3月8日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)の本戦スタートに先駆け、エキジビションマッチ「アイゼンハワー・カップ」が開催され、大坂なおみ(フリー/世界ランク78位)が登場。
【動画】大坂なおみ、アニシモワに敗れるも笑顔で握手
国際女性デーだったこの日は、WTAの8名のトップ選手が参加。大坂のほか、アリーナ・サバレンカ(同3位)やマリア・サッカリー(ギリシャ/同6位)、パウラ・バドサ(スペイン/同7位)、オンス・ジャバー(チュニジア/同10位)、レイラ・フェルナンデス(カナダ/同21位)、シモーナ・ハレプ(ルーマニア/同26位)、そして、ヒジの怪我により欠場したバルボラ・クレチコワ(チェコ/同2位)の代わりに急きょ出場することとなったアニシモワの8名が登場した。
試合は10ポイントタイブレークで行われ、8名による勝ち抜き戦。優勝者は、15万ドル(約1740万円)を獲得できる。
大坂は、全豪オープン3回戦で敗れているアニシモワと対戦。3-10で敗れたものの、共同オーナーとして自らも出資をしているNWSL(アメリカ女子サッカーリーグ)のノースカロライナ・カレッジのユニフォームを着用してプレーをし、女子スポーツ界を後押し。大会を盛り上げた。
そして、大坂に勝利したアニシモワは準決勝でバドサを、決勝でサッカリーを下して優勝。大会は公式サイトで「私は賞金の一部をウクライナの救済基金に寄付する。私たちはここにいて楽しんでいるけれど、とても大変なこと」とアニシモワのコメントを掲載した。なお、このイベントのチケット売り上げは、国際女性デーにちなみ地元の女性慈善団体に寄付される。
3月9日にスタートする「BNPパリバ・オープン」では、初戦で2017年のUSオープンチャンピオンであるスローン・スティーブンス(アメリカ/同38位)と対戦する大坂。全豪オープン後、初めてとなる公式戦でどのような戦いを見せてくれるだろうか。
【関連記事】大坂なおみ、初戦で2017年US覇者の世界38位スティーブンスと対戦[BNPパリバ・オープン]
【関連記事】大坂なおみの本戦ストレートインが決定「2年を経て戻ってこられて良かった」[BNPパリバ・オープン]
【関連記事】大坂なおみがキリオスと練習! キリオス「チャンピオンの意欲はかなりすごい」