1987年に結婚し長女ルーマー(31)、次女スカウト(28)、三女タルーラ(26)をもうけるも、2000年に離婚したデミ・ムーアとブルース・ウィリス。そんな元夫妻がアイダホ州サンバレーで1か月近く一緒に自主隔離生活を送っていることが伝えられたのは、今月はじめのことだった。
「まさに円満離婚の鑑!」「こんなに仲良しで羨ましい」と称賛が集まる一方で、「こんな時、よりによってなぜ元妻と自己隔離?」「現妻だって、本当のところはどう思っているんだか…」と疑問を投げかける声も見られ、様々なメディアで大きく報じられた。
そんななか次女スカウト・ウィリスがポッドキャスト番組『Dopey』に出演し、離婚した両親がともに一つ屋根の下で隔離することになった経緯を明かした。スカウトによれば当初、ブルースは再婚相手の妻エマさんと2人の娘メイベルちゃん(8)エヴェリンちゃん(5)を連れ、一家4人でデミのアイダホ州の自宅に世話になる予定でいたという。
しかしエヴェリンちゃんがある日、公園で注射器を発見して興味本位でそれを靴に刺したところ、誤って足にまで突き刺してしまうというアクシデントに見舞われてしまったそうだ。
三女タルーラとデミは、アイダホ州でのユニークな自主隔離生活のもようを度々SNS上で公開してきた。そこには全員でお揃いのパジャマを着た姿を披露したり、ルーマーとブルースがタルーラの髪をバズカットにしたり、全員が同じ本を開き仲良く読書会を開く様子など楽しそうな写真が多数並んでいる。2人の娘達とロサンゼルスで隔離生活中のエマさんも時折これらの写真にコメントを残していることから、ブルースがこうしてアイダホ州にいることについて全く問題はないようだ。
スカウトは自分の親であるデミとブルースを「超奇妙な変人」と呼びつつ、
「こうしてまた2人がそろっていることが、なんだかとっても可笑しくて。」
「父も母もあえてロスじゃない小さな田舎町で子育てすることを選んだ、超マジメで可愛らしい、90年代の親なの。」
とオトナ目線でからかうも、幼少期の思い出が詰まった家で思いがけず再び家族の時間を共有できていることに
「心から感謝している」
と明かすのであった。
20年ぶりに再び家族が集まり、平和で穏やかな同居生活が送れていることを、スカウトをはじめ家族全員が誇らしく思っていることだろう。
画像は『tallulah 2020年4月6日付Instagram「chaotic neutral」、2020年4月20日付Instagram「father」』『Demi Moore 2020年4月16日付Instagram「Shooting a little at-home video for @shopwyllis — coming soon!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)