・ダーバンで行われた世界経済フォーラムの会議中にも、長時間の会議で疲れたのかまぶたを閉じて眠っているようであった。

しかしこれを報道したジンバブエ国営紙『ヘラルド』に対し、政府関係者は真っ向から否定した。「93歳という年齢では目に問題が出てくるのは当然だ。まぶしい光に弱くなっているだけだ」と大統領を擁護している。

さらにロベン島収監中に重労働を強制された故ネルソン・マンデラ氏が、高齢になってから目に届く光に過敏になっていたことを例に挙げ「大統領が室内にいるときはフラッシュ撮影をしないでください」と要求した。


自国の医療を信用できず、定期的にシンガポールまで行って健康診断を受けているムガベ大統領は、人の助けを借りなければ歩くことが困難と伝えられている。それでも政府側によると、「ムガベ大統領は継続的な目のケアは必要であるものの、基本的には健康である」とのことだ。

出典:https://www.ayola.tv
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)