身長86センチで自身のことを「世界で最も小さなストリッパー」と呼ぶアメリカ在住の32歳女性が、身長170センチの19歳男性と恋に落ちた。ところが身長差84センチ、年齢差13歳の2人が交際を公にすると、周りからネガティブなコメントが殺到したという。
『Truly』『The Sun』などが伝えている。

ストリッパー兼インフルエンサーであるキャシーさん(Cassee、32)が、13歳年下のブレイクさん(Blake、19)と出会ったのは昨年夏のことだった。

きっかけはFacebookのデートアプリ機能「フェイスブック・デーティング(Facebook Dating)」によるマッチングで、2人はすぐに意気投合、出会いから1か月で米ミネソタ州にて同居を始めたという。

実はキャシーさんは骨格異形成、低身長などを伴う遺伝性疾患「軟骨毛髪形成不全症」を患っており、手足が短く関節が異常に柔らかい。重度の場合は寿命に影響し、合併症などで生活の質が低下すると言われる病気だが、キャシーさんは身体の柔軟さを武器にストリップダンサーとして開花し、ブレイクさんと知り合ったばかりの頃はラスベガスでショーを行っていた。

キャシーさんは「最初は13歳という年齢差が気になってね。
真剣に交際を始める前に、彼のことを少し知る必要があったわ。怖かったのよ」と恋愛には慎重だったことを明かすと、次のように続けた。

「でもすぐに気付いたの。彼が私にとって特別な存在だということにね。」

「だってブレイクに『ラスベガスで何をしているの?』と聞かれたから『世界で最も小さなストリッパーよ』と答えると、彼は『それはいい! 楽しいね』と言ったのよ。ストリッパーということは気にならず、『君のことを大切に思っているし、好きなんだ』という姿勢を見せてくれたの。」

キャシーさんは「交際相手に自身のキャリアを理解してもらうことは重要」と吐露しており、自分をサポートしてくれるブレイクさんとの関係は一気に深まったという。


ところがキャシーさんがSNSに投稿したブレイクさんとのデートの写真が拡散されると、「この男性がデートしているのは母親?」「年齢差を考えて」「気持ち悪い」「正気とは思えない」といったネガティブなコメントが相次いだ。


また家族や友人にも「彼はまだ若すぎる。自分の年齢や身長差を考えたほうがいいわよ」「19歳の彼があなたと付き合っても退屈なのでは?」「真剣だとは思えない。遊ばれているのよ」「つらいことになる前に別れたら?」などと交際を反対されたそうで、キャシーさんはこのように反論した。

「年齢差もさることながら、私のように小さな人と付き合っているからといって嫌悪感を抱かれるのはおかしいし、悪いことでもないわ。それに背が低いというのは私の一部でしかないし、ブレイクはただ私と一緒にいたいだけなの。彼は私のことを大切にしてくれるし、私のことを美しいと感じてくれる。
私は今、これまでにないほど幸せよ!」


一方でブレイクさんも「彼女のことは愛している。だからたとえ他の人からどんなに批判を受けようと、僕は彼女との関係を次の段階に進めたいと思っている」と真剣な表情を見せ、こう続けた。

「彼女はとても優しいし、僕のことを幸せにしてくれる。彼女が笑って、僕たちが一緒に笑う。そんな関係を築いていきたいし、彼女と結婚して身を固めたいと思っている。僕は決して遊びで付き合っているわけではないよ。」

「それに僕は彼女を“小さなストリッパー”として見てはいない。
彼女は町にいる普通の子たちと一緒だからね。年齢だって、ただの数字に過ぎないよ。」

ちなみに2人を取り上げた動画には、「身長差や年齢差は全く問題とは思わない。ただ30歳と43歳のカップルならまだしも、19歳は若すぎない?」「オンラインで出会ってたった1か月で同居? 早すぎると思う」「彼は1年前まで高校生だったってことよね? 仕事はしているの? 彼女のほうが絶対稼ぎがいいはず。家も車も彼女が買ったのでしょう? 求めているのは本当に愛なの?」「だましているようには見えないけど」「彼女をしばらくフォローしていた。2人を応援したい」「キュートなカップルじゃない。愛し合っているのならそれでいいと思う」「お互いを愛おしく思っているのが伝わってくる」「お似合いだと思う」「お幸せに!」といった様々なコメントがあがっている。




画像は『The Sun 2022年2月11日付「HEIGHT OF PASSION I fell in love with the ‘world’s smallest stripper’ who’s 2ft 10in tall - trolls mock us but we don’t care」(Credit: Truly)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)