チャールズ国王(74)が、英ノーフォーク州にある教会の日曜礼拝に出席する姿がキャッチされた。礼拝を終えた国王は、教会前に集まった群衆とジョークを交わすなど笑顔で人々と交流したという。
数日前には、ヘンリー王子の回顧録『Spare(原題)』の内容について英メディアが掲載し始めたばかりだ。この日の夜には英ITVで王子へのインタビュー番組が放送されるなど、国王にとって心休まらない日々が続いている。

チャールズ国王が現地時間8日午前、英ノーフォーク州の村キャッスル・ライジングにある、聖ローレンス教会の日曜礼拝に出席した。

今月5日にはヘンリー王子の回顧録『Spare(原題)』がスペインの書店で誤って販売されてしまったが、その日以降、国王が初めて公の場に姿を見せた。

回顧録は10日に発売される予定だが、英メディアは同著をすでに入手し、父チャールズ国王との親子関係や兄ウィリアム皇太子との確執についてなど衝撃的な内容が続々と明らかになった。

さらに国王が日曜礼拝に出席した日の夜は、英ITVでヘンリー王子へのインタビュー番組『Harry: The Interview』の放送を控えていた。
そのような中、チャールズ国王が教会の前に現れると、沿道に集まった群衆から温かい歓迎を受けたのである。

英メディア『Daily Mail Online』が掲載した写真によると、国王は格子柄の白いシャツに淡いピンクの柄入りネクタイを締め、ベージュのロングコートに同色の靴を合わせていた。護衛スタッフにエスコートされ、リラックスした様子で教会に入っていったという。

日曜礼拝を終えて教会を出た国王は、待ち受けた群衆のそばに行き、しばしの交流を楽しんだ。同メディアによると、人々と対話した国王は大きな笑顔を見せ、ジョークを交わす場面もあったそうだ。

ヘンリー王子による王室への爆弾発言が続くにもかかわらず、笑顔を絶やさない国王の姿を見た人々は、SNSで次のような意見を交わし合った。


「私達は、笑って幸せな国王が大好き。国王万歳!」
「今日、チャールズ国王が満面の笑みでお喋りしている姿を見たけど、最高だった。」
「彼は実際にかなりリラックスしてるように見える。恐らく、この茶番劇がハリーとメーガンにとって、ブーメランになることを知っているからだろう。」

ヘンリー王子は回顧録で、過去に父チャールズ皇太子(当時)に「カミラ夫人(当時)と結婚しないで」と懇願したことや、2021年の故エディンバラ公フィリップ王配の葬儀後に、父の目前でウィリアム王子(当時)に掴みかかられたことなどを明かしている。

画像は『Clarence House 2022年7月20日付Instagram「We were in Torquay for day three of Their Royal Highnesses visit to Devon and Cornwall!」』『Chris Ship 2023年1月8日付Twitter「Hours before his younger son,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)