ヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)が、米カリフォルニア州で開催されたジャック・ジョンソンのコンサートを訪れる姿がキャッチされた。カジュアルな装いで現れた夫妻は、ハグをしたりダンスをするなどプライベートな時間を楽しんでいたという。
夫妻が公の場で目撃されるのは、先月19日に営まれた故エリザベス女王の国葬以来のことだ。

ヘンリー王子メーガン妃が現地時間5日、米カリフォルニア州にある「サンタバーバラボウル」で開催された米シンガーソングライター、ジャック・ジョンソンのコンサートを観覧する様子が激写された。

野外音楽堂の「サンタバーバラボウル」は5000人未満収容の屋外円形劇場で、一流アーティスト達がコンサートを行うことで知られている。

米メディア『TMZ』が7日に報じたところによると、この日夫妻は別々に会場に到着しており、メーガン妃は午後8時頃、そのおよそ1時間後にヘンリー王子が現れたという。

同メディアが入手した写真には、ヘンリー王子とメーガン妃が一般の観客らをシャットアウトした会場の特別なプライベート・セクションでショーを楽しむ様子が写っている。妃はロングヘアをポニーテールにして、黒いシャツの袖を肘上まで巻き上げている。
王子はダークな丸首セーターを着るなど、2人ともリラックスした装いだ。コンサート中にはヘンリー王子がメーガン妃の腰に手を回してハグをしたり、音楽に合わせてダンスをするなど、プライベートな時間を楽しんでいる様子だったという。

この日の会場はほぼ満席で、ヘンリー王子夫妻が目撃されたプライベート・セクションには、他に10人ほどの観客がいたそうだ。ショーの間、夫妻は隣にいたグループと会話を楽しむ姿も見られたという。

ヘンリー王子とメーガン妃が公の場で目撃されたのは、英時間9月19日にロンドンで執り行われた故エリザベス女王の国葬以来となる。夫妻は国葬翌日の20日に英国を発ち、息子アーチー君(3)娘リリベットちゃん(1)が待つカリフォルニア州に戻った。


そして今月3日には、ロンドン滞在中に撮影した夫妻の新たなポートレートが公開された。しかし公開日が、チャールズ国王夫妻とウィリアム皇太子夫妻が並ぶ最新ポートレートが披露された2日後だったことから、「王室に屈辱を与えるために(このタイミングで)公開した」と批判を浴びた。また同日には、女王の喪中で配信を見合わせていたメーガン妃のポッドキャスト『Archetypes』の最新エピソードが配信された。妃は2人のアジア系米国人女性をゲストに迎え、ハリウッド映画で描かれているアジア系女性について「有害な固定観念を植え付けている」と憤慨していた。さらに6日には、ヘンリー王子がエルトン・ジョンらと名を連ね、英紙『Daily Mail』の発行元「Associated Newspapers Limited(ANL)」を提訴したことが報じられたばかりだ

まさに「ヘンリー王子とメーガン妃の行くところ、起こす言動に嵐あり」といった感も否めないが、この日ばかりは夫妻が愛する「プライベート」なセクションでリラックスをしてショーを楽しんだようだ。


画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年10月15日付Instagram「This evening, The Duke and Duchess of Sussex attended the annual #WellChildAwards in London.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)