チャールズ国王をはじめとする王室メンバーが、クリスマスを祝福するために英ノーフォーク州のサンドリンガムに集結し、恒例である教会への行進を行った。この日キャサリン皇太子妃はカーキ色のコートドレスで登場。今回初めて礼拝に出席したルイ王子は、コートの下に半ズボンとハイソックスを合わせた可愛らしい姿で注目を浴びた。

クリスマスを迎えた現地時間25日、チャールズ国王がノーフォーク州に所有するサンドリンガム・エステートに、王室メンバーが集結した。

王室では、毎年クリスマスに家族がサンドリンガムの邸宅に集まり祝福するのが恒例となっている。2020年と2021年はパンデミックにより家族の集いは中止されたため、一族が集まるのは3年ぶりだ。今年9月にはエリザベス女王が崩御したため、今回からは君主に即位したチャールズ国王の主催となる。

クリスマス当日の午前には、王室メンバーがセント・メアリー・マグダレン教会の礼拝に出席するために、道路を行進するのが恒例となっている。そのため教会へと続く沿道では、毎回多くの群衆が見学に訪れている。

久しぶりの行進となった25日には、チャールズ国王とカミラ王妃が先頭を歩き、その後ろをウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃が、息子ジョージ王子(9)ルイ王子(4)、娘シャーロット王女(7)を伴って登場した。

続いてエドワード王子夫妻と子供達や、ベアトリス王女夫妻などをはじめとする王室メンバーが後を続いた。アンドルー王子行進には参加しないと報じられていたものの、当日は他の王室メンバーに交ざり、笑顔で歩く姿が目撃されている。

この日キャサリン皇太子妃が着ていたのは、カーキ色をしたミリタリー風のコートドレスだ。「アレキサンダー・マックイーン」によるもので、以前にも着用する姿が目撃されている。

カーキ色の帽子は「フィリップ・トレーシー」によるもので、グレーのリボンと白い羽根で装飾されたつばの部分が長いフェドラハットだ。コートには「ジャンヴィト・ロッシ」のオーダーメイドによる、ニーハイブーツを合わせていた。

ウィリアム皇太子とジョージ王子はダークなジャケットとズボンに青いネクタイを締めたスマートな装いで、シャーロット王女はバーガンディ色のコートにダークな色のタイツを合わせていた

そして今回、サンドリンガムの行進デビューをしたルイ王子は、そのファッションにも大きな注目をあびることになった。

王子は襟に黒いファーが付いたダークな色のロングコートを着ていたが、その中には半ズボンを穿き、黒いソックスとローファーを合わせた装いで現れたのだ。膝丈のコートの下から素足が見えるという、なんとも愛らしい姿だった。


この後王室メンバーは教会に入り、礼拝が終わった後には、沿道で待ち受けた人々や子供達としばらく交流。そして一家は、サンドリンガムの邸宅へと戻って行った。



画像は『The Royal Family 2022年12月25日付Instagram「Members of the Royal Family arriving at St Mary Magdalene Church in Norfolk for a Christmas Day service earlier today.」』『Chris Ship 2022年12月25日付Twitter「George,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)