メーガン妃(41)が米誌『Variety』のインタビューに応じ、9月に崩御した故エリザベス女王への思いを語った。妃は女王と過ごした日々に「感謝している」と言い、祖母を亡くした時のヘンリー王子について「複雑な期間だったけど、楽観的だった」と明かした。

現地時間19日、米誌『Variety』がメーガン妃へのロングインタビューを公開した。「メーガン・マークルがガードを緩める」と題した記事では、妃が今年9月にヘンリー王子と渡英中、エリザベス女王が崩御した時のことを振り返っている。

夫妻は同月、チャリティイベントに出席するため渡英していた。しかし8日に女王の健康状態が悪化したため、当日のイベント出演を急遽キャンセル。ヘンリー王子が単独でスコットランドのバルモラル城に向かった。

しかし王子が女王の死を知らされたのはプライベート機で飛行中だったため、祖母の最期を看取れなかった。王子は城に到着した夜、チャールズ国王とウィリアム皇太子からのディナーの誘いを拒絶し翌日早朝には他の王室メンバーを置いてバルモラル城を去った

インタビューでメーガン妃は、祖母が亡くなり悲しみに暮れるヘンリー王子と過ごした時期をこのように回想した。

「本当にたくさんの愛とサポートをもらった。特にあのような時期に夫のそばにいて、彼を支えることができたことにとても感謝しているの。」

そして祖母を亡くした後のヘンリー王子の様子について、「複雑な期間だったけど、楽観的な夫は『彼女は今、夫と再会しているよ』と言っていたわ」と述べた。

女王は19日に執り行われた国葬後、ウィンザーにある聖ジョージ礼拝堂で愛する夫エディンバラ公フィリップ王配の隣に埋葬され、永遠の眠りについた。

メーガン妃とヘンリー王子は2020年に王室離脱し、翌年にはオプラ・ウィンフリーのインタビューで王室に関する爆弾発言をするなど王族との確執が報じられてきた。そんな妃は女王との思い出について、このように語っている。

「素晴らしかったのは、夫の祖母があらゆる場所に残したレガシーを見られたこと。女性のリーダーシップという点において、彼女は最も輝かしいお手本だった。私は彼女と一緒に過ごしたこと、知り合えたことに深く感謝している。」

さらに「彼女と一緒に行った最初の公務が、どれほど特別だったかを振り返ったの。私は幸運だった。一族の家長と、素敵な温かさを共有できたことを誇りに思い続けている」と加えた。


王室離脱後、メーガン妃はヘンリー王子、息子のアーチー君(3)娘のリリベットちゃん(1)と家族4人で米カリフォルニア州にて生活している。そんな妃は人生で最も望んでいることについて聞かれると、このように答えた。

「喜び。本当にそれなのよ。自分自身や友達、子供達、周りの人達のために努力することで、とても良い気分になれる。それってとても良いことだと思う。私達はそのことに喜びを感じるから。」

そして将来、再び女優業に復帰することがあるかと聞かれると「ノー。もう辞めたのよ」と言い、「絶対にないとは言い切れないけれど、私の意思は確実よ」と断言した。



画像は『The Prince and Princess of Wales 2018年6月14日付Instagram「At the opening of the Mersey Gateway Bridge」』『Variety 2022年10月19日付Instagram「Meghan, Duchess of Sussex」「Meghan Markle for Variety」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)