ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が現地時間13日、ロンドンのオリンピック・パークを訪問した。この日皇太子妃はヴィンテージの「シャネル」のブレザーに黒いズボンを合わせて登場。
生前のダイアナ妃のスタイルを思わせるとの話題が持ち上がった。皇太子妃は今年3月のカリブ海ツアーでも、大学生時代から所有するジャケットを着回すなど、ヴィンテージファッションを素敵に着こなす姿が目撃されている。

ウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃が、スポーツチャリティ団体「コーチ・コア」の設立10周年を記念し、2012年のロンドン・オリンピックの会場だった「クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク」を訪れた。

同団体は、ウィリアム皇太子夫妻の「王立基金(Royal Foundation)」が2012年、ロンドン・オリンピックの遺産に貢献するために設立した。教育や雇用に関わっていない16歳から24歳の若者を対象に、彼らの才能を伸ばし、スポーツ、仕事、生活に欠かせないあらゆるスキルを身につける、コーチングの実習を行っている。

この日ウィリアム皇太子夫妻は、オリンピック・パークにあるカッパー・ボックス・アリーナに到着。
キャサリン皇太子妃は、ブルーのツイード・ジャケットを着て登場した。

皇太子妃が着ていたのは、「シャネル」による1995年のヴィンテージのダブルジャケットだ。体にフィットしたデザインで、4つのポケットと“CC”のロゴ入りボタンが印象的だ。

ジャケットには黒いワイドパンツとスウェードのパンプスを合わせ、ジュエリーは、ロンドンのブランド「アストリークラーク(Astley Clarke)」のラピスラズリのネックレスと、英ウェールズのブランド「スペルズ・オブ・ラブ(Spells of Love)」のゴールドのフープイヤリングをつけていた。

英メディア『Daily Mail Online』は、今回の皇太子妃のファッションが、1994年に故ダイアナ妃がロンドンのレストラン「サン・ロレンツォ(San Lorenzo)」から出てきた時の装いを彷彿させると伝えている。

当時ダイアナ妃はブルーのジャケットに黒いタートルネックとタイトなズボンとパンプスを合わせ、耳元にはゴールドのフープイヤリングをつけていた。



キャサリン皇太子妃はこれまでにも、ヴィンテージファッションを公務で着こなす姿が目撃されている。今年3月には夫妻でカリブ海ツアーを行ったが、ベリーズを発つ際にキャサリン妃(当時)は、スコットランドのセント・アンドリューズ大学時代から所有するという「イヴ・サンローラン」の赤いジャケットを着用していた。


その後ジャマイカ滞在中には、「Willow Hilson Vintage」が販売した50年代のボーダーのドレスを着たり、オレンジ色のビーズを連ねた60年代のハンドバッグを持って現地の人々と交流した。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年1月9日付Instagram「The three new portraits which have been released to mark the occasion will be shown in the community in three meaningful places: Berkshire,」、2022年10月13日付Instagram「Skills for sport, work and life」、2022年3月23日付Instagram「What an incredible day at Trench Town - the birthplace of reggae music in the heart of Kingston JM」、2022年3月23日付Instagram「The foresight Shortwood had to establish this Early Childhood Education programme was recognition that the early years is fundamental to a child’s journey through life.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)