雨水タンクに閉じ込められたカエルやネズミ、天敵のヘビの背中にしがみつく（豪）＜動画あり＞
雨水タンクの中にいたヘビ（画像は『user4420609529188　2022年2月27日付TikTok』のスクリーンショット） 画像（1枚）
豪雨が続き洪水の被害が出ている豪東部クイーンズランド州で撮影された、ヘビ、カエル、ネズミ、甲虫の動画が注目を浴びている。ヘビと言えばカエルやネズミの天敵にあたるが、雨水タンクに閉じ込められてしまった生き物たちはなんと、ヘビの背中にしがみついていたのだった。
『7NEWS』などが伝えている。

TikTokユーザー「user4420609529188」さんが今月27日、洪水による死者も出ているクイーンズランド州で撮影された、雨水を貯めておくタンクの中の動画を投稿した。

動画では、雨水タンクの中にいるヘビの上に、ネズミ2匹、甲虫を背中に乗せた鮮やかな緑のカエル1匹がヒッチハイクしているのが見て取れる。

茶色く濁った水の中には他にも、カエルや甲虫が数十匹閉じ込められており、タンクの周りにいた人々が黄色の金属棒で救い出していた。

ところがその後、ヘビは人の気配を感じて心乱されたのか突然泳ぎだし、2匹のネズミのうち1匹が水の中に落ちてしまう。

落ちたネズミはすぐに金属棒で救出されたようだが、残ったもう1匹のネズミはヘビの背中を器用に移動、うまくバランスを取っていた。


なお投稿者は、タンクの中にいた全ての生き物を救出したことを報告しており、この動画には「これぞオーストラリア！」「可愛い」「ヘビはよくネズミたちを食べなかったね」「あとで食べようと思っていたのかも」「ルームメイトかしら？」「助けてくれてありがとう」「チームワークだね」といったコメントがあがった。


ちなみに2017年には、米テキサス州の冠水した道路でヒアリが水に浮いて漂うのが目撃された。ヒアリは1匹では溺れて死んでしまうが、仲間同士で大きな塊を作ることで水に浮くことができるという。



画像は『user4420609529188　2022年2月27日付TikTok』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　A.C.）