歌手の藤あや子が、お笑いコンビかまいたちの山内健司とのツーショットをインスタグラムに公開した。藤と山内にはある“因縁”があったのだが、どうやら雪解けを迎えたようだ。


今年4月~5月に外出自粛が続く中、ツイッターやインスタグラムなどで様々な“リレー投稿”が流行っていた。お題をもとにリレー形式で投稿をつないでいく「#○○バトン」、時間をかけて体験する「#○○チャレンジ」と単なる日常の紹介ではなく時間を要するものが主流となっていった。その中の一つ「#祈るおむすびバトン」は芸能界でも大きな広がりを見せ、安達祐実貫地谷しほり川口春奈川村エミコ(たんぽぽ)らが丹精込めて握った美味しそうなおむすびをインスタグラムに披露していたものだ。

この「#祈るおむすびバトン」は発案者のlakudahotel_bekkanさんによると、「祈る内容は人それぞれ。自由がよい、と思っています」、「祈る時間、その行為、自分につながる時間、その行為が大切なんだと感じています」という趣旨である。5月1日に天童よしみからバトンを受け取った藤あや子は、次にお笑いコンビ・千鳥のノブへつないだ。
同日の『千鳥ノブ noboomanzaishi Instagram』で次は山内健司に託したが、彼からは何の反応もなく「#祈るおむすびバトン」はここで途切れてしまったのだ。その後もノブはおにぎりを握ってバトンを回すようにお願いするも、山内は無視し続けたという。

その理由について6月5日の公式YouTube『かまいたちチャンネル』で山内本人が語っているが、「自分がおむすびを握っても何にもならへん」と思ったからで、決して“おむすびリレー”全体を否定するものではないと述べている。相方の濱家隆一が「握ればいいだけの話やんか」と苦笑するも、「おむすびを好きな具材で握って何になるの?」と山内は一蹴。最初から趣旨に賛同していたわけではなく、いくら先輩からの頼みとはいえ自分を偽ってまで参加することはできなかったという。だが動画の最後には、自分がリレーを止めてしまったことを藤あや子に謝罪していた。


そして9月25日、『藤あや子 ayako_fuji_official Instagram』には「#おむすびリレーを止めた男」として山内が紹介され、その横には笑顔でおにぎりを握るポーズの藤あや子の姿があった。「因縁の方とようやくお会いできました」「目が合った瞬間『ヤバっ!!』って顔されてました」と、文面からは怒りなど感じられない。ただ山内の表情が硬く、緊張しているのがうかがえる。コメント欄にはノブから「そいつですー! 藤さん!! 1番おむすびみたいな顔しとるがな!」との声が届いており、これに藤は「想像してたよりパツンパツンされてました!」と山内に会った感想を綴っている。

画像2枚目は『藤 あや子 2020年9月25日付Instagram「因縁の方とようやくお会いできました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)