夏本番はこれからだというのに、日本各地で真夏日を記録するなど季節外れの暑さが続いている。そんなときどうしても欲しくなるのがアイスクリームやかき氷など冷たい食べ物。
お菓子の代表格であるチョコレートは、溶けてしまうため敬遠されがちである。そこで、お菓子メーカーのチョコレート担当社員が立ち上がり、冷蔵庫で冷やして食べるチョコレート「冷(ひや)チョコ」を提案し、その魅力をラップにのせて伝えている。完全に素人のラップでありながら「冷チョコ」だけに意外にクールな仕上がりになっている。

今回、「冷チョコ」ラップ動画『明治社員が伝える快・食感!!「冷チョコラップムービー」』に出演しているのは、株式会社明治で実際にチョコレートの営業や開発、マーケティングを担当する男性社員3名だ。完全な素人ながら、自社商品をPRしようと懸命にラップを猛練習し、ラッパー風の演技にも初挑戦した。

動画はうだるような暑さの中、そびえ立つビル群の中にある会社に出勤するシーンから始まる。
ネクタイを締めたスーツ姿の3人はどこからどう見てもビジネスマンだ。ところが、エレベーターのボタンを3人一緒に押したところで、状況は一転、「俺ら明治のチョコ担当、Yeah!!」といきなりラップがスタートする。

ここから一気にノリノリになり「冷チョコ」の魅力をアピールする3人。「キンキンに冷えたら取り出して食う 冷えたチョコレートはなかなかにCOOL」「食べたらCOOLな夏が来ーる」「変わる食感 ザクザク快感」などラップでお馴染みの韻を踏んだ言葉遊びも健在で、なかなかサマになっているのだ。どうやらこのラップで伝えたいことは、「冷チョコ」は食感が変わり、「快・食感」が楽しめるので試して欲しいということらしい。お馴染みの「ミルクチョコレート」「きのこの山・たけのこの里」「アポロ」「マーブル」「チョコベビー」などは冷やすとパリパリやザクザクなどの食感が味わえるそうだ。
もちろん彼らも暑い夏に実際に「冷チョコ」を食べているという。


ラップと言えば、お笑いコンビ、三四郎の“滑舌悪い芸人”小宮浩信と相方の相田周二が初めてラップに挑戦したり、40歳2児のパパである“フツーのサラリーマン”のラッパー課長・SATO-Cがデビューしたりと、初々しい話題がいくつか見受けられる。ラップにはチャレンジ精神に火がつけられる魅力が秘められているのだろうか。



(TechinsightJapan編集部 関原りあん)