12月28日、世界ランク47位の錦織圭は、自身のアプリ「Kei Nishikori」を更新。日本で行った練習の様子を投稿した。
【画像】写真で振り返る錦織圭の2021年シーズン
シーズン終了後、12月以降は自身のスポンサーイベントに参加するとともに、日本でオフを過ごした錦織。動画では、味の素ナショナルトレーニングセンターでストローク、ボレーを練習する様子を投稿した。
今シーズン、錦織は右肩痛、そして復帰間近に迫った段階で新型コロナウイルスの濃厚接触者として2週間の隔離を強いられ、調整不足のまま2月のATPカップと全豪オープンに挑んだが、勝利を手にすることができず。それでも3月のATP500ロッテルダム大会では、当時世界ランク19位のフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)に勝利し、ベスト8入り。
試合数を重ねて調子を取り戻すと、東京オリンピックでは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)を破り、約2年8ヵ月ぶりにトップ10から白星を挙げた。これで手応えをつかんだ錦織は、オリンピック直後に行われたATP500ワシントン大会でベスト4入りを果たしている。
しかし、9月のATP250サンディエゴ大会前に腰を痛めると、10月のATPマスターズ1000インディアンウェルズ大会こそ出場したものの、その後に予定していた3大会を欠場。26勝17敗でシーズンを終えた。
来シーズンは、1月4日開幕のATP250メルボルン大会にエントリーしていたものの、欠場するとも報じられており、10日開幕のATP250シドニー大会、17日開幕の全豪オープンにはエントリーしている。