ウェストミンスター寺院で開催した「クリスマス・キャロル礼拝」に、ウィリアム皇太子(40)とキャサリン皇太子妃(40)が息子ジョージ王子(9)と娘シャーロット王女(7)を伴って出席した。この日、皇太子妃と王女はバーガンディ色のコートを着て母娘のリンクコーデを披露した。家族4人は仲良く並んで歩いて寺院の入口へと向かい、他の王室メンバーとともにクリスマス礼拝に参加した。

ロンドンのウェストミンスター寺院で現地時間15日、キャサリン皇太子妃が主催する「クリスマス・キャロル礼拝」が行われた。

今年で2回目となる同イベントは、ウィリアム皇太子夫妻が運営する慈善財団「ロイヤル・ファウンデーション」の支援を受け、キャサリン皇太子妃の企画によって開催している

イベントの様子は録画され、クリスマス・イブとなる12月24日に英ITVで『Royal Carols: Together at Christmas』と題して放送される予定だ。

礼拝が開始される15日の午後4時20分頃、寺院前には主催者であるキャサリン皇太子妃が最初に姿を見せた。

その後、皇太子妃は後続で到着した車両に向かって出迎えに歩いた。車のドアが開くとウィリアム皇太子とジョージ王子シャーロット王女が現れた。

ウィリアム皇太子はシャーロット王女と手を繋ぎ、その隣でジョージ王子とキャサリン皇太子妃が並んで歩き始めると、家族4人が揃って寺院の入口へと向かっていった。

この日皇太子妃が着ていたのは、ワインレッドよりも深い色味のバーガンディ色をしたロング丈のコートドレスだ。体にフィットしたデザインで、ウエストの両サイドに付いたゴールドカラーのバックルが印象的だ。

皇太子妃はクラッチバッグとレザーの手袋、ベルベッドのパンプス、ドロップイヤリングなどすべてドレスと同じ色でコーディネートしていた。

シャーロット王女も同じくバーガンディ色のコートを着て、母娘のリンクコーデを披露した。コートの下にはネイビーブルーのタイツをはき、黒いローヒールを合わせていた。

ウィリアム皇太子はバーガンディ色のネクタイを締め、ネイビーブルーのスーツに黒いコートを羽織っていた。ジョージ王子も父親と同じスタイルだが、ネクタイはブルーのストライプ柄を選んでいた。

この後にはチャールズ国王カミラ王妃エドワード王子の妻ソフィー妃、ユージェニー王女夫妻とベアトリス王女夫妻、ザラ&マイク・ティンダル夫妻、マイケル・オブ・ケント王子夫妻などが会場に現れた。


キャサリン皇太子妃の実家であるミドルトン家からは、両親のマイケルさんとキャロルさん弟のジェームズさん妹のピッパさんが勢揃いした。


同日、夫妻の公式SNSは寺院に設置したクリスマスツリーに飾られたパディントンベアのぬいぐるみの写真を公開し、「#TogetherAtChristmasのゲストを迎える準備をしています。コミュニティで人並み以上の貢献をした人達を祝い、故女王陛下に敬意を表します」と記した。


同イベントは英国中の個人、家族、コミュニティの無私の努力を認め、人と人との繋がりと団結がもたらす喜びを祝い、紹介することを目的とする。当日は王室メンバーのほか、慈善団体のスタッフや地域ボランティア、軍人など1800人以上が出席した。



画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年12月15日付Instagram「Thank you to everyone who has helped make #TogetherAtChristmas so special,」、2022年12月15日付Instagram「A joyous evening at Westminster Abbey for the #TogetherAtChristmas Carol Service!」』『Westminster Abbey 2022年12月15日付Twitter「Tributes were paid to HM Queen Elizabeth II during the Royal Carols:」』『The Prince and Princess of Wales 2022年12月15日付Twitter「Getting ready to welcome our #TogetherAtChristmas guests,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)