1月31日、「南フランス・オープン」(フランス・モンペリエ/ATP250)シングルス1回戦、前年優勝者の第8シード、ダビド・ゴファン(ベルギー/世界ランク52位)がバンジャマン・ボンジ(フランス/同68位)と対戦。2-6、7-5、6-1で勝利した。
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第1セット第2ゲーム、ボンジにリターンを叩かれてラブゲームでブレークされたゴファン。第8ゲームでもブレークを許して2-6でセットを落とす。第2セットも、第2ゲームで先にブレークされたゴファン。第4ゲームで、セット初キープに成功すると、直後の第5ゲーム。ボンジにミスが出て、ブレークチャンスを握る。1本は凌がれたものの、2度目のブレークポイントでは、バックハンドのダウン・ザ・ラインがウィナーとなり、ブレークに成功。さらに第11ゲームでもブレークし、7-5でセットを取り返す。
勝負の第3セット、流れを掴んだのはゴファンだった。ストロークで主導権を握ると、ボンジにミスも生まれて第3ゲームでブレークに成功。その後も、掴んだリズムを手放すことなく、第5ゲーム、第7ゲームでもブレーク。6ゲーム先取で6-1、フルセット勝利を果たした。
試合後、ゴファンは「とてもタフな試合だった。
ゴファンは、昨年9月に「長い間、痛みを抱えていたヒザをしっかり治すための時間が必要になった」と早めにシーズンを終えて、左ヒザを治療。今季初戦ATP250メルボルン大会では初戦敗退となり、続くATP250シドニー大会は3回戦まで行ったものの、左ヒザに痛みを感じて途中棄権。全豪オープンは、1回戦でダニエル・エバンズ(イギリス/同22)にストレートで敗れている。
ATP250の今大会だが、第1シードにアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ/同3位)、前回準優勝の第2シードにロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン/同19位)、第3シードにガエル・モンフィス(フランス/同16位)など、ハイレベルなメンバーが集まっている。
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