お笑いコンビオードリー春日俊彰(44)といえば独身時代から“どケチ”ぶりが有名で、バラエティや情報番組では面白エピソードとして紹介され、笑いを取ってきた。しかし相方の若林正恭(44)によると、その“どケチ”キャラが以前ほどウケなくなったばかりでなく、最近では客席からの反応が冷たく感じることさえあるという。


『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日系)の「芸能人節約バトル 1か月1万円生活」で極貧時代に培った節約術を披露して注目を集め、売れっ子になってからも倹約を心がけてきた春日俊彰。2019年5月に結婚しても「妻にはガス代節約のために、冬も水で食器を洗ってもらっている」、「自宅ではクーラーの温度を28度、テレビ局の楽屋では24度」など、そのどケチぶりが変わることはなかった。

4月26日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京)で若林正恭が語ったところによると、この間も夫婦でラーメンを食べに行った春日が「味玉をつけたい」という妻の希望を渋々受け入れたそうで、ゲスト出演のアンミカ(51)横澤夏子(32)から驚きの声があがっていた。春日の中で味玉は“嗜好品”的な位置付けなので必ずしも必要ではないが、ラーメン屋で揉めるのは100円以上の損失になるので承諾したという。こうした春日の極端な節約話が以前は面白がられていたが、今は時代が変わったのか笑ってもらえなくなったそうだ。
「これ、迷ってたけど言うわ。お前、嫌われてるぞ最近」と、若林は不気味な笑みを浮かべていた。

オードリーがレギュラーを務める『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の2014年4月の放送分で、春日が安い携帯電話を手に入れるため、当時住んでいた東京・阿佐ヶ谷から成田の激安店まで原付で買いに行った話(直線距離62キロ)を紹介すると、当時は大いにウケていたものだ。しかし今年3月のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で若林は、今の春日がいくらどケチエピソードを語っても観覧席の人は全然笑わなくなったと証言しており、「やっぱ稼いだっていうのがあるのかな」とその理由を分析していた。


周りから「そんなに貯めても、お金はあの世に持っていけないよ」と言われようと、春日には夢があるのだ。溜め込んだ現金を自分の墓の中にパンパンに詰めて欲しいそうで、春日は「貯金額=自分の価値、貯金は自分の成果ですから」と誇らしげだ。
そんな春日だが、唯一、財布の紐が緩むのは来月で3歳になる愛娘に対してである。「水泳やピアノ、クラシックバレエなどいろんな経験をさせてあげたい」「いろんなことをやらせてあげたいのよ」と、娘の将来のためにはお金を使うことに迷いはないのである。

画像3枚目は『あちこちオードリー【水曜よる11:06テレビ東京系列】 2023年4月12日付Twitter「放送ありがとうございました!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)