キャサリン皇太子妃(41)がウィリアム皇太子(40)とジョイント公務を行い、英ウィンザーにあるフードバンクを公式訪問した。当日のキャサリン皇太子妃は、鮮やかなピンクのタートルネックセーターとコートを着て登場。
ウィリアム皇太子と共に、経済的に困難な人々に食料を届ける準備を手伝った。フードバンクで作業する夫妻の姿がSNSに公開されると、王室ファンから「2人の努力と優しさは称賛に値する」「ダイアナ妃も誇りに思うでしょう」と絶賛するコメントが寄せられた。

キャサリン皇太子妃ウィリアム皇太子が現地時間26日、ウィンザーにある慈善団体「ウィンザー・フードシェア(Windsor Foodshare)」を訪れた。同団体は、経済的に困難な状況にある人々に保存可能な食料品、パンや卵、新鮮な果物や野菜などを毎週提供している。トイレタリー(洗面用具)や洗剤も毎月提供しており、移動が困難な人や交通手段を持たない人のための宅配サービスも行う。

ウィリアム皇太子一家は昨年夏、英バークシャー州ウィンザーの地所内にあるアデレード・コテージに引っ越した
そんな夫妻は自宅近くにあるフードバンクを訪れ、提供する食料の梱包や仕分け作業の手伝いをしたのである。

この日のキャサリン皇太子妃は、ロンドンのハイストリートブランド「Hobbs」による、紫がかった鮮やかなピンク色のタートルネックセーターとコートを着用し、黒いワイドパンツを合わせた装いで現れた。

ブランドの公式サイトによると、コートはウール100%素材を使用した「Tilda」と呼ばれるアイテムとのこと。縦一列にフロントボタンが並び、膝丈のエレガントなデザインだ。

また英メディア『Express.co.uk』によると、コートは同ブランドの定番アイテムで、これまでに何度も販売されているそうだ。

キャサリン皇太子妃はこのコートを愛用しているようで、初めて着用した姿が目撃されたのは2021年、ロンドンのハーロウ区にある「ナウワー・ヒル・ハイスクール(Nower Hill High School)」を訪問した時のことだった。


フードバンクに到着した皇太子夫妻は、「ウィンザー・フードシェア」の最高責任者サラ・ケンバー氏と、デドワース・グリーン・バプティスト教会のマシュー・スコット牧師から歓迎を受けた。

その後、夫妻は現地を視察し、100枚近い食料引換券を準備するチームを手伝ったり、食料が期限内であるかの確認や配達物の梱包作業などにも参加した。


米メディア『People.com』によると、フードバンクの手伝いをする中、キャサリン皇太子妃はボランティアの人々と会話を楽しむ場面も見られたという。


その様子を見ていたウィリアム皇太子が「すみません。ここでお喋りしすぎ!」と皇太子妃に向けてジョークを放ち、周囲を笑わせていたそうだ。


なおこの日の夫妻の姿がSNSに公開されると、「2人は言葉だけじゃなく、実行している。
ダイアナ妃も誇りに思うでしょう」「夫妻の努力と優しさは、称賛に値する」「素晴らしい。ウィリアムとキャサリンはとても前向きで、困っている人達に光を当てるためにできる限りのことをやっている。彼らが英国にいてくれるのは幸運なこと」と称賛するコメントが寄せられた。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年12月22日付Instagram「So thrilled to be back at Westminster Abbey for our second #TogetherAtChristmas carol service.」、2023年1月26日付Instagram「Wonderful to spend some time with volunteers at Windsor Foodshare this morning.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)