今月9日に高位王族として最後の公務に出席したヘンリー王子・メーガン妃夫妻が、今夏アーチーくんを伴いスコットランドを訪れる予定であることがわかった。夏を同地の別荘で過ごすエリザベス女王からの招待だという。


今月末のMEGXITに向けて一足先に英国へ帰郷していたヘンリー王子に合流するため、英時間5日におよそ2か月ぶりにロンドンに舞い戻ったメーガン妃。「エンデヴァー・ファンド」授賞式や『マウントバッテン・フェステバル・オブ・ミュージック』、『コモンウェルスデー記念式典』にヘンリー王子とそろって出席したり、ロンドン東部ダゲナムの街を単独訪問するなど、短い滞在期間ながら過密スケジュールをソツなくこなし、9日にはアーチーくんの待つカナダへととんぼ帰りをした。

MEGXIT後の活動について話し合うために引き続き母国に滞在していたヘンリー王子も、現地時間12日には英国を離れ、妻子の待つカナダのブリティッシュ・コロンビア州へと帰っていた。

久々にもかかわらず慌ただしく過ぎてしまった今回の帰郷、ヘンリー王子とメーガン妃は新型コロナウイルスやメディアによる過熱報道への懸念からアーチーくんをカナダに残してきたため、盛大なフェアウェルやファミリーショットを期待していたロイヤルファンは落胆を隠せなかった。しかしそんな夫妻が、アーチーくんを同伴し夏にスコットランドを訪れる予定であることを米メディア『E!News』や英紙『The Sunday Times』が伝えている。

『The Sunday Times』によれば、ヘンリー王子・メーガン妃夫妻はエリザベス女王から招待を受け、夏にスコットランドの別荘バルモラル城を訪れる予定だという。
昨年はアーチーくんが生後間もないという理由で夫妻は女王からの招待を断っていたが、その後プライベートジェットで(スペイン)イビサ島やフランスを訪れていたことが発覚し、猛バッシングを受けていた。しかし今年の夏は、エリザベス女王と家族水入らずの時間を過ごすことを決めたようだ。

また同紙はヘンリー王子とメーガン妃が、バルモラル領地の一部であるチャールズ皇太子・カミラ夫人のバークホール邸も訪れる予定であると伝えたほか、エリザベス女王の誕生日を祝う6月の恒例式典『トゥルーピング・ザ・カラー』にも「出席するのではないか?」と報じている。昨年はおめかししたウィリアム王子・キャサリン妃の次男ルイ王子が完璧な“ロイヤルウェーブ”を披露する姿が話題を呼んだが、今年はひょっとしたらアーチーくんのバルコニーデビューもあるかもしれず、1歳を過ぎた頃の姿や、ジョージ王子・シャーロット王女とのジョイントショットなどに期待を膨らませるロイヤルファンも多いことだろう。

ヘンリー王子は当初、来月26日に予定されていたロンドン・マラソンにあわせて再び渡英すると伝えられていた。しかし新型コロナウイルスの感染拡大により、同イベントは10月への延期が発表されたばかり。
5月には負傷兵達による国際スポーツイベント「Invictus Games(インヴィクタス・ゲーム)」がオランダのハーグにて開催予定でメーガン妃が同伴することになっているが、こちらも延期や中止の可能性が高まっている。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年12月31日付Instagram「Looking back at 2019…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)