カバーアルバム『ROMANCE』の売り上げが好調な宮本浩次。メディアへの露出も増えて何かと注目を集めているが、トーク番組に出演するたびにその“暴れっぷり”が話題となっている。
宮本をよく知らない視聴者からすれば驚きだが、どうやらファンにとっては通常営業のようで「今日も元気いっぱい」と大喜びだった。

31日朝、ロックバンド・エレファントカシマシの宮本浩次(54)日本テレビ系『シューイチ』に生出演した。感染予防対策としてこの日はリモート出演した宮本。別室から中継を繋ぎ、その様子がスタジオ内に置かれたモニターに映し出された。

番組の公式Twitterでは放送直前、宮本の生出演を伝えて「リモート出演なのでモニターからはみ出ないかちょっとだけ心配してます」とつぶやいていた。これに「一体どういうことなのだろう?」と疑問に思った人もいるかもしれないが、スタッフの“心配”は現実のものとなってしまう。


いざトークが始まると、宮本は椅子から立ち上がり身振り手振りで話し始めたのだ。宮本の動きがあまりにも大きく、視聴者からは「モニターから飛び出して来そう」「いつモニターが倒れるか心配で話が入ってこない」という声があがった。

スタジオ出演者も宮本の動きに大爆笑で、MCの中山秀征(53)は「リモートの正しい使い方かも」と感心した様子だ。さらに中山は、他の出演者に対して「宮本さんを見習って、これからは前後も意識して映りましょう」と提案していた。

今やテレビ番組に欠かせなくなった芸能人のリモート出演だが、スタジオ出演と比較すると臨場感が欠けてしまい、一部の視聴者から「TVのリモート出演はつまらない」「ますますTV離れが進みそう」という声も少なくない。

宮本本人がどこまで意識しているのかは不明だが、SNSには「リモート出演の宮本浩次に大爆笑した」という声も多く、今回のリモート出演は大成功と言えるだろう。
一方で宮本のキャラをよく知っているファンからすれば、彼の動きは“通常営業”だったようで「今日も元気いっぱい」と冷静な反応が多かった。

宮本は昨年11月、NHK『あさイチ』に出演した際も安定の“暴れっぷり”を見せていた。トーク中に思わず立ち上がり、近江友里恵アナウンサーに「ちょっと距離が…」と指摘されてしまう。それでも少しずつ距離を詰めてくる宮本に対して、MCの博多大吉も戦々恐々としていた。

このご時世、スタジオ出演だと少し心配になってしまう宮本浩次。それでもメディアから引っ張りだこだ。
その理由は歌手としての実力もさることながら、一度見たら忘れられない彼の独特なキャラクターにもあるのだろう。

画像は『宮本浩次 hiroji miyamoto 2021年1月26日付Instagram「#宮本浩次」』『シューイチ 2021年1月31日付Twitter「このあと#宮本浩次さん生出演」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 すぎうら)