故キャリー・フィッシャーと長年親しくしていた映画業界の友人ヘザー・ロス(Heather Ross)が先日、ラジオインタビューにてハリウッドで自身が受けたというセクシャルハラスメントに言及。“渦中のセクハラ映画プロデューサー”ハーヴェイ・ワインスタインではないが「同じ職業の大物」からディナーに招待されたこと、また迎えに来た同人物が車内でのしかかってきたことを明かし、こう続けた。
「(相手を押しのけて逃げたら)『俺の街では絶対に映画は創れんぞ。俺の車から降りやがれ』って言われたの。」
その後、ヘザーは友人キャリーにこの件を明かしたそうだ。すると後日、キャリーからメールが来たという。
「そう、約2週間後のことよ。こう書かれていたわ。『ソニーのスタジオで、奴を見たわ』『そこに居ると思ったから、奴のオフィスに行ってみたのよ。そして個人的に配達してやったの。白いリボンをつけたティファニーの箱をね』って。」
それに驚いたヘザーが「箱の中身は?」と問うと、キャリーから「デリで買った牛の舌よ」「二度と彼女や他の女に触るな。触ったら、次は“アンタのモノ”を入れたもっと小さな箱を送ってやるってメモを添えてやった」という返事だったそうだ。
「こう思ったわ。『私が友として愛しているこの女性(キャリー)は、ハリウッドのフェイクな友人なんかじゃない』ってね。」
ちなみに生前のキャリーは天真爛漫で、思ったことを堂々と言える女性だったという。『スター・ウォーズ』シリーズで演じたレイア姫とは、正義感が強く怖い物知らず、そして愛情溢れるタイプという共通点があったようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)