ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が英国の港町スカボローを訪問した。皇太子妃は全身キャメルカラーで統一した、秋らしいシックな装いで登場。耳には英ハイストリートブランド「アクセサライズ(Accessorize)」のフープイヤリングをつけていた。このイヤリングは1.5ポンド(約250円)に値下げされていたが、キャサリン皇太子妃効果もあってすでに完売している。

現地時間3日、ウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃が、英ノース・ヨークシャーにある海辺の町スカボローを公式訪問した。

同日には、夫妻が運営する慈善財団「ロイヤル・ファウンデーション」と、ヨークシャー北部と東部の子供の健康や貧困などを支援する慈善団体「トゥー・ライディングス・コミュニティ・ファウンデーション(Two Ridings Community Foundation)」が共同で、寄付者から集めた34万5000ポンド(約5730万円)相当の資金提供を受けたと発表。これらはスカボローの若者のメンタルヘルスを支援するための永続的な基金になるという。

そのためウィリアム皇太子夫妻は、資金の配分を決定する若者達と対談したり、支援対象となる3つの慈善団体と対面するためにスカボローを訪れたのである。

現地に到着した夫妻は、沿道で待ち受けた多くの群衆と握手をしたり会話をするなどしてしばらくの間、地元の人々と交流した。

この日キャサリン皇太子妃は、全身キャメルカラーで統一した秋らしいシックな装いで登場した。

皇太子妃が着ていたのは、イタリアの「マックスマーラ(Max Mara)」のオリジナルブランド「マックス・アンド・コー(Max&Co)」によるキャメルカラーのロングコートだ。ブランドの公式サイトでは、460ポンド(日本国内では9万4600円)で販売されている。

コートの下にはミディ丈のタートルネックのニットドレスを合わせ、英ブランド「ボーデン(Boden)」によるブラウンのスウェードのベルトを付けていた。


片手にはロンドンのブランド「デメリエー(DeMellier)」の小さなハンドバッグを持ち、「ラルフ・ローレン」のハイヒールを合わせていた。

そんな皇太子妃が耳につけていたのは、英アクセサリーブランド「アクセサライズ(Accessorize)」の“ツイステッド・サークル・ドロップ・イヤリング(Twisted circle drop earrings)”だ。真鍮素材によるゴールドカラーのイヤリングで、全体にねじりを施したフープをドロップしている。ブランドの公式サイトでは5ポンド(約830円)から1.5ポンド(約250円)に値下げされていたが、キャサリン皇太子妃効果もあってすでに完売している。


左手薬指には、故ダイアナ妃から引き継いだサファイアの婚約指輪をつけ、コートの襟には、毎年11月に開催する戦死者追悼記念日「リメンブランス・サンデー」を記念する赤いポピー(ひなげし)の花飾りをつけていた。


キャサリン皇太子妃の素晴らしい着こなしに、王室ファンはSNSで「なんてスタイリッシュ!」「ワンカラーで、こんなに素敵になれる人はなかなかいないわよ」「憧れの女性だわ。とても素晴らしい!」などとコメントしている。



画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年11月3日付Instagram「So so pleased to announce £345,000 of funding from The Royal Foundation and @tworidingscf」、2022年11月3日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)