ダニエル太郎、今季初戦で8強入りならず

1月6日、「アデレード国際1」(オーストラリア・アデレード/ATP250)シングルス2回戦が行われ、予選勝者のダニエル太郎(エイブル/世界ランク125位)は、第6シードのトミー・ポール(アメリカ/同43位)と対戦。4-6、7-6(1)、4-6の接戦の末に敗れた。


【画像】「アデレード国際1」男子シングルス組み合わせ

今大会、ダニエルは予選からの出場で2試合を勝ち抜いて本戦入り。1回戦では、イタリア期待の若手で19歳のロレンツォ・ムゼッティ(同59位)を6-4、6(5)-7、6-3で下し、相手にブレークポイントを握らせず今シーズン初勝利を飾った。

この日の試合では、第1セットで4-1とリードを奪ったダニエルだったが、2度のブレークで5ゲームを連取され、4-6でセットを落としてしまう。それでも互いに1ブレークずつして迎えた第2セットのタイブレークでは、3度のミニブレークでセットを奪い返した。

最終セットでは、先にリードを奪われたダニエルは、第7ゲームでブレークし粘ったものの、4-5で再びサービスゲームを破られ、2時間34分の熱戦の末にフルセットで敗れた。

試合を通して、ダニエルはファーストサーブでのポイント獲得率が77%とポールよりも高かったが、セカンドサーブでのポイント獲得率が33%にとどまり、サービスゲームで苦戦。凡ミスも27本と、ウィナー(14本)を大きく上回ってしまった。

2回戦でポールは、第1シードのガエル・モンフィス(フランス/同21位)とファン・マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン/同90位)の勝者と対戦する。
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