キャサリン皇太子妃が英ウェールズ地方を訪問した際、3人の子供達に関する微笑ましいエピソードを語った。集まった群衆の1人と対話したキャサリン皇太子妃は、ウィリアム王子(当時)との婚約写真を子供達に見せた時、彼らが母であるキャサリン皇太子妃の姿について正直な感想を述べたことを明かした。


ウィリアム皇太子(40)キャサリン皇太子妃(40)は現地時間9月27日、英ウェールズ地方を公式訪問した。

先月8日にエリザベス女王が崩御後、 “ウェールズ公”と“ウェールズ公妃”の称号を与えられた夫妻は、ウェールズの人々との親交を深めるために英国での公式喪中期間が明けた後、できるだけ早い機会に現地を訪れたのである。

当日、ウェールズ北部にあるアングルシー島の港町ホーリーヘッドに到着した夫妻は、集まった人々から熱い歓迎を受けた。当時群衆の中にいた女性がその様子を撮影し、自身のTikTokアカウントに投稿したのである。

「mariahedges8」というユーザーが公開した動画は、赤いコートを着たキャサリン皇太子妃が、英国旗を持った人物と会話をしている場面だ。国旗には、2010年にウィリアム王子(当時)と婚約発表した時の写真がプリントされている。


その写真を見た皇太子妃は「まあ驚いた! これは私達が婚約した時のものかしら?」と尋ねて、「私達はいつも、このことについて笑っているんですよ。結婚して11年になるけれど、一緒にいるのはその倍になるわけで、並大抵のことではありませんから」と続けた。

2人は2001年にスコットランドのセント・アンドリューズ大学に入学した時に出会い、友人となった。2人は大学で寮生活を送っていたが、2年目には友人達を含む4人でハウスシェアを始めた。その後2人の仲は交際に発展し、2010年11月に正式に婚約発表したのである。

ウェールズで懐かしい写真を見たキャサリン皇太子妃は、子供達であるジョージ王子(9)シャーロット王女(7)ルイ王子(4)が婚約写真を見た時の反応も明かしている。


皇太子妃は「子供達は写真を見返していた時、『ママ、とても若く見えるね!』と言ったんですよ」と、彼らが無邪気に言ったことを話したそうだ。

その後「ウェールズに戻って来られて、本当に嬉しいわ。私達はここに住んでいたし、家族もいました。今日は本当に特別な日になりました」と伝えていた。

アングルシー島は彼女にとって、ウィリアム王子(当時)と婚約した翌年の2011年2月に王室の初公務で訪問したという思い出深い場所でもある。

そんなウェールズを再び訪れたこの日には、群衆の中にいた4歳の少年がキャサリン皇太子妃に花束を贈呈するという微笑ましいハプニングもあった


画像2枚目は『The Royal Family 2022年9月27日付Instagram「Wales」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)