3月7日、WTAは世界ランキングを更新。大坂なおみ(フリー)は前週から2つランクアップした78位となり、土居美咲(ミキハウス)が8つ落とした95位となった。
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先週WTAツアーでは、2大会が開催。「リヨン・オープン」(フランス・リヨン/WTA250)では、ジャン・シューアイ(中国)がダヤナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)を3-6、6-3、6-4の逆転で破って、4年半ぶりとなるツアー3勝目を獲得。ランキングを64位から41位へとジャンプアップさせた。
また、「モンテレイ・オープン」(メキシコ・モンテレイ/WTA250)では、レイラ・フェルナンデス(カナダ)が、カミラ・オソリオ(コロンビア)を6(5)-7、6-4、7-6(3)で下し、大会2連覇を達成。ランキングこそ21位のままだが、今週9日からスタートする「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)に向けて弾みをつけた。
その「BNPパリバ・オープン」には、全豪オープン以来の試合を迎える大坂なおみ(フリー/同78位)が出場する。大坂にとって同大会は、2018年にツアー初優勝を果たし、その後4度のグランドスラム制覇を成し遂げるきっかけとなった大会。誰が勝ってもおかしくない競争が激しい女子テニスの中で、再び飛躍を遂げるきっかけをつかめるだろうか。